名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
11月27日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
宴(うたげ)が果てる。
たのしいことが終わる。
そのとき、席を立つ、その立ちかたに、人間のすべてが出るものだ。
(
田辺聖子
)
2.
いい男とは可愛げがあって、ほどがよくて、“生きてること好(ず)き”という男である。
(
田辺聖子
)
3.
夫に対していつまでも好奇心をもつというのも、結婚の幸福かもしれない。
(
田辺聖子
)
4.
噂というのは「あの人なら、さもありそうなことだ」と思わせる雰囲気をもっていれば成功で、その出来具合に感心するのも噂のたのしみである。
(
田辺聖子
)
5.
妻があれば、どんなにしても、「恰好(かっこう)よく」生きることはむつかしい。
(
田辺聖子
)
6.
私は、男と女が、仲よくくらす最大の秘訣は、「ほめあうこと」「ご機嫌をとること」だけだと思う。
せっかく、多くの男や女の中からえらばれて結ばれた二人だから、せいぜい、おたがいに大事にしあい、相手がそれに慣れてワガママをいい出すくらい、ご機嫌をとってやればよろしいのだ。
(
田辺聖子
)
7.
目の前に見ているのに、
「違う!」と否認するのは、
これはコドモにはできない。
オトナの器量が要(い)る。
(
田辺聖子
)
8.
現代は(※物ごとはみな)変わればいいように思っている(※人が多いようだ)が、いつも変わらずソコにあり、ありかたもキマっていて、ついでに、あまりの変わりなさに忘れてしまう、そういうのは人間の社会でいちばん好ましいことである。
それを見ると、人は心やすらぐ。
(
田辺聖子
)
9.
女房を頼りにして、女房がいなけりゃどうするんだろう、やっぱりこの人のために面倒みてやらんならんという気を女に起こさせてしまう男を、悪夫(あくふ)という。
(
田辺聖子
)
10.
私たちが平常、人生で会う、
「美について一家言」ある人は、
その美に固執するあまり、
円滑な対人関係を持ちにくい人が多いものである。
(
田辺聖子
)
11.
ニセモノのレストランというのは、礼儀正しいのではなく、いんぎん無礼なのであり、聞いても給仕が料理のことを知らず、関心なく、客をバカにしたりしている。
いきつけの常連ばかりチヤホヤしたりする。
料理がいかに美事(みごと)でもそれはニセモノである。
(
田辺聖子
)
12.
食物は、不幸な人がつくると、どこかに激越な、投げやりなものがあらわれて、こまやかな味わいにならない。
(
田辺聖子
)
13.
お金より好きなものを持ってる人って、現代では最高のロマンチストなんだもの。
(
田辺聖子
)
14.
ロマンチックというのは、人生が一瞬、あけぼの色に、仄(ほの)明るんでくることです。
(
田辺聖子
)
15.
美しく老いるのはむつかしい。
やさしく老いるのはよりむつかしい。
可憐に老いるのは更にむつかしい。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ