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今日の
田辺聖子の名言
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10月26日
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1.
花というものは、華やかなものではないんですな、本来、素朴なもんですな。
ですから、飾りたてた部屋には元来、向かんのですよ。
日本間の、何の飾りもない床の間に活(い)けると引き立つでしょう?
(
田辺聖子
)
2.
スピーチや講演の上手(うま)すぎる人はイモ。
(
田辺聖子
)
3.
文章を書くということ、特に自分のことを自分で書く、というのは、ナマ身の自分がいっぺん死ぬことである。
(
田辺聖子
)
4.
女というものは自然現象と同じで、責めたりなじったりするものではない。
(
田辺聖子
)
5.
人生でたのしみをみつける条件というのは、想像力や好奇心をもてるかどうか、にかかっていると思うものだ。
(
田辺聖子
)
6.
知らないことは「知らない」といい、はじめて聞いて「えっ。
ほーんと」とおどろく、素直な顔、それから、何かに興趣をもったり関心や欲望を持つと、トライしてみようと早速、モリモリとエンジンのかかる顔──そういうのがいい顔であって、だから七十歳の若い顔もあれば、十七、八の年寄顔もいるわけである。
(
田辺聖子
)
7.
人は、点と点のつきあいでよい。
全貌(ぜんぼう)くまなく捉える線のつきあいでなくともよいのだ。
(
田辺聖子
)
8.
女と年寄りは金の要るもの、ましてや、女であって年寄り、という存在は、人一ばい金が要る。
なんのために?
プライドと自立を守るためである。
八十になって、ヒトに(息子も含む)ああせい、こうせい、と指図を受けなくてもすむように生きるため、である。
(
田辺聖子
)
9.
下卑(げび)ずに年とるって、むつかしい。
(
田辺聖子
)
10.
女は酒を、くどかれるために飲む。
(
田辺聖子
)
11.
生きいそぐことはない。
生きいそぐことはトシとるのもいそぐことになるんでね。
(
田辺聖子
)
12.
オトナの男女たるものは、ヒルの話をヨルするな、ヨルの話をヒルするな。
(
田辺聖子
)
13.
人生というのは、成行まかせに抛(ほう)っておくと、しかめつら、泣きっつらばかりで埋まってしまいがちである。
だからちょいとしたこと、たとえばよく気のつく人がこっちの立場をおしはかり、ちょっとした動作で手を添え、心を添えてくれると、フト笑顔がこぼれたり、「ありがと」とか「あ、すみません」という言葉が出る。
その反対に、自分も(※同じことをすることで)、人のそれを受けとることもある。
(
田辺聖子
)
14.
ま、人生はだましだまし保ってゆくもの、
ゴチャゴチャしてるうちに、持ち時間、終わるよ。
(
田辺聖子
)
15.
(※人生の)戦友というのは、
もう、男・女を超越したものである。
同じ世代を生きて、
まだあと何十年か生きなければならない、
その共感と連帯感は戦友でなければわからぬ。
(
田辺聖子
)
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