名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
7月2日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
いい友達を持ってる、いうのが、人間のいちばんのお手柄や、思うわ。
(
田辺聖子
)
2.
みんな(※が)きらう人、なんてのはいるけど……、みんな(※が)ホメる人って、どこかヘンなんではないか。
みんながホメるというのは、どこかおかしい。
あり得ない。
なんか、ウソついてるところがあるのではないか。
どこか、まやかしがある。
でないと、みんな(※が)ホメるはずはない。
(
田辺聖子
)
3.
すべてこの世のことは、
事実の方が先行し、
理屈や論議はあとからいそいで追いかけていくものらしい。
(
田辺聖子
)
4.
(※人生の)戦友というのは、もう、男・女を超越したものである。
同じ世代を生きて、まだあと何十年か生きなければならない、その共感と連帯感は戦友でなければわからぬ。
(
田辺聖子
)
5.
男と女は、向き合ってるときだけが真実で、独占できるのもそのときだけ、ということを知ってるのが、おとなの男女の教養というもんだろう。
(
田辺聖子
)
6.
同じモノを食べてる夫と妻は、和合しやすく、仲よしになりやすい。
(
田辺聖子
)
7.
日本の風土は、しめっぽいくせに、未成熟であつかましく(オトナになってない証拠)野卑で浅薄(せんぱく)で粗放である。
(
田辺聖子
)
8.
噂というのは「あの人なら、さもありそうなことだ」と思わせる雰囲気をもっていれば成功で、その出来具合に感心するのも噂のたのしみである。
(
田辺聖子
)
9.
妻というものは、相手(=夫)が黙っていると、こちら(=自分)の理の当然に、相手が屈服していると思う種族である。
(
田辺聖子
)
10.
親が子におカネを使いすぎる、というのも、オトナ国でない証拠。
(
田辺聖子
)
11.
男は女が(=女を)バカだと思うことによって、安心立命(りつめい)している動物である。
(
田辺聖子
)
12.
女の恋ごころというのも、女の好色(すき)ごころというのも、大体は、好奇心から出ている。
(
田辺聖子
)
13.
(※年寄りは)タガなんてはずしたほうがよろし。
七十になってまだタガをはめてるような人間は大した人間やない、
七十やからこそタガをはずしますのや。
(
田辺聖子
)
14.
親が子を叱るのはあたり前、とか、愛の鞭(むち)などというのはよくいわれるが、しかしそれも人により、誰にでもできぬ(=誰にでもできることではない)。
(中略)心のきめのこまかい、気よわな平和主義の人間にはむつかしいことである。
人には向き不向きがある。
(
田辺聖子
)
15.
不倫もあってはならぬことである。
(こういうことをしておっては、あかんなあ……ワルイことを)と思いつつ、ついつい……というところがある、
これはひたかくしに秘めている所に、(※人生の)香水の魅力があるといってもよい。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ