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今日の
瀬戸内寂聴の名言
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3月21日
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1.
(死んでいく人を)慰めてくれるものは、死の床で手をとってくれている肉親や友人の手ではなく、生きてきた全ての日々にめぐりあった無数の出逢いの想い出ではないだろうか。
(
瀬戸内寂聴
)
2.
私は物心ついた時から職人の娘でした。
盆暮れしか休みが無いのが当然でしたから、人間は働くものだと思って育ちました。
これは無言のしつけだったのでしょう。
(
瀬戸内寂聴
)
3.
日本の女は何と浮気が下手なことか。
(中略)たまたま浮気をすると、たちまちそれが本気になり、大やけどや大ケガをしてしまう。
(
瀬戸内寂聴
)
4.
男の魂は、孤独の美と楽しみについて敏感です。
女はそれを承知していて、愛する者に、できるだけ多くの自由を惜しみなく与え、その間に、自分自身も悠々と疲れを回復させ、いつも新鮮さを保つべきなのです。
知的自由の与え合い──それこそ、理想的な恋人どうしではないでしょうか。
(
瀬戸内寂聴
)
5.
私たちの生きているこの世で起きることにはすべて原因がある、これが「因」(いん)です。
起こった結果が「果」(か)です。
因果応報というように、必ず結果は来るのです 。
(
瀬戸内寂聴
)
6.
自分はまだ若い、好奇心はたっぷりある。
可能性も未知のものが尚(なお)多くかくされている筈(はず)だ。
開拓してみよう。
新しい仕事にチャレンジしようと思いつづけることで、老いの訪れは引きのばすことが出来る。
(
瀬戸内寂聴
)
7.
百パーセントべったりにならないで、恋人なり夫なりから一日のうち何時間か、何十分かは、全く心を離している時間を持ちましょう。
そのゆとりが相手にも安らぎを与え、同時にむしろあなたの愛から目が離せないぞという不安の緊張感を持たせるのです。
(
瀬戸内寂聴
)
8.
「私が一人で母を介護した」という人は、それだけお母さんと縁が深かったということでしょう。
(
瀬戸内寂聴
)
9.
長生きすることで一番嫌なことは、好きな人に、愛する人に、どんどん死に別れていくことです。
残されること、それが本当に嫌なことです。
(
瀬戸内寂聴
)
10.
人が死ぬ時は辛かったことや恨みはよみがえらず、明るい愉(たの)しい想い出だけが押しよせてその波にのせ魂をあの世に運び去るものではあるまいか。
(
瀬戸内寂聴
)
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