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今日の
寺山修司の名言
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6月21日
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1.
友情は人間が事物的に扱われてゆく「科学の法規」から身を守るための、最後の熱い砦(とりで)だと思われる。
(
寺山修司
)
2.
カフカは『兄弟殺し』の中で「なぜ人間は血の詰まったただの袋ではないのか」と問いかけているが、その答えは簡単だ。
人間は「話しかける袋」だからである。
「血の詰まったただの袋」は、決して叫んだり話しかけたりはできないのである。
(
寺山修司
)
3.
たまには怒ったら、どうですか?
怒ると、人間らしくなる。
少なくとも怒れるってことは植物じゃできないことだからね。
(
寺山修司
)
4.
木という字を一つ書きました
一本じゃかわいそうだから
と思ってもう一本ならべると
林という字になりました
(
寺山修司
)
5.
ほんとうは、名台詞(せりふ)などというものは生み出すものではなくて、探し出すものなのである。
(
寺山修司
)
6.
(ネロやヒットラーの)間違いは
彼らが権力者だったことにあるのではなく、
だれかが権力をもちすぎたことにある。
(
寺山修司
)
7.
幻想を嘲(わら)うものは、
幻想によって復讐(ふくしゅう)される。
(
寺山修司
)
8.
「おまえを育て、かわいがってきたのはこのわたしであっておまえの恋人ではない」という母親だったら、なおさら捨てなくてはいけません。
(
寺山修司
)
9.
劇場とは、施設や建物のことではなく、劇的出会いが生成されるための「場」のイデオロギーのことである。
どんな場所でも劇場になることができるし、どんな劇場でも劇が生成されない限りは、日常的な風景の一部にすぎなくなる。
(
寺山修司
)
10.
死んだ人はみんなことばになるのだ。
(
寺山修司
)
11.
まったく、思いがけない一行でも、
それが、だれかに行動の機会を作ることが出来たとしたら、
一行の作者の意図など問題にならないことだろう。
(
寺山修司
)
12.
子供の頃、おばあさんが、──そんなことをすると地獄におちますよ。
と言って、私たちのいたずらを戒めたものだが、「上手な地獄の利用法」は、法の戒めをおそれぬこと(あるいは合法の下におかされている数えきれぬ罪)を戒めるために、地獄のおそろしさを教えてやることなのではないだろうか。
(
寺山修司
)
13.
恨んでも恨んでも恨みたりないのだよ、
祖国ということばよ!
(
寺山修司
)
14.
私にとって大学の理想は、
三人、五人、十人といった
「私塾」的なものである。
パルチザン的な、
人間的なつきあいが最小限に守られるような
はとバス的大学、走る大学、
そして学生自身が
自分の欲求で国家的使命を越えられる
(国家的使命から)解放された大学。
(
寺山修司
)
15.
生きること、日常のすべてを、
他の人たちと同じようにしてはいませんか?
たった一度しかない人生を、
一つ一つ、無意識に概念に操られているならば
何んてもったいないことか。
そのことを気づかぬかぎり、
たぶんあなたに、自由はないでしょう。
しかし、そうした疑問が生まれた瞬間から、
あなたは自分自身の未来になることができるかも知れないのです。
(
寺山修司
)
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