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今日の
田辺聖子の名言
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7月4日
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1.
宴(うたげ)が果てる。
たのしいことが終わる。
そのとき、席を立つ、その立ちかたに、人間のすべてが出るものだ。
(
田辺聖子
)
2.
夫婦円満の秘訣のフレーズはただ一語のみ。
(中略)それは、「どうぞ」というコトバである。
もし、二語あるとすれば、「どうぞ、どうぞ」というリフレインである。
それは誘(いざな)うことでもあり、相手の主張をみとめることでもあり、譲歩、妥協することでもある。
(
田辺聖子
)
3.
食欲旺盛なのは恋にとって決してよい徴候ではない。
(
田辺聖子
)
4.
(※言いたいことに)あんまり大きな中身があるときは、却(かえ)って言葉は空転して、手近なもんで間に合わせることがある。
(
田辺聖子
)
5.
人の青春というものは、いくつもスペアのあるものだ。
年とってみるとそのことがよくわかる。
(
田辺聖子
)
6.
男の自尊心というのは風船玉のようなもので、ちょっと針先で突(つつ)けば、ぱーんと爆(は)ぜ割れそうになっている。
(
田辺聖子
)
7.
やってみたら、またべつの力も出てくる。
人間は変わる。
倍々ゲームみたいに、変わった分の大きさでまた変わるから、度合いがだんだん大きゅうなっていく。
(
田辺聖子
)
8.
女の子の集まりがながつづきするヒケツは、
「KINTAMA」のひとことに尽きる。
つまり、「協調すれども介入せず」ということ。
(
田辺聖子
)
9.
腹ぎたなくない男、というのは世のタカラモノで、珍重するに足り、愛着するに足る。
(
田辺聖子
)
10.
結婚の意義、夫婦の自覚、そんなものは、なければ評論家がメシのタネに困るから、大切そうに掲(かか)げられてあるだけでは、要は、おたがい仲よく長生きする、これだけである。
それにはご機嫌をとりあい、甘やかし合う。
それだけなのだ。
(
田辺聖子
)
11.
人生の事実は単に素材で、
そこから何かを作るのが人間の仕事である。
(
田辺聖子
)
12.
女は〈男の率直〉を嗤(わら)いものにし、憐れんだりするくせに、奇妙ないとしさと尊敬をもって率直な男に惹(ひ)かれるのである。
(
田辺聖子
)
13.
いまの男の政治家は、うわべをつくろうのだけは好きだが、マジメ・律儀という根本の必要な部分は脱落欠落しているのが多い。
(中略)政治こそ、女がやるに適した仕事であろう。
(
田辺聖子
)
14.
不倫もあってはならぬことである。
(こういうことをしておっては、あかんなあ……ワルイことを)と思いつつ、ついつい……というところがある、
これはひたかくしに秘めている所に、(※人生の)香水の魅力があるといってもよい。
(
田辺聖子
)
15.
子供論・教育論は子供のいない人に論じさせよ、
夫婦論は独身者に、
小説作法は小説家よりも読者に書かせろ。
(
田辺聖子
)
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