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今日の
井上ひさしの名言
☆
4月10日
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1.
難しくて、訳がわからなくて、やっと読みとくと、実にくだらない、平凡な、「そんなこと俺だって考えているよ」といった中身。
難しい、訳のわからない文章でごまかして書いているのが、なかなか多いんですね。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
2.
太宰の文章だったら、
どれでもよろしい。
彼が格好よくきめたら、
そのあとに「なあんちゃって」を付けてみてください、
奇妙によく付きます。
そしてうんとおかしくなる。
たぶん彼も、
そうやって読む者を歓迎するはずです。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
3.
(自分に父親がいない理由を問うと)母親は本のぎっしり詰まった、いくつもの書棚を指差して「この本の山を父さんと思いなさい」と答えた。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
4.
わかりきったことを考え、わかりきったことを書く。
これくらい辛いことはないんですが、意外なもの、邪魔なものも、ちゃんと準備しておかないと(わかりきったことは)出て来てくれないんです。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
5.
貧乏で生活が苦しい時に、「お金が欲しい、お金が欲しい」と言っていたのでは、人間落ち込むばかりです。
そこで黄表紙(きびょうし)では、絶対にありえないとわかっていながら、金が貯まり過ぎるというユーモラスな話を仕立て、金があるとか無いとかという次元を突き抜けてみたわけです。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
6.
まだ海のものとも山のものともつかぬ新作へのお客様の信頼と、
その信頼になんとか答えようとする作り手側の必死のあがきと、
この両者からしか
「よい芝居」は生れないのではないか。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
7.
諸芸術においては、作家の思想は魂の底で暴れ狂っているなにものかであって、それに名付けたり、それを言葉にできる代物ではありません。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
8.
生命と同じように、智恵にもまた永遠の連続性があるのだ。
書物を読むことで過去は現在のうちによみがえる。
読書は、智恵の永遠の連続性への参加である。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
9.
英雄的独裁者のあらわれる時を
すこしでも先へのばすためにも、
わたしはドジで間抜けな主人公を
次から次へとつくり出して行かなくてはならない。
それらの主人公たちが、
疲れた人たちの疲労をやわらげるのに、
ほんのすこしでも役に立てば、
これこそ作家冥利につきる。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
10.
「趣向」は世界を決して掘り下げ深めて行くことはしない。
妙な言い方になるが、世界を膨らますだけである。
「趣向倒れ」になることを用心しながら、わたしはやはり「趣向」を一生追う。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
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