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今日の
空の名言
☆ ８月１９日 ☆
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1.
ふるさとの空遠(とほ)みかも
高き屋(や)にひとりのぼりて
愁(うれ)ひて下(くだ)る
（ 石川啄木 ）
2.
私は私であることが嬉しい。
青空と田舎道と露の滴を見ていると、
嬉しくなる。
（ リゼット・W・リーズ ）
3.
すべての星と月、そして太陽は、
あなたに属している。
…ただ、この鳥かごへの執着を落とし、
鳥かごから出ていくだけで、
空全体があなたのものになる。
（ オショー［オショウ］ ）
4.
今の日本では、新聞を読むということは、
実は漁師が（天気を予測するために）浜に出て空を見るのと同じである。
そこで雨ガエルの声も馬鹿にならぬということになるのだ。
私が文筆業者として果たしてみたいと思うのは、
この雨ガエルの役割である。
（ 大宅壮一 ）
5.
黙ったまま、ずっと雨空をみあげていると、いつかこころのバケツに雨水が溜まってくるようだ。
むかし、ギリシアの哲人はいったっけ。
（･･････魂はね、バケツ一杯の雨水によく似ているんだ･･････）
（ 長田弘 ）
6.
我々は翼が欲しいという欲望を持っている。
にもかかわらず結局は空を飛ぶことはできない。
要するに、我々は幸せなのだ。
さもなければ、空気はやがて吸うに堪えなくなるに違いない。
（ ジュール・ルナール ）
7.
たのしみは空暖かにうち晴れし
春秋の日に出(い)でありし時
（ 橘曙覧 ）
8.
空を見て、しみじみと美しく、感ずる日がある。
見ても見ても、あきないで、吸いつけられる時がある。
こんな日には、眠ると、楽しい夢をみる。
（ 後藤静香 ）
9.
飛ぼうとするものは、何よりも空を見抜かねばならぬ。
（ 寺山修司 ）
10.
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。
（ 金子みすゞ ）
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