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今日の
短歌・道歌の名言
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６月２日
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1.
人並の才に過ぎざる
わが友の
深き不平もあはれなるかな
（
石川啄木
）
2.
老いたるも若きも死ぬる習いぞと
しりかほにしてしらぬ身ぞうき
（ 多聞院英俊 ）
3.
いささかの為事(しごと)を終へてこころよし
夕餉(ゆうげ)の蕎麦(そば)をあつらへにけり
（
斎藤茂吉
）
4.
春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて 冷(すず)しかりけり
（
道元
）
5.
世の中は 今より外(ほか)は なかりけり 昨日は過ぎつ 明日は来たらず
（ 今様歌 ）
6.
とるに足らぬ男と思へと言ふごとく
山に入(い)りにき
神のごとき友
（
石川啄木
）
7.
あまりある才を抱(いだ)きて
妻のため
おもひわづらふ友をかなしむ
（
石川啄木
）
8.
助からぬ命と思えば一日の
小さな喜び大切にせん
（
島秋人
）
9.
命ありてまた着んものか夏のシャツ
しまいつついて心はゆらぐ
（ 宮原包治 ）
10.
笑ふにも笑はれざりき――
長いこと捜(さが)したナイフの
手の中うちにありしに。
（
石川啄木
）
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