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今日の
芝居・演劇に関する名言
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12月27日
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1.
(作者が)自分の「世界」に観客の嬉しがりそうな「趣向」を潜り込ませるのは妥協であるかもしれない。
だが、この妥協のなんと快いことであろうか。
(
井上ひさし
)
2.
演出家と演出部スタッフとは、演技者が生きてそこにいる者に変身することを、わがことのようによろこぶ無私の人たちであり、無私であるからこそ、これほど辛い仕事も続けてゆくことができるのです。
(
井上ひさし
)
3.
傍観者になるな。
ピエロでもいいから舞台に立て。
( ある予備校教師 )
4.
ある空間を設定し、その前に観客の眼を想定し、その空間においてどのように身を構えるかと考えた時、我々の「演劇」ははじまっているのである。
(
別役実
)
5.
女に惚(ほ)れられて、死ぬというのは、これは悲劇じゃない、喜劇だ。
いや、ファース(茶番)というものだ。
滑稽(こっけい)の極(きわみ)だね。
誰も同情しやしない。
(
太宰治
)
6.
お客様の信頼を裏切るような作品を仕出かしてしまったらどうしよう。
そう思うと気分は暗く重くなり、毎夜、いやな夢ばかり見て「ああ、自分はなんだってまた芝居などというオソロシイものをはじめてしまったのだろう」と、千悔(せんかい)も万悔(ばんかい)も臍(ほぞ)を噬(か)むのです。
そしてあのおそろしい神経性下痢がはじまります。
(
井上ひさし
)
7.
重要な試験を明日に控えて猛勉強中という異常事態に入り込んでくる日常、あるいは助け合い頼り合って生きている家族の日常のなかに潜む狂気。
笑劇の手法を利用してこれらを取り出し組み合わせて、人生の憂愁を微笑のうちに描くのがチェーホフのやり方だった。
(
井上ひさし
)
8.
皆が喜んでくれる自分を演じるより、
人目を気にせず
素顔の自分を表現すれば楽になる。
(
美輪明宏
)
9.
良い芝居をやった時のぼくらの幸せというのはちょっと類がない。
お客様たちがゆっくりゆっくり、名残惜しそうに、おたがい無言で別れを交わしながら、「もう二度と会えないかもしれないけど元気でね、今日はよい晩でしたね、奇跡的な晩ですね」と帰って行く。
(
井上ひさし
)
10.
私は本能と直観を信じる。
我々はすぐにそれらを忘れてしまう。
我々はそれらが我々のありのままの一部であることを忘れてしまうのだ。
( ヴオジミェシュ・スタニェフスキ )
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