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今日の
小林秀雄の名言
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9月26日
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1.
見るとか聴くとかという事を、
簡単に考えてはいけない。
(中略)見ることも聴くことも、
考えることと同じように、
難しい、努力を要する仕事なのです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
百五十年も前に、ナポレオン法典は、
各人の思想発表の自由を規定したのである。
めいめいが好き勝手な事を主張する自由を認めた上で、
皆が協力して秩序ある社会を作ろうとは、
また何という困難極まる理想を人間は抱いたものか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
所謂(いわゆる)複雑な心の持主という様な
近代文学者の愛好する人間タイプの
退屈さ無力さが、
身に沁みて解(わか)って来なければ
駄目なのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
画家が対象を見て描くとは、
対象に衝突する事である。
平和も調和も去った(状態となる事である)。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
批評とは竟(つい)に
己れの夢を懐疑的に語る事ではないのか!
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
女というものにはとてもかなわない、
男は誰でも腹の底ではそう思っている、
思っているというより
殆(ほとん)ど動物的な本能から
それを感じている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
正しいが故(ゆえ)に美しい学問のなかとか、
美しいが故に正しい芸術のなかとか、或(ある)いは
日に新たな処世術のなかにさえいれば、
精神はどんなに烈しく動いても
疲れる様な気遣いはない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
人間が、
調和、平安、均衡、安全を愛する精神を、
理性或(ある)いは迷信という一才能により獲得する時
彼の精神は、
精神の一番明瞭な特徴を失わざるを得ない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
文学志願者への忠告文を求められて
菊池寛氏がこう書いていた。
これから小説でも書こうとする人々は、
少くとも一外国語を習得せよ、と。
当時、私はこれを読んで、
実に簡明的確な忠告だと感心したのを
今でも忘れずにいる。
こういう言葉をほんとうの助言というのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
僕が歌舞伎で発見した真理は、
たった一つであって、
それは人間は形の美しさで充分に感動する事が出来るという事であった。
形が何を現しているか、
何を意味しているかは
問題ではない。
最も問題ではない際に一番自分は見事に感動する事を確かめたのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
美しい自然を眺めてまるで絵の様だと言う、
美しい絵を見てまるで本当の様だと言います。
これは、私達の極(ごく)普通な感嘆の言葉であるが、
私達は、われ知らず
大変大事な事を言っている様だ。
要するに、美は夢ではないと言っているのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
人の心を傷つけるものは
言葉の裏の棘である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
僕等の受けた学校の科学教育を省みても、専(もっぱ)ら
人間が自然に直接に質問を発する能力を
鈍化させる術(すべ)を
教えて貰(もら)って来た様なものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
作品とは自分の生命の刻印ならば、
作者は、どうして作品の批判やら解説やらを希(ねが)う筈(はず)があろうか。
愛読者を求めているだけだ。
生命の刻印を愛してくれる人を
期待しているだけだと思います。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
社会は芸術を生産する大きな工場だが、大工場が必ず精密な実験室を必要とする様に、作家は社会とは明からさまな交渉の不可能な個性的理論をはぐくんでいるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
凡(すべ)ての大思想は、
その深い根拠を個人の心の中に持つ
という事が信じられなければ、
それは(己れが)文学者たる事を信じない事である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
生きている人間などというものは、
どうも仕方のない代物(しろもの)だな。
何を考えているのやら、
何を言い出すのやら、
仕出来(しでか)すのやら、
自分の事にせよ他人事にせよ、
解(わか)った例(ため)しがあったのか。
鑑賞にも観察にも堪えない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
如何(いか)に客観的に描かれた小説でも、
優れた小説には常に二重の目が光っている。
作中人物の眼と作者の眼と。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
私という人間を一番理解しているのは、母親だ。
母親が一番私を愛しているからだ。
愛しているから
私の性格を分析してみる事が無用なのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
幸福は、
己れを主張しようともしないし、
他人を挑発しようともしない。
言わば無言の智慧(ちえ)であろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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