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今日の
寺山修司の名言
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12月17日
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1.
現代では、国家権力をふくめて、あらゆる抑圧との闘いに有効なのは、犯罪そのものではなくて犯罪的想像力である。
それは言語による犯罪空間の形成ということであり、歴史の表面にはあらわれない血の惨劇によって、私たちの「内なる法」を破るということである。
(
寺山修司
)
2.
てのひらは、しばしば自身の曇り鏡であり、あてさきのない葉書であり、市街図であり、そして自分の個人史である。
(
寺山修司
)
3.
私は、あらゆる戦争を認めないが、それは決して平和が好きだからではない。
(
寺山修司
)
4.
私たちは、靴屋に靴を作ることを代行させた。
洋服屋に洋服を作ることを代行させた。
コックに肉を焼くことを代行させた。
そして、政治までも代議させることを許してきたのだから、愛したり、悲しんだりすること位(くらい)は自分のために残しておきたい、と思うのだ。
(
寺山修司
)
5.
恨んでも恨んでも恨みたりないのだよ、祖国ということばよ!
(
寺山修司
)
6.
賭博精神は、どちらかといえば無頼(ぶらい)のものではなくて、熱い達観者の思想なのである。
(
寺山修司
)
7.
貞淑(ていしゅく)さを失った関係はわびしいが、貞淑をいつも必要としている関係は、もっとわびしい。
私有しなければ貞淑さなど問題にならぬことなのだ。
(
寺山修司
)
8.
不死身……それはにんげんのみる最後の夢、一番重い病気だ。
だが死なずに老いてゆくとしたら、それは何というおそろしいことだ。
(
寺山修司
)
9.
チルチルとミチルにとっての幸福は、わが家の鳥籠の中にいた青い鳥などではなく、あの長い遍歴行(へんれきこう)そのものであった。
(
寺山修司
)
10.
思いだされるような過去形の奴になるのは
何とも不本懐なことではありませんか。
わたしは
「思いだされるような奴」になるよりは
「忘れられない奴」になるべきだ、
と思っています。
(
寺山修司
)
11.
過去はもはや「失われた祖国」でしかないのだ。
(
寺山修司
)
12.
人生の暗い部分を見ない人間には、
その深さはわからない。
(
寺山修司
)
13.
時には母のない子のように
だまって海を見つめていたい
(
寺山修司
)
14.
人々はあらかじめ万物を記憶して生まれてくる。
思い出というのは、その中の何を覚えつづけていたか、ということではなく、何を忘却してしまったか、ということによって決定される。
(
寺山修司
)
15.
海には失われた声がある
(
寺山修司
)
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