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今日の
井上ひさしの名言
☆
6月20日
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1.
すべての虚を衝(つ)き、また衝き、さらに衝き、ここに呆れ果てるほどの根気をひとり白熱しつつ注ぐほかはない。
そうして死にぎわにたったひとつのこと、虚を衝くことに白熱しつづけた自分を肯定できれば、それで生まれた甲斐があったというものだ。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
2.
この国(=日本)の、
「演劇は教養ある人たちのもの」
という文化人主義とサヨナラするために、
あるいは世の中や人間のありかたを問うこともなく、
むしろそれを斜めから見て遊びたわむれるだけの遊び人主義と訣別するためにも、
生活人の生活圏に根をおろしたかったのです。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
3.
あのときのわたしは、
「いまの発言を支持する方がいますか」と、
みんなに諮(はか)るべきでした。
そして、
「支持がなければ、
話合いを先に進めます」
と議事を進行させればよかったのです。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
4.
我々(=作家)の仕事は、(人々の)平凡な一日を特別な一日にしていくことなんです。
この詩で、この戯曲で、この一冊の本を手に取ったことで、今日は特別な日になったということを実現していくために我々はいるわけです。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
5.
人間はいつかは死を迎えなければならぬわけだが、この「死」という出口から見ると、われわれのやっていることは実に滑稽至極。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
6.
読者は作者の提出した物語に導かれて、
自分の周囲に立ちこめている情報の粒子を整理するのである。
その結果、身の回りが、足もとが、よく見えてくる。
なにが大事で、なにが大事でないかが、
たとえ一瞬であっても判然としてくる。
神経病みが治るのである。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
7.
(文章を上達させるには)日頃から自分の好みをよく知り、おのれの感受性をよく磨きながら、自分の好みに合う文章家、それも少しでもいい文章家と巡り合うことを願うしかない。
つまり文章上達法とはいかに本を読むかに極まるのである。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
8.
困難は分割せよ。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
9.
ハンターは獲物に狙いをつけて引金を引く瞬間を無我の境地の至福の時というが、物書きが冒頭の一句をひねる数秒も、優にそれに匹敵するだろうと思われる。
おまけにこちらの獲物は射つのをやめても逃げやせぬのだから、気が楽である。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
10.
「──ので」とか「──から」とか「──なので」「──だから」と書いたとたんに、文章が難しくなってしまうのです。
「理由」を、次に言わなければならないからです。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
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