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今日の
井上ひさしの名言
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9月14日
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1.
良い芝居をやった時のぼくらの幸せというのはちょっと類がない。
お客様たちがゆっくりゆっくり、名残惜しそうに、おたがい無言で別れを交わしながら、「もう二度と会えないかもしれないけど元気でね、今日はよい晩でしたね、奇跡的な晩ですね」と帰って行く。
(
井上ひさし
)
2.
対象に愛情を持っているかどうか疑わしい無愛想な批評、
不機嫌にけなして、渋面でこきおろして、偉そうに踏みつけて、
せっかくの芽を無残に毟(むし)り取ってしまう体の、
陰気な批評が多すぎるのだ。
(
井上ひさし
)
3.
おもしろい物語には二つの特徴がある。
まず情報が精選されている。
次にその情報がよく整理され、効果的に配列されている。
(
井上ひさし
)
4.
俳優が演じるのをやめて、その芝居を生きはじめる瞬間に立ち会うことの至福。
(
井上ひさし
)
5.
年寄りが身体(からだ)を鍛えるなんざ、あんまりみっともよくないな。
それぐらい生きりゃ、もう充分でしょうが。
年寄りのトレパン姿は意地が汚くていけません。
さもしく生きようとするより、どう死ぬか、そっちへ頭を切り換えたらどんなものです。
(
井上ひさし
)
6.
「──という」とか、「──について」「──に関して」ですが、これは、どれだけ使わないですませるかというのが実は勝負どころです。
(
井上ひさし
)
7.
男を言いあらわすのに「可憐虫(かれんちゅう)」というコトバがあることからも明らかなように、
男、あるいは亭主なるものは
地べたを這いずりまわる虫さながらに、
可憐で哀れな存在ではないだろうか……。
(
井上ひさし
)
8.
物書きは、内証のことはとにかく、外面は「誠実」が第一、そして取りこぼしをせぬのが第二に大事。
「なんだあいつは。
ひょっとしたら馬鹿か」などといわれたくありません。
せっかくこれまで、それだけは、と隠し通してきた苦心がすっかり水の泡になってしまうではありませんか。
(
井上ひさし
)
9.
やや大きめの手帳を用意して、本でも新聞でもなんでも、これは大事だと思うことは書き抜いていく。
あとで参照できるように出典とか頁数とかも書いておきます。
番号さえ振っておけば、不思議に「あれは三冊目のあの辺にあったかな」ってわかるんです。
手が覚えてるんですね。
(
井上ひさし
)
10.
神は、理屈など通用しない子どもを相手にしなければならない女性の精神衛生を考えて、女性の頭から理屈を抜いておいたのである。
(
井上ひさし
)
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