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今日の
井上ひさしの名言
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3月12日
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1.
わたしは一日や二日、飲み食いせずにいても平気だが、すくなくとも一日に一回、机上に辞典を開き、辞、すなわち言葉を、一個か二個、飲み込まないと、どうも按配が悪い。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
2.
題名をつけるということで三分の一以上は書いた、ということになります。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
3.
丸谷才一の『文章読本』を読め。
とくに、第二章「名文を読め」と第三章「ちょっと気取って書け」の二つの章を繰り返し読むがよろしい。
これが現在望み得る最上にして最良の文章上達法である。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
4.
<おいらは敵と出っ食わしたが、その敵は(よく見ると)おいらたち自身のことだったんだよ。>
こういうパロディ精神を忘れることのないアメリカ人を、わたしは尊敬する。
この精神が今後も大いに発揮されて、それが世界のお守りになりますように。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
5.
日本の悪いところを指摘しながら、
それをなんとか乗り越えようとしている人たちが
たくさんいます。
私もその端っこにいたいと思っていますが、
そういう人たちは売国奴と言われています。
でも、その人たちこそ、
実は真の愛国者ではないのでしょうか。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
6.
私はただ、淋しさを軸とした堂々めぐりが人生というものではないかという問いを設定した漱石に感謝するばかりである。
この問いがあるというだけでも、人生、だいぶ生きやすくなると思うからだ。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
7.
買ってすぐに読まないでも、机の横に置いておけばいいんです。
不思議なことに、ツンドクをしておくと自然にわかってくるんですね。
「これ読まなくていいや」とか、「これは急いで読まなきゃいけないな」とか。
だから、ツンドクは案外にいい整理法じゃないかなと思うんです。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
8.
芝居はやまとことばで書かないと失敗します。
固有名詞は仕方ありませんが、お客さんがいちいち考えさせられるようなことばを使っていくと、お客さんは芝居を見に来たのか、頭の中の字引を引きに来たのかわからなくなって、だんだんと舞台から離れていく。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
9.
「何とかなので、こうだ」という「理屈を連れてくる」接続助詞というのは、下手に使うと苦労するだけです。
敬遠したほうがいい。
あんまり理屈をこねると、にっちもさっちもいかなくなりますので、使ってもいいのですが、使うときは要注意です。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
10.
文明開化をちがう角度から見れば、それは名詞の氾濫である。
そしてその名詞とは、じつは情報のことである。
この情報の氾濫は、現在に至ってもまだ終わっていない。
それどころか、それは大の字のつく氾濫になりつつある。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
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