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今日の
空の名言
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12月14日
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1.
(男のひとは)理想だの哲学だの苦悩だのと、
わけのわからんような事を言って、
ずいぶん空(そら)の高いところを眺(なが)めているような恰好(かっこう)をしていますが、
なに、実は女の思惑ばかりを気にしているのです。
ほめられたい、好かれたいばかりの身振りです。
(
太宰治
)
2.
使ひ鳩(ばと)かへる空みち夕焼けぬ
(
大橋櫻坡子[大橋桜坡子]
)
3.
木立の上に、
空があればいい。
大きな川の上に、
風の影があればいい。
花と鳥と、光差す時間、
そして、おいしい水があれば。
僅(わず)かなもの、ささやかなものだ、
人の生きる権利というものは。
(
長田弘
)
4.
冬日(ふゆび)淡くまだ空谷に届かずて
(
大野林火
)
5.
(雲雀(ひばり)は)のどかな春の日を鳴き尽くし、鳴きあかし、又鳴き暮らさなければ気が済まんと見える。
その上どこまでも登って行く、いつまでも登って行く。
雲雀は屹度(きっと)雲の中で死ぬに相違ない。
登り詰めた揚句(あげく)は、流れて雲に入(い)って、漂うているうちに形は消えてなくなって、只(ただ)声だけが空の裡(うち)に残るのかも知れない。
(
夏目漱石
)
6.
大空に又わき出でし小鳥かな
(
高浜虚子
)
7.
夢は虹に満たされ
虹は夢に満たされ
空じゅう
虹になれ
〈現代文表記〉
(
高橋元吉
)
8.
夫婦となり空につめたき日が一つ
(
八田木枯
)
9.
空は太初の青さ妻より林檎うく
(
中村草田男
)
10.
天高しもう悲しみは過去にして
(
稲畑汀子
)
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