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今日の
小林秀雄の名言
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10月21日
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1.
ピカソは、可能な限りの身振りで、
対象に激突し、
彼は壊れて破片となる。
それより他に彼には
自分の意識を開放する道も、
他人の意識を覚醒させる道も
なかったのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
ミケランジェロは、
大理石の塊に向かって、
鑿(のみ)を振るう、大理石の破片が飛び散るに従って、
自分が何を考え、何を感じているかが明らかになる、
遂にダヴィッドが石の中から現れ、
ダヴィッドとは自分だと合点するに至る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
人間は
何かである事を絶えず拒絶して、
何かになろうとしている。
そういう人間に(人間とは何かという)問いを掛けるには、
もっと人間に近付かねばならぬ、近付き過ぎるほど近付いて
問わねばならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
天才というものも、
この世に生れている限り、
凡人と同じ構造の頭脳を持つ外(ほか)はない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
何かにつけ、
頭がいいとか悪いとか言い度(た)がるが、
頭の天稟(てんぴん)の出来不出来という事を、
現代人は、実におろそかに考えているのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
他人は当てには出来ない、
自分だけが頼りだと知った時、
人は本当に努力をし始める。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
私達は、
好き嫌いの心の働きの価値を、
ひどく下落させて了(しま)った。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
職業に深入りしてみると、
仕事の中に、
自(おの)ずから一種職業の秘密とでも言うべきものが現れて来るのを感じて来る。
あらゆる専門家の特権であります。
秘密と申しても、
無論これは公開したくないという意味の秘密ではない、
公開が不可能なのだ。
人には全く通じ様もない或(あ)るものなのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
人間は原理によって生きるものでもないし
生きられるものでもない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
独創的に書こう、
個性的に考えよう、
などといくら努力しても、
独創的な文学や個性的な思想が出来上がるものではない。
あらゆる場合に自己に忠実だった人が、
結果として独創的な仕事をしたまでである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
世に聖人と言われている人が、
いかに巧みに「不動心」を説いてみせても、
当人の「自慢ノ作リ事」を出られないのは、
死物を以(もっ)て、生物を解こうとする、
或(ある)いは解けるとする無理から来る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
ある普遍的な思想は
一つの切口しか持っていない様に見える。
だが、実際は
この思想を無数の色合いで受けとる
無数の人間がいればこそ、
思想は社会に棲息(せいそく)する事が出来るのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
遊ぶも読むも一心不乱
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
平凡で、世に知られていなくて、
しかし真理をつかんでいる人もある。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
書物が書物には見えず、
それを書いた人間に見えて来るのには、
相当な時間と努力とを必要とする。
人間から出て来て文章となったものを、
再び元の人間(の姿)に返す事、
読書の技術というものも、
其処(そこ)以外にはない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
小説を創るのは
小説の作者ばかりではない。
読者も又
小説を読む事で、
自分の力で作家の創る処(ところ)に協力するのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
本当に、死が到来すれば、
万事は休する。
従って、われわれに持てるのは、
死の予感だけだと言えよう。
しかし、これは、
どうあっても到来するのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
人は便覧(マニュエル)によって動きはしない、
事件によって動かされるのだ。
強力な観念学は事件である、
強力な芸術も亦(また)事件である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
現代の音楽好きは、
音楽にはいろいろな聞き方がある
という考えに捕らわれ過ぎているように思われる。
音を言葉で翻訳することに
あまり忙しいのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
現代の言語が非常に乱れているのは
周知の事だが、
一般生活者には
言語が乱れていようがいまいが
問題は起こらぬ筈(はず)である。
何故(なぜ)かと言うと
言語という社会の共有財産は、
幾時(いつ)の時代でも
社会の生活秩序と喰い違わない様に出来ているからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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