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今日の
井上ひさしの名言
☆
6月25日
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1.
主語は、文の中で使わないほうがいい。
特に、随想やエッセーにおいては、あまり主語を立てると、エッセーじゃなくて論文みたいになってしまいます。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
2.
書物好きは
書棚によって自分を表現する、
といってよい。
原稿用紙やキャンバスや楽器や舞台だけが
自己表現の場ではない、
書棚でだって
人は己れを現わすのだ、
と小生は考える。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
3.
ユートピアとは別の場所のことではなく自分がいまいる場所のこと、
そこをできるだけいいところにするしかよりよく生きる方法はない
ということを信じるしかない。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
4.
不況でまっさきに売れ行きの落ちるのは紳士もので、次が婦人もの、
そして最後まで安定しているのが子どもものだそうである。
子どもをできるだけ辛い目にあわせたくない、
という親心がこの短い噂ばなしに滲み出ている。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
5.
「自分は絶対に正しい」という唯我独尊的考え方からは
ファシズムしか生まれないが、
「ひょっとしたら自分は正しくないのではないか」という劣等意識は
とにもかくにも民主主義を生む可能性はあるのだ。
どんな下らない民主主義でも、
ファシズムよりはいいのである。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
6.
自分にしか書けないことを書くというのは、
自分に集中するということです。
身を縮めて自分を見つめ、
自分を研究して
自分がいちばん大事に思っていること、
辛(つら)いと思っていること、
嬉しいと思っていることを書く。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
7.
わたしは一日や二日、飲み食いせずにいても平気だが、すくなくとも一日に一回、机上に辞典を開き、辞、すなわち言葉を、一個か二個、飲み込まないと、どうも按配が悪い。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
8.
対象に愛情を持っているかどうか疑わしい無愛想な批評、
不機嫌にけなして、渋面でこきおろして、偉そうに踏みつけて、
せっかくの芽を無残に毟(むし)り取ってしまう体の、
陰気な批評が多すぎるのだ。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
9.
いくら読んでも好きな文章に巡り合わなかったらどうするか。
それもまた幸運なことではないか。
なにしろ文章を綴るという地獄と、生涯、無縁で過ごせるのだから。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
10.
世の中は巧妙にして複雑であるから、
いつの間にかある権威が
しかつめらしく大真面目に、
他の分野や、わたしたちの生活にまでその爪を伸ばし、
こっちの自由を押さえつけにかかるときがある。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
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