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今日の
吉行淳之介の名言
☆
11月30日
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1.
熱情がお互いの心と躯(からだ)にあふれた状態において、
そのことを確かめ合える肉体関係が、
恋愛の理想的な境地だと私は思う。
古風な言葉でいえば
「霊肉一致の境地」といったものである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
恋愛のときには、
精神も昂揚(こうよう)しているし、
女の欠点がかえって長所に見えることもある。
女の方も、
結婚したらこれこれしてあげます、
といった類のことを言葉や態度で示すから、
そのころには女の「隠されたるその恐るべき実態」は、
男には見えない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
おもおもしげな様子で口をつぐんでいる人間や、
悩ましげな顔で沈黙している人間は、
どうもインチキくさい気がするので、
そういうのは大いに笑い飛ばすことにしている。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
惚れるという操作は非常に観念的なもので、
つまり、ある対象物によって触発されてイメージを作り上げて、
その自分勝手に作り上げたイメージに自分が惚れるということだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
誘惑者というものは、
相手を手に入れること自体よりも、
手に入れるまでのプロセスを愉しむものである。
従って、その過程が複雑になればなるほど、
その愉しみも大きくなる。
場合によっては、
わざとそのプロセスを複雑にすることさえある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
わが国の場合は、
作者の心象風景を描いている作品に、
なまじの詩作品よりはるかに「詩」になっているものが多い。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
「一目惚れ」ということは
「浮気な性質」ということとは無関係だ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
捨てたいとおもっている女から、
逆に振られる……。
それができるのが、
天才というものである。
加害者が被害者の姿勢で、別れることができるのは、
凡人には無理である。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
ぼくは、
男らしさとか、男のやさしさというのを考える場合、
女というものは頭におかない。
女がどう見るだろうかという意識をもたない。
つまり自分、男にとって、
男らしさとはなんだろうという、
そういう考えかたをします。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
恋愛をして分かることの一つは、
時間というものは
一定の速度で過ぎて行かぬということである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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