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今日の
小林秀雄の名言
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4月12日
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1.
拙劣(せつれつ)だと思い乍(なが)ら、感心する作品が
世の中には事実在る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
自分自身と和する事の出来ぬ心が、
どうして他人と和する事が出来ようか。
そういう心は、
同(どう)じて乱をなすより他に行く道がない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
どんなに精密に書かれた書物でも、
陰で作者の気質が光って居るのが覗(のぞ)けないものは
愚書だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
先ず何を置いても、
全く謙遜に、無私に驚嘆する事。
そういう身の処し方が、
ゴッホの様な絶えず成長を止(や)めぬ強い個性には、
結局己れを失わぬ最上の道だったのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
皆間違えているが、
人間が性格を持つのじゃない、
寧(むし)ろ性格の方が人間に取りつくのだ。
自分の性格なぞ気にもとめない人間に
一番よく取りつく。
無論、私には取りついているのだ、
私には、そんなものは要らないから。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
作品とは自分の生命の刻印ならば、
作者は、どうして作品の批判やら解説やらを願う筈(はず)があろうか。
愛読者を求めているだけだ。
生命の刻印を愛してくれる人を期待しているだけだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
一流の作品を鑑賞する場合、
作者側の協力が過分に働きかける処(ところ)から批評の困難は生ずるのであるが、
そういう困難を評家は実際上困難とは感じないものである。
何故(なぜ)かというと
困難に参するのが楽しいからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
凡(およ)そ真の思想とは本能に酷似している。
これを感得する時は驚く程鮮明だが、
これを説明しようと思えば忽(たちま)ち無闇な(=度を超した)迷宮と変ずるものではあるまいかと。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
重要なのは思想ではない。
思想がある個性のうちでどういう具合に生きるかという事だ。
作者が主人公を通じて彼の哲学を扱う手つきだ、
その驚嘆すべき狡猾(こうかつ)だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
僕は人間の眼が複眼である事を信じている。
謎を作る眼と限界を見る眼と。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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