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今日の
寺山修司の名言
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4月3日
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1.
朝の「さよなら」は舌に残った煙草(たばこ)の味だ。
シーツの皺(しわ)。
モーニング・コーヒーのカップに沈んだ砂糖。
そしてなんとなく名残(なご)り惜しく、そのくせすこしばかりの自己嫌悪がともなう。
(
寺山修司
)
2.
人生は、連続しているのではなく断ち切れており、人は一生のうちに「何人かのべつの人間」として生きるのだ。
(
寺山修司
)
3.
すでに完成した形式に自分をあてはめて、複製品になろうとしている人たちなどは、考古学的な興味をひくにしか値しない。
(
寺山修司
)
4.
マゾヒストは、ただ、相手のなすにまかせて、白日夢のなかに遊んでいればいい。
マゾヒズムこそは、貴族の快楽であり、まったく〈あなたまかせ〉で、できるゲームなのだ。
(
寺山修司
)
5.
現代では、虚構と現実が二元的に対立している訳ではありません。
両者は、わかちがたく結びついているのです。
(
寺山修司
)
6.
書を捨てよ、
町へ出よう
(
寺山修司
)
7.
地上は限りない戦いのために見えない血であふれています。
(
寺山修司
)
8.
消しゴムがかなしいのは
いつも何か消してゆくだけで
だんだんと多くのものが失われてゆき
決して
ふえることがないということです
(
寺山修司
)
9.
「名言」は、言葉の年齢とは関係ない。
それは決して、年老いた言葉を大切にせよということではなく、むしろその逆である。
老いた言葉は、言葉の祝祭から遠ざかってゆくが、不逞(ふてい)の新しい言葉には、英雄さながらのような、現実を変革する可能性がはらまれている。
(
寺山修司
)
10.
墓は立てて欲しくない。
私の墓は、私のことばであれば、充分。
(
寺山修司
)
11.
女は生きてきた月日を思い出すとき、それが夫であったり、家であったり、山鳩(やまばと)の啼(な)いている森であったり、お祭りであったりする。
だがそれは故郷とは別のものだということを男は知っている。
(
寺山修司
)
12.
ボクサーは自分に勝つ必要なんかない、敵にだけ勝てばいいんだ。
敵と戦わなきゃならん大切なときに、
自分とも戦うなんて、無茶なことだ。
まるで、二人も相手にするようなもんじゃないか。
(
寺山修司
)
13.
明日何が起こるかわかってしまったら、明日まで生きるたのしみがなくなってしまうことだろう。
(
寺山修司
)
14.
賭博のなかで最大のものは「人生を賭けること」だ。
なぜなら、カジノで負けても奪われるのはお金だけだが、人生で負ければ、奪われるのは命だからである。
(
寺山修司
)
15.
大体、モラル(道徳)というのは未開社会で、ある上層階級が経済の上で優位に立って、権力を持ちはじめたときに、規律として「おしつけた」のがはじまりだったが、私たちに必要なのは規律ではなく、自律なのである。
(
寺山修司
)
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