名言ナビ
→ トップページ
今日の
小林秀雄の名言
☆
7月18日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
凡(およ)そ詩人を解するには、
その努めて現そうとしたところを極めるがよろしく、
努めて忘れようとし隠そうとしたところを詮索したとて、
何が得られるものではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
嘘をつくからいけないのだ。
己れを語ろうとしないからいけないのだ。
借りもので喋っているから
種切れになるのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
芸術家達は百年ほど前から自己表現なぞという言葉を使い出したが、
どうも大した意味があるようにも思えない。
「私」の表現なんていうものはない。
そんな事は誰にも出来ない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
重ねて来た実験経験をたのみに、
若い者を虐待する。
その実、経験などはとうの昔に忘れているのだ。
虎の子にしているものが、
経験から割り出した、
従って経験とは似ても似つかぬ
哲学乃至(ないし)は処世法に過ぎぬとは気がつかない、
少くとも気がつきたくない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
探るような目はちっとも恐(こわ)かない、
私が探り当てて了(しま)った残骸をあさるだけだ。
和やかな眼は恐ろしい、
何を見られているかわからぬからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
遠い昔、
人間が意識と共に与えられた
言葉という吾々(われわれ)の思索の唯一の武器は、
依然として昔乍(なが)らの魔術を止(や)めない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
先ず何を置いても、
全く謙遜に、無私に驚嘆する事。
そういう身の処し方が、
ゴッホの様な絶えず成長を止(や)めぬ強い個性には、
結局己れを失わぬ最上の道だったのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
人々は、
作品から各自の持っている処(ところ)だけをもらうのだ、
と言ってもいいので、
大小説も駄小説も等しく面白がる事が出来る。
つまり同じものを読んでいるのだ、
一般読者には傑作愚作の区別はない
と言っても過言ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
映画を見に出かける人々には、酒場や踊場に行く人々と全く同じ基本的な念願がある。
自分では織れなくなった夢を織って貰(もら)いに行くのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
読者は小説を読み、世の風俗や習慣や、乃至は感情や思想に就いて多くを学んだ積りでいるだろうが、ほんとうの処は、自分が世間を理解している以上のものは、何にも小説から汲みとっていやしないのだ。
いい小説は読者が進歩すればする程進歩する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ