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今日の
吉行淳之介の名言
☆
7月20日
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1.
外国では、
詩から散文に移るのというのが
作家の普通のタイプと聞く。
この場合、詩というのは、
文章の鍛練という意味ばかりでなく、
自分自身にかかずらわり
、自分自身の内部の風景を表現したい
という気持のあらわれた形という意味でもある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
お互に自分のエゴイズムの上に立った自己陶酔を、
恋愛と思い違えている。
いや、おそらく恋愛の実態は、
そういうものかもしれないが。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
ある事柄を一つの角度でしか見られないのは、
頭脳の柔軟性を失っていることで、
これは近年自分でも十分注意している。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
猫背というのはやっぱり、
精神的な姿勢だ。
もう、背骨の彎曲(わんきょく)ってもんじゃない。
精神的な姿勢がずうっと持続していくうちに、
背骨が曲がる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
夢中で一人角力(ずもう)をしている人のコッケイさが、
とかく初恋というものにつきまとう。
思い返したときの初恋の味が、
甘酸っぱくホロ苦いということは、
こういうところに原因がある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
女性というものは
あまり真剣に、ギコチナクなるほど惚れてくる男性には、
なにか堅くるしい気詰まりな気持を抱くらしい。
「スマートじゃないのよ」とか、
「なんだか神経が重たくなって厭(いや)」とか言って、
敬遠気味になる。
ところが、その同じ男性が、
惚れていない女性にたいしては
結構スマートに振舞っている、
という事実を、
女性は見逃しやすい。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
悪女は
常に男女関係に危機感をあたえるので、
その男女の間柄が古びてこない
という美点がある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
女に裏切られたって。
つまり、
君は自由になった、
ということじゃないか。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
娼婦というのは、
ある意味じゃ非常に優位な立場でね。
自分がもう捨てるものがないんだから、
男を幾らでもひどい目に遭わすことができるわけですね。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
女は「受動」で、男は「能動」
という考え方に異論はないが、
「受動」がそのままのかたちで加害者になることができることを、
世の中は知らない。
いや、知ってはいるのだが、
そういう言い方を許さない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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