名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
11月10日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
面白い話というのは、体臭(=人間臭さ)があればこそ、のものなのだ。
(
田辺聖子
)
2.
人って、所詮(しょせん)、ゲームしてなくちゃ、人生の間(ま)が保(も)たない種族なのかもしれないなあ。
(
田辺聖子
)
3.
このニッポンにあるのは、男と女のオトナの世界ではなく、お袋と息子の親子の世界がすべての心情を支配している。
いやらしい国である。
(
田辺聖子
)
4.
結婚生活の根本要諦はこだわらないことだ。
(
田辺聖子
)
5.
恋に味付けし、陰影を深め、たのしみを増やすのは芝居気なのである。
(
田辺聖子
)
6.
女の恋ごころというのも、女の好色(すき)ごころというのも、大体は、好奇心から出ている。
(
田辺聖子
)
7.
子どもなんてタカラ子(ご)ではないのだ。
子どもは〈不良の素(もと)〉〈非行の素〉なのだ。
(
田辺聖子
)
8.
未完成の親が
未完成の子を育てるのがよい。
(
田辺聖子
)
9.
目立つのはダサい。
(中略)現代では目立つのはアホのするこっちゃ。
カシコ(=かしこい人)は目立たんことに、全力あげて生きてる。
(
田辺聖子
)
10.
身内(=身内との貸し借り)はきっちり、せなあかん。
身内で勘定と感情がこじれると、持ってゆきばがないから爆発する。
身内との貸し借りはきっちり、他人とはナアナアでエエ。
他人なら、がまんできんようになったら、裁判に訴えたり、殴ったり、時と場合によったら殺したりもできる。
(
田辺聖子
)
11.
不倫が夫婦より面白いのは、どちらもエエところばかりを見せ合うからである。
(
田辺聖子
)
12.
家庭が面白おかしいものであれば、崩壊するのも早いであろう。
平和と面白おかしいのとは、両立しない。
(
田辺聖子
)
13.
私たちは(中略)内心はマゴマゴしつつ、うわべはまだ突っ張っているが、自分では若さを失いつつあることを、よく知っている。
しかし「若さ」から「いさぎよく引退」はしたくない。
また、人にもそう思われたくない、その矛盾に不安をおぼえつつ、虚勢を張らずにいられない、そのへんのマゴマゴぶりに私は何ともいえぬ人間の旨味を見出す。
(
田辺聖子
)
14.
男の匂いが近くにする、というのは、わりに女を弾ませるものである。
(
田辺聖子
)
15.
女は淋しいなどといわれるのは侮辱である。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ