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今日の
井上ひさしの名言
☆
1月16日
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1.
丸谷才一の『文章読本』を読め。
とくに、第二章「名文を読め」と第三章「ちょっと気取って書け」の二つの章を繰り返し読むがよろしい。
これが現在望み得る最上にして最良の文章上達法である。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
2.
物語の基本的要素は「謎」である。
逆に言うなら、謎の提起とその解明、これこそが物語の正体なのだ。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
3.
対象に愛情を持っているかどうか疑わしい無愛想な批評、
不機嫌にけなして、渋面でこきおろして、偉そうに踏みつけて、
せっかくの芽を無残に毟(むし)り取ってしまう体の、
陰気な批評が多すぎるのだ。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
4.
すべての虚を衝(つ)き、また衝き、さらに衝き、ここに呆れ果てるほどの根気をひとり白熱しつつ注ぐほかはない。
そうして死にぎわにたったひとつのこと、虚を衝くことに白熱しつづけた自分を肯定できれば、それで生まれた甲斐があったというものだ。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
5.
作文の秘訣を一言でいえば、
自分にしか書けないことを、
だれにでもわかる文章で書く
ということだけなんですね。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
6.
京都人は、
ものを頼んだり、ひとに命令したりすることに長じているのだ。
さらに、相手が京都人から命令されていることに気づかせないような
煙幕の張り方も心得ている。
その煙幕とは
婉曲話法であったり、
時には、母音の多い、やわらかく包みこむような優美な音だったりする
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
7.
全部わかって書いている──これぐらい、つまらないこともありません。
それなら、書かないで頭の中で考えて、あっ全部できたと、もうそれで終わればいいんです。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
8.
買ってすぐに読まないでも、机の横に置いておけばいいんです。
不思議なことに、ツンドクをしておくと自然にわかってくるんですね。
「これ読まなくていいや」とか、「これは急いで読まなきゃいけないな」とか。
だから、ツンドクは案外にいい整理法じゃないかなと思うんです。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
9.
現実の世界でも、人はそれぞれ身丈に合った役柄で生きている。
何処(どこ)を主な舞台として生きるのかもだいたいは決まっている。
だれでもがすこしでも自分の有利になるほうへ話の筋を引っぱって行こうとするのも、現実の世界では当り前だ。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
10.
凡句でも駄句でも粗句でも、
とにかく冒頭が出来れば覚悟が決まる。
あとはただ失敗をめざしてただひた走るだけである。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
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