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今日の
小林秀雄の名言
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5月20日
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1.
世間を小説風に見る事から始めて、
小説を世間風に見る事に終わる、
どうもこれが大多数の小説読者が歩く道らしく思われる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
惟(おも)うにすべての名言は、
万人がわれ知らず心得ているまさしくその点を、
その点のみを射抜いている。
あんまり解りすぎているからこそ解り難い。
この名言の持つ奇妙な性格が
やがて名言が人なかを渡り歩く時に、
あたりかまわず発散させる臭気の源をなす。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
空虚な精神が饒舌(じょうぜつ)であり、
勇気を欠くものが喧嘩(けんか)を好むが如(ごと)く、
自足する喜びを蔵(ぞう)しない思想は、
相手の弱点や欠点に乗じて生きようとする。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
女は俺の成熟する場所だった。
書物に傍点をほどこしてはこの世を理解して行こうとした俺の小癪(こしゃく)な夢を一挙に破ってくれた。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
しっかりと自分のものになり切った強い精神の動きが、
本当の意味で思想と呼ぶべきものだと考える。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
恋愛によって、自己が発見できる。
自分というものがわかってくるし、
ふだんねむっている理知が、
恋愛によってめざめてくるよ。
だから、恋人たちは才能がある、なんていわれるんだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
美しい花がある。
「花」の美しさというようなものはない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
性格とは行動である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
どんな切実な告白でも、
聴き手は何か滑稽を感ずるものである。
滑稽を感じさせない告白とは
人を食った告白に限る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
果たして他人(ひと)を説得する事が出来るものであろうか、
若(も)し説得出来たとしたら、
その他人は初めから、説得されていた人なのではないのか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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