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今日の
寺山修司の名言
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12月27日
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1.
私は、〈過去〉という文字にルビをふるときにエクスペリエンス〈経験〉とするよりも、ストーリー〈物語〉とする方が当たっているという意見で、「過ぎ去ったことはすべて物語にすぎない」と思っている。
(
寺山修司
)
2.
自叙伝などは、何べんでも書き直し(消し直し)ができるし、過去の体験なども、再生をかぎりなくくりかえすことができる。
できないのは、次第に輪郭を失ってゆく「私」そのものの規定である。
(
寺山修司
)
3.
人間が裸になることは、一つの変身だ。
それは「生まれたままの姿になる」ことでも、「ありのままの正体をさらす」ことでもなく、むしろ逆だ。
(要約Ver)
(
寺山修司
)
4.
政治と言うものは、滅私への道を見出すことだ。
(
寺山修司
)
5.
人には「歴史型」と「地理型」がある。
歴史型は一ヶ所に定住して、反復と積みかさねの中で生を検証し、地理型は拠点をかえながら出会いの度数をふやしてゆくことによって生を検証してゆくのであった。
(
寺山修司
)
6.
つまらない書物というのはないが、つまらない読書というのはある。
どんな書物でも、それを経験から知識にしてゆくのは読者の仕事であって、書物のせいなどではないからである。
(
寺山修司
)
7.
書物はしばしば「偉大な小人物」を作るが、人生の方はしばしばもっと素晴らしい「俗悪な大人物」を作ってくれるのだ!
(
寺山修司
)
8.
目的はいつも犯罪者で、それを追いかける刑事とは想像力の喩(たとえ)なのではあるまいか。
(
寺山修司
)
9.
政治は理屈じゃないよ。
政治はアジア問題でも、唯物論でもない。
政治はほら、あの、ガンガンと頭の痛くなるような道路工事だのタクシーの値段なんだよ。
(
寺山修司
)
10.
少なくとも、薪(まき)を背負って本を読むよりは、薪を下ろして本を読む方が頭に入ります。
それに、読書は人生のたのしみであって、義務ではない。
山道を歩くときには、本ではなくて山道を“読む”べきです。
(
寺山修司
)
11.
猫……青ひげ公の八人目の妻
猫……財産のない快楽主義者
猫……毛深い怠け娼婦
猫……このスパイは よく舐(な)める
(
寺山修司
)
12.
ほらほら、星が出ている。
出ているけど、屋根があるから、ここからは見えない。
だが、見えない星も人生のうちなんだ。
見えるものばかり信じていたら、いつかは虚無におちるだろう。
(
寺山修司
)
13.
さよならだけが
人生ならば
またくる春はなんだろう
(
寺山修司
)
14.
海には叙情詩と男声合唱のひびきがある
(
寺山修司
)
15.
差別はそれ自体としては科学の領域に属し、
共同体が必然的に内包する現象と考えても差し支えないだろう。
(
寺山修司
)
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