62801.たった一人でもそばにいて、手を握っていてくれたなら、きっと、生きることも死ぬことも恐くないと思うんだ。
62802.悔やんでいる時間があるなら、前に進むべきだ。
62803.人は姿勢が崩れると、感情的になる。首と背筋を伸ばし、体を左右対称に保てば、魂のお行儀も立派に良くなり、冷静でいられます。(ver.0)
62804.個人に自己犠牲を求め、個性を認めないような組織は、本質的に強くなれない。
62805.苦手に直面したら、逃げたり放り出したりせずに、どこまでも食らいついていく。そうしていると、いつしか苦手が得意に変わる瞬間があるものなのだ。
62806.Don't worry, Be happy. (くよくよするな、楽しくやろうぜ)
62807.やめるのは簡単。続ける方が難しい。簡単か難しいなら、難しい方を生きて行きなさい。
62808.相手の見えにくいよさに気づくことができる、相手のミジメでぶざまな部分をも優しく受け止められる、そんなあたたかい恋にも、必ずみなさんは出会えます。
62809.(音楽の)プロになるかどうかは、成長してからもどれだけ音楽を愛するか、情熱を持続するか、その違いでしかない。
62810.渦巻き自身には自分の形が見えない。向こう岸から観察すれば、同じ所をぐるぐる回っているのが分かる。少し離れて冷静に物事を見れば、真実の別の姿が見えるのです。
62811.流行とは、時代遅れになるものです。
62812.(部下から)報告が全くなく、何がどうなっているのかちっともわからない上司にしてみれば、その不安と苛立(いらだ)ちとは「パニック一歩手前」以外の何ものでもありません。
62813.家のものどもは みんな寝いってしまった 枕をならべて安心している顔をみると ただしい心になる まちがいなくこの者たちをまもろうとおもう
62814.すべての予断と身勝手な大前提を排して、敵を知り己を知り彼我の差を知れ。戦術場面においても戦略場面においてもこれを最も大事にしなければならない。
62815.時はいくらあっても十分でないのが常だから、やるべきことはさっさと行おう。価値あることを行おう。精を出して事に当たれば、これまでよりテキパキとやれるはずだ。
62816.(仕事で)ストレスがたまる原因は、働きすぎではなく、自分の才能を発揮する機会がないことだ。
62817.忍耐力がないと、不安と恐れが生まれ、落胆と失敗が続きます。
62818.人間は死に依(よ)って完成せられる。生きているうちは、みんな未完成だ。
62819.自分自身と地位をごっちゃにしてはいけない。さもないと、地位がなくなったとき、自分自身も一緒になくなってしまう。
62820.(娘を)いつまでも手もとにおいておきたいのだ。あたり前だ。手塩にかけて育てた娘を滅多な男にわたしてなるものか。
62821.この人を愛してよかった……と死ぬまで思わせたいな。
62822.世の中のことは、なるようにしかならぬが、また、なるようになってゆくものであります。
62823.人間として存在する以上、黙っていてはいけない。
62824.笑いは、我々人間の本性の本質的な作用である。笑うことができないとしたら、少なくとも、我々の味わう様々な苦悩の中で、この人生をどうやって耐えることができるのか。
62825.酒を飲みて公事を論ぜず。
62826.自分のただ中にある真の自我を愛し、尊敬しないかぎり、ほかの人を愛したり尊敬したりすることはできない。
62827.人間を船にたとえると、九十五パーセントの人が舵(かじ)のない船に相当する。「いつかは、豊かで繁栄した港に流れ着くだろう」という甘い希望を抱きながら、風と潮の変化のままに、手をこまねいて漂流している……
62828.地獄の一番熱い場所は、重大な倫理上の争いの中にあって中立の立場を取り続ける人間のために用意されている。
62829.若い人はすぐに結果を求めて、「コツコツと続ける」という地味な行動にウエイトを置かないけど、結果的には、その積み重ねが大きなアクションにつながっていくんです。
62830.もし状況が悪くて、耐え忍ばなければならないとしたら、その状況をあなたの一部としないことです。人生のあなたの役を演じなさい。そして、それが単なる役に過ぎないということを忘れないで下さい。
62831.手に余る仕事をぐずぐず長く抱える人は、先輩に頼んだり、後輩に任せて仕上げられたら自分は無能に見られると怖れている。
62833.ベッドシーツと妻は、キャンドルの光のもとで決めるな。
62834.言葉と同じように、想像は十分つつしむべきなんだよ。想像をかりそめにも、怒りや悲しみや怖れはもちろん、憎しみや妬みや、さらに貪欲や、身のほどを忘れた不当、不正な希望というような、人生を泥塗るような汚……
62835.クリスマスの時、まったく目が見えていない人というのは、心にクリスマスを持っていない人だけ。
62836.人生、やるかやらないか、それだけだよ。
62837.根性、執念、努力、思考力。貧しい生活の中でしか学べない生活の知恵がある。これは財産。苦あれば楽あり。
62838.道具が多い趣味に、男は弱い。
62839.他人のフィルターを通さず、自分の目で現場を見て情報を集めれば、自然と直観力は磨かれていきます。
62840.天は正しき者を守る。
62841.人にお世辞を云(い)うのは、云う人が考えるほど効果的ではない。
62842.経験は貴重な学校だが、馬鹿者は他の学校でも学ばないし、この学校でもほとんど学ばない。
62843.通信は基本的に一方通行だ。本当に自分の心が相手に届いたかどうかは、誰もうかがいしれぬ。返信があったとしても、どこまで理解しての返信やら。たぶん半分も理解していないだろう。しかし、それでは仕方がない……
62844.どんなにむずかしい問題でも、原稿用紙二枚にまとめられるものだ。原稿用紙二枚で自分の考えや、伝える内容を説明できなければ、それはその人がその物事を十分に理解していないか、的確に説明する能力がないので……
62845.戦に敗れても必ずしもその国は亡びないが、もし、民が道義を重んずる心を失った時には、その国は亡びる。
62846.よいアイデアに国境はない、よい製品に国境はない。そしてそれらは、過去の甘い夢にとらわれない、不要な経験からまったく自由な、若い人たちの頭脳から生み出される。
62847.今日面倒な仕事を延ばせば延ばすだけ「ああ、あの面倒な仕事が残っていたな」と重荷になっていく。どうしてもこれ以上延ばせなくなって仕方なくやるときには、気持ちのうえでの面倒さは最大になっている。
62848.一番のおしゃれ男は、「はらきたなき」所のない男である。
62849.殿方って、お言葉はみんな似たり寄ったりで、実際になさることを見なければ、その違いがわかるもんじゃありませんわ。
62850.どうふるまうのが適切かを判断する時、一番参考になるのは自分と共通点がある他人の行動だ。
62851.どこを 断ち切っても うつくしくあればいいなあ
62852.ポケットは水溜めのようなもので、底の小さな漏口はポケットの上の(汲み上げ)ポンプより悪い。
62853.腹が立ったら何か食べよう。食後は決闘値が下がるから。
62854.私が毎月の法話で話すことはいつも同じ、唯一つです。「皆さん、どうぞ心を安らかにして下さい。」これしかありません。
62855.美しいものはすべて錯覚なのだ。
62856.(人は)信じていないもののために努力することはできないのです。強烈な願望を描き、心からその実現を信じることが、困難な状況を打開し、物事を成就させるのです。(ver.0)
62857.自分の不幸は、拒否の能力の無い者の不幸でした。すすめられて拒否すると、相手の心にも自分の心にも、永遠に修繕し得ない白々しいひび割れが出来るような恐怖におびやかされているのでした。
62858.最終的に人が善良になるように、すべてが動いている。
62859.楽天的な人は嫌な体験を引きずりません。悲観的な人は嫌な体験をとことん引きずります。お互いの理解は大変です。
62860.(自分が周りに)迷惑かどうかは周りが決めるもんや。お前が決めることやない。
62861.恋は女を軽業師にするらしい、とは、まずい洒落だ。
62862.人間同士の協力関係は相互に認め合い、尊重するところにある。
62863.病気の人もおありでしょう。また、運命的に恵まれない人もありましょう。それを、恵まれない、恵まれないと言ってからに、お互いの生きる世界を暗くして。窓をあければ明るい座敷を、窓をしめて暗くしているよう……
62864.此(この)身滅(めっ)す可(べ)し、此志奪ふ可からず。
62865.「人生いろいろ」っていうけれど、僕の場合は「人生そこそこ」を目指してるつもり。そこそこ仕事があって、そこそこお金があって、そこそこのクルマに乗って、あとはそこそこムヒヒがあって。そんなところでいい。
62866.(「抜擢」がなくなると)何かをやってやろう、今の努力がいつか実を結ぶはずだ、という気持ちがなくなってしまうため、「抜擢」と同時に「挑戦」もなくなってしまうのです。さらには「世代交代」がなくなり、若……
62867.女性にとって、自分の体との関係ほど大切な関係はない。夫や恋人、子ども、友人、同僚との関係よりも重要なのだ。これは利己主義などではなくて、単に事実である。
62868.男たらしの女は、狩猟が好きで獲物を食うことをしない猟師のようなものである。
62869.一人よりも二人が良い。共に労苦すれば、その報いは良い。
62870.無神経さも〈人生の達人〉の要素みたいである。
62871.川は岸のために流れているのではない 川のために岸ができているのである 子どもは学校のために来ているのではない 子どものために学校があるのである
62872.基本的に人間というのは怠け者です。何も意識しないでいると、つい楽な方向や平均点をとる方向にいってしまいます。
62873.硬い石が揺るがないように、賢い人はそしられても誉められても心を動かさない。
62874.自他や組織を愛する精神は放っておけば失われていき、自然に養われることはありません。
62875.環境は常に変化していますから、過去の成功は忘れ、新しい方法に切り替えていかなくてはいけません。
62876.我々が偉大な文学を楽しむかどうかは、頭脳の鋭さいかんよりも、共感の深さいかんにかかっていることを、多くの学者は忘れている。
62877.すべてを与えざる愛はエゴイズムである。
62878.真剣な思考は前進を生み、深刻な思考は停滞を招く。
62879.自分自身を理解していないうちから、人に理解してもらおうなどと思うべきではない。
62880.我々一人ひとりの中に神は宿っている。このことを心に刻みつけていることぐらい、人間を悪から遠ざけ、善を行う手助けになるものは他にない。
62881.愚かな人は(辱めを受けると)すぐ怒りを表す。しかし賢い人は、辱めを隠すことを知っている。
62882.おれは「苦労」をおれの「先生」だと思っているんだ。人間「苦労」にしこまれないと、すぐいい気になっちまう。
62883.すべての女は、男よりもずっと物質的なものです。
62884.人間は保護色の生き物。日頃住み慣れた場所の空気や雰囲気は、あなたの細胞にしみつき、オーラのように発散される。インテリアや服装は、あなたが思っている以上に大きな影響を及ぼす、重要な要素です。
62885.個性は扉を開くことができるが、扉を開いたままにできるのは人格である。
62886.人生とは、無駄の連続である。
62887.お前の心から暗黒を放逐(ほうちく)し、不自然でもかまわぬ、明るい光を添えて見ろ。
62888.小さな完成よりも あなたの孕(はら)んでいる未完成の方が はるかに大きいものであることを 忘れてはならないと思う
62889.手を抜いたごまかしの作品でも何でもよい、とにかく抜け目なくジャアナリズムというものにねばって、二十年、先輩に対して礼を尽し、おとなしくしていると、どうやらやっと、「信頼」を得るに到るようである。
62890.ふたつ文字(もじ)牛の角(つの)文字直(す)ぐな文字 歪(ゆが)み文字とぞ君は覚(おぼ)ゆる
62891.ささえあったら、人になる。
62892.国の魅力とは、実はその国に住む「人の魅力」ではないかと思うのです。この国に暮らす人々が魅力的であれば国そのものが魅力的になりますし、人々に魅力がなければ国にも魅力などなくなります。つまり「国とは人……
62893.私たちは、靴屋に靴を作ることを代行させた。洋服屋に洋服を作ることを代行させた。コックに肉を焼くことを代行させた。そして、政治までも代議させることを許してきたのだから、愛したり、悲しんだりすること位……
62894.苦悩を突き抜けて歓喜に至れ。
62895.「自暴自棄になるな」と言う人間に限って、相手のために何もしようとしない。
62896.どんな境遇にあれ、今幸福に思えない人は、たとえ全世界を手に入れても、幸福を感じられないだろう。
62897.放浪と旅の違い、分かりますか? 目的があるかないかです。(中略)私の考える旅の定義をもう一つ。帰る所があるということです。
62898.自分が心の底から真実だと思うことは、かならずすべての人にとって真実だと信じていい。
62899.おまえに才能があるかどうかは知らん。だが夢が心に残っているならその道をゆけ。
62900.予は性急に、もしくは憤怒にかられて事を決める習慣を持たない。
62901.親が子に寄せる愛も、ときには親自身の孤独とエゴイズムから生まれる私有欲であり、子にとって重荷である場合もあるのです。
62902.劇的想像力という言葉がもしもあるなら、それはおそらく、作者とか、役者一個人の内に律動する、表現の器形成以前の現実を無化しようと欲する劇的な力である。だからその力が、行為を通じて増殖的に形成される時……
62903.どっちが変わっているだろう。4年後の世界と、4年後のキミ。
62904.人間の持つ最も根強い衝動は、他人に認められることを渇望する気持ちである。
62905.弱い者ほど、社会のせいにする。社会が悪い、体制が悪い、環境が悪い。
62906.これは永遠の真理です──。自らを限定すること、一つのもの、ごくわずかなものだけを本当に必要とし、本当に愛し、それに愛着を感じ、何をするにもそれを用い、それと一体になる、このことが詩人を──芸術家を……
62907.人はその能力、気質に応じて使え。それを見損じては、使う君主の過ちである。
62908.(トラブルで)自分が能力も運もないことに気がついたら、ありがたいもんです。
62909.何らかの意思決定をする際、合理的な判断を行うためには、評価時点以降に起こりうる支出と、期待できる利益だけを基準として判断すべきです。
62910.材料が揃えば、判断なんちゅうモンは誰でもできる。じゃが、材料のないところで物事を決める決断ちゅうのは、よっぽど肝が太くないとできんで。
62911.屁理屈も理屈の親戚。何も考えないよりはまし。
62912.(世の成功者の中には)味にはまったく無関心という人もなかにはいて、がむしゃらにお金を儲けるというタイプです。しかし、大部分の成功者は、味のわかる方たちであります。
62913.百見は一考に如(し)かず。
62914.世の中にはね、受け入れる(べき)運命と抗(あらが)うべき試練があるの。
62915.交渉は基本は何を誰がどの程度妥協するかということ。ところが一切妥協しない人が交渉のテーブルに着いた時、実はそもそも取りつくしまがなくて話が始まらない。交渉はある種の共同作業のようなものだけれど、交……
62916.男の親子は照れくさい。どんなに愛していても、それを口に出すことを潔しとしないもの。
62917.人が笑うのは他人のこと。人が泣くのは自分自身のこと。
62918.私は人生を他人の二倍も楽しんでいる。なぜなら享受の尺度は、我々がそこに注ぐ熱意の多少に依存するからである。
62919.技法こそ作家の思想の結晶なのです。
62920.だれでもこの山に、動き出して海の中に入れと言い、その言ったことは必ず成ると心に疑わないで信じるなら、その通りに成るであろう。(ver.0)
62921.(人は)自負心の強い人には同情が持てない。彼らは自惚れて人を見下すのであるから。
62922.言葉が足りないのは本を読まないから。美しい言葉に触れ、素敵な表現を自分の中にストックしましょう。意思の疎通は言葉ありきです。
62923.(老いて)視力はだんだん失われていくが 花が だんだん美しく不思議に見させてもらえるようになる
62924.わたしが、ワタシの、失敗作!
62925.所詮(しょせん)、恋は愛のかわりにはならない。人は永遠の愛を需(もと)めて性こりもなく恋に憧れる。
62926.貧乏していると、へんに片意地になるもので、どんな親しい人からでも、お金の世話になりたくないものです。はばかりながら人に不義理はしていねえ、という事だけが、せめてもの唯一の誇りのようであります。その……
62927.よく学ぶ者は、よく売る。
62928.一事を生ずるは一事を減ずるに如(し)かず。
62929.身体が惰弱で不健康な者は、国家の罪人である。
62930.よりもっと気楽な、堅苦しくない、言い換えれば、円転滑脱、伸び伸びした気分で、力をスムーズに働かすといった生き方でないと、多端な人生を生きていく力が長く保てない。
62931.人生のルール──【3.失敗は存在しない、あるのは教訓のみ】 成長とは試行錯誤の繰り返しで、実験によく似ている。たとえうまくいかなくても、あきらめずに試みれば、いつかは成功に結びつく。
62932.げにもまことのみちはかがやきはげしくして 行(ゆ)きがたきかな。行きがたきゆえにわれとどまるにはあらず。(現代語表記)
62933.どんな体験も、かならずプラスとマイナスをセットでもっているものなのだ。
62934.妻も病めば熱の少なきわれが起き 二人の粥をほとほとと炊(た)く
62935.自然は何物に対しても公平である。そしてつねに、厳格な試練を以(もっ)て迫っている。
62936.今は、心の収穫がどれほど少なくてもそれを感謝し、一年の終わりの到来に備える季節なのです。今もなお明るい時間が減り続け、暗い時間が増えています。ですが真の光が自然界で消えることはないように、魂の光も……
62937.新しい世界を構築するとは、すでに存在しているパラレル・アースに移ること。
62938.出鱈目は、天才の特質のひとつだと言われていますけれど。(※天才は)その瞬間瞬間の真実だけを言うのです。
62939.幸運な男をナイルに放り込め。そいつは口に魚をくわえて浮いてくる。
62940.不足を不足とするは、わびにあらず。
62941.5)権謀は無策に劣る。巧詐(こうさ)は拙誠(せつせい)にしかず。
62942.猫も当然男の親友になれるが、猫はそれを認めてはくれない。
62943.一番いいものが出たら、選んでくれる方は絶対にいる。
62944.今まで生きてきた過程において「偶然に」形づくられた思い込みがあなたの自己像を決定しています。
62945.今日の最高は、明日の最低。
62946.7)(上に立つ者は)金銭に恬淡(てんたん)たるべし。
62947.女には、二十九までは乙女(おとめ)の匂においが残っている。しかし、三十の女のからだには、もう、どこにも、乙女の匂いが無い。
62948.他人の前で恥じるのは良い感情であり、自分自身の内部で恥じるのはより良い感情である。
62949.いくつになっても人は何かを学ぶことができる。
62950.体力に確信がなかったら、人生、心細くないですか。
62951.30歳以上(オーバーサーティー)の人間は信用するな。
62952.戦争は貴族だけではできません。兵がいてこそ可能ですわ。
62953.自然の先(ま)ず第一の原理は、何ものも神的な力によって無から生ずることは絶対にない、という点である。
62954.どんなに給料や条件がよくても、本質的に好きになれない仕事は、いずれ立ちゆかなくなる。給料が他よりいいからとがまんしていても、その会社の業績が傾き、条件面が変わってしまったら、その仕事に対……
62955.子ども達は批判よりも模範を必要とする。(ver.0)
62956.我々には誰しも、不完全にしか習得していないためにいつまでたっても実際の役に立たない知識や技術がいくつかあるものです。
62957.憎悪は人生を暗くするのに対し、愛は人生を明るくする。
62958.俳句人口が三百万人。この人たちが花鳥風月、つまり自然環境を守ると大変な力になるんですけどね。
62959.相手を理解するとは、自分と相手の違いを理解することです。
62960.幸福になれるかどうかを大きく左右するものがたった一つある。それはものの考え方だ!(ver.0)
62961.私の持ち時間が 残り少ないのに気づき このすくない時間が まだ 私の両手にゆれ かすかに光り
62962.人間だけは、不可能と思われることを成し遂げることができる。ただしそれには忍耐力がなければならぬ。
62963.碑銘を記し、死者を悼むことは、ふるくから世界のどこでだろうと、詩人の仕事の一つだった。
62964.光る物すべてが黄金ではないけれど、笑顔はすべてが黄金だ。
62965.幸福は一夜おくれて来る。
62966.企業が勝っていこうと思うなら、第一線の社員がどんどん提案して、その提案を速やかに吸い上げていかざるを得なくなる。
62967.財宝も、高貴な生(うま)れも、又名家の誉れも、われわれの肉体にとってすら何の益にもならない以上、われわれの精神にとってもまた利するところは全くなしと断ぜざるをえない。
62968.自分と自分の行動がばかばかしく思えるようになったとたん、(自分は)変わりはじめる。
62969.河海(かかい)は細流を厭(いと)わず。
62970.人間は、誰でも最初から完璧な存在として生まれてはきません。一生を通じて、自分を成長、完成させるために、この世に生まれてきているのです。強くて、優しくて、清らかで、正しくて、厳しくて、温かい、全人格……
62971.どんな困難に直面しようとも、誰にも負けない努力を重ね、いつも明るく前向きな気持ちで懸命に働き続けることで、人生は必ずや豊かで実りの多いものになる。
62972.批評は主観の産物である。しかし彼ら(=批評家)は言いっ放し、言われる方は反論の手段がない。しかも、一昔前のものさしで判断していることが多い。これは裁判官と良く似ている。しかし、裁判官は、「疑わしき……
62973.なんにもない机の引き出しをあけて見る
62974.私は、未来のある男を愛し、過去のある女を愛す。
62975.アメによって反応を引き出せはするが、同じ行動をさせ続けるためにはアメを与え続けなければならないという事実そのものが、アメの長期的効果(あるいはその欠如)についてのカギを提供している。
62976.人は、自分ではない誰かのために、信じられないような力を出せる生き物なんだよ。
62977.おだやかにあれ こころよ のびやかに しなやかに はれやかに
62978.あなたは、考えうるあらゆる規模と方向の生命の富を表現するために、この世にあるのです。あなたは、より豊かに生きる生命の喜びを表現するために、この世にあるのです。
62979.小説の中に、「私」と称する人物を登場させる時には、よほど慎重な心構えを必要とする。フィクションを、どこの国の人でも、昔から、それを作者の醜聞として信じ込み、上品ぶって非難、憫笑(びんしょう)する悪……
62980.今日の大学は、近代劇のための劇場に換喩(かんゆ)されるならば、さしずめ「教授」は「俳優」である。
62981.才能という言葉が必要となるのは、ある高さまで行ってからで、努力によって自分の力を最大限にまで高め、その限界を乗り越えようとする時に、初めて才能というものが必要になってくるのではないだろうか。
62982.広報こそが経営戦略の重要な柱の一つだ。
62983.心理療法の根本は、「そこにいる」(=一緒にいる)ということで、それ以外のものでもないと言ってもいいくらいです。
62984.一流のスポーツ選手以外の99パーセントの人たちは、自分の能力の何割も使っていない。自分の能力を過小評価し、自動車のようなスピードリミッターを自分につけて、それ以上の能力を使おうとしない。
62985.(※恋愛小説における)アフォリズムは作者の存在証明、といってもよい。(中略)恋愛には批評の苦味(ビター)があってこそ、その甘味は倍加される。アフォリズムを読むたのしみは、恋愛小説においてこそ、強い……
62986.親が死んでも子供が一人で生きていけるよう、厳しく接するのも愛情。可愛い子には旅をさせよ。
62987.安定性とお金の上に乗っかった瞬間、私は脳死する。
62988.幸福は心を若返らせ、不幸は心を老けさせる。
62989.音楽の本質は公約数的なものではなく、非常に個人的なもので成り立っていると思うんだよ。
62990.(逆ギレされるのは)怒り方が下手だから。怒ってる人が言葉をたたみかけるから。
62991.日本はもともと、オトナの住める国ではない。(日本の)オトナは子供と老人の奴隷である。
62992.幸福は外に求めるな、現在与えられている境遇の中に見いだせ。
62993.金が在れば生きてゆけるのか。
62994.わたしたちには、これまでに書かれた書物をできるかぎり読破し、そういう努力の上になにかましなことを一つ二つ付け加えて、その書物の山を後世に伝えるという役目もあるのではないか。
62995.忍耐は平安を、性急は後悔を刈り入れる。
62996.人生を愛しているか? 愛しているのなら、時間を浪費してはならない。人生は時間によってできているからである。
62997.人を馬鹿と呼んではならない。その人からは物を借りよ。
62998.人は一貫性を保つことによって、社会の他のメンバーから高い評価を受けられる。一般に一貫性は、論理性、合理性、安定性の核であり、一貫性を保っている人は、人格的にも知的にも優れていると考えられる……
62999.生きる価値なんて保留にしても生きていくことはできるんだって気づいたんです。そしたら急に楽になって、“そのまま流れに乗って生きていけばいいんだ”と思えるようになりました。
63000.幾何学は上手く測定する技術である。
63001.夢や目的を持たない幸福な人生だってある。
63002.賭博には必勝法が一つだけある。それはイカサマをすることである。「人工的に勝(かち)を演出する技術」といってもよい。
63003.「面白い」という言葉がある。ものごとが真に楽しく快くなるのは、面(おもて)=顔が青白くなるくらいまで打ち込む。それで初めて得ることのできる境地だという。
63004.ひとは、ありがとうの数だけかしこくなり、ごめんなさいの数だけうつくしくなり、さようならの数だけ愛を知る。
63005.失敗は、もう少しで成功したのに、一つの要因だけでダメになったということもある。失敗に学ぶことは非常に多い。
63006.もっとも世俗を気にしている者は、芸術家である。
63007.ニューギニアやエジプトはネコがきたないんですよ。ネコいじめがひどいんです。ネコを見るとその国の文化がわかります。ペットから幸福を観察することができるわけです。
63008.戦うのは自分だよ。誰も助けちゃくれない。
63009.チーム・ワークができるのに五年や、十年では駄目なんだからね。
63010.スタッフを動かす時はね、一番動かしやすい言葉を使うの。それがたとえ嘘でも、それで現場がスムーズに動くなら。
63011.心が渇いてないか? 近くに林はあるか? 夜、星をみているか?
63012.九(苦)を越えなければ 十の喜びに到り得ない。
63013.うぬぼれとは、一つの楽しい幻想、生きるための幻想ですから、実質なんぞ何もいりません。
63014.あなたは表現された生命であり、その生命はあなたの繁栄と発展と前進に強烈な関心を持っています。
63015.道を求めて進む事は苦しい。しかし、道を求める心のない事はさらに苦しい。
63016.不振に陥った企業の95%までは、事業そのものに故障があるのではなく、それに関係する人物に故障があります。
63017.誠実とは、心という貝の中にできる真珠である。
63018.正しい信念というのものは、劣等感を捨てさせることができる。
63019.ただ一つでも人に自慢できるものを持っていることがほんとうに幸せなのです。何でもいいから、一つのことを高校二年生ぐらいまでつづけていると、それはかならず何らかの形でみなさんの宝物になるのです。
63020.栄光は美徳の影である。
63021.小さな微笑みは「奇跡」である。小さな微笑みが失われれば、世界はあたたかみを失うからだ。
63022.自信とうぬぼれは違います。「自分を信じる」と書いて自信というのです。それは実力に裏打ちされてこそいえるのです。実力の裏打ちのない思い込みは、単なるうぬぼれです。(ver.0)
63023.人間の心というのは、小説みたいに、あんなにはっきり定まっているものでなく、実際はもっとぼんやりしているものじゃないのか。殊(こと)にも男と女の間の気持なんてその場その場の何かのきっかけで、意外な事……
63025.誰でも、本当の美に遭遇すれば、ビビッと来るはずです。
63026.心の平静と幸福にいたる道は一つしかありません。したがって、早朝目覚めたときも、日中も、また夜遅く眠りにつくときも、常にこの道から離れてはなりません──その道とは、外的なことを一切、自分のものとして……
63027.人は自然が与えたすべての特徴を美化し、ときには誇張したがる。
63028.行き行きて五十路の坂も越えにけり 遂に寂しき道と思わん
63029.気がつくといつもそこにあるのが大きな樹です。いまわたしたちが生まれる前からそこにあって、いまのわたしたちが死んだ後もきっとそこにあるだろう樹。それが樹自身が示している、樹の在り方です。
63030.少女には少女の自由を許さなければならない。ただし、それを利用する機会は与えるべきでない。
63031.夢見てた未来は それほど離れちゃいない また一歩 次の一歩 足音を踏み鳴らせ!
63032.笑い顔は、みな友ではない。怒り顔は、みな敵ではない。
63033.大規模な組織の存在するところでは、どこでもこれら(官僚性)の特徴があらわれて来るのである。今日、労働組合、教会、社会事業団体、大会社等はすべてその代表する利益の規模と、その事務の複雑性のために、同……
63034.自尊心を失う十八の心得──7.自分の欲求は二の次で(あるいは無視し)、もっぱら他人に奉仕する。
63035.憎しみというのは、過去に執着していること。
63036.(息子に)あんなにやかましく、こまごま言ってやるのは、わしの、深く考えた上での計略なんだ。あの子だって、うるさいとは思っていながら、自分に何かとやかましく言ってくれる者が在るという思いは、また、あ……
63037.行けど行けど一頭の牛に他ならず
63038.宗教とは「気づく」ものなのです。疑って、疑って、そのあげくに、ハッとして、なあんだそういうことか、と了解するものです。
63039.存在するとは、生きることによって学ぶこと。
63040.(相手への期待から生じる)不満、ストレスの解消のためには(自分の)考え方を変えるしかない。つまり他人に期待するのではなく、自分自身に期待することである。
63041.1人の人間がするまちがいには限りがあるにちがいないわ。だからいくらあたしだって、しつくしてしまえばそれでおしまいよ。そう思うと気が楽になるわ。
63042.発想を変えよう。(小中学校)一年間で覚える漢字はたった二百字。原稿用紙半分でしかない。それを難しいと感じてしまうのはなぜか? それは定時に帰るのを難しいと感じることと同じ原因だ。みんなと違うことは……
63043.よく進む 時計を正しくした朝は 何の予感か 我に満ちてくる
63044.想像力、すなわち形を創り出す力は、夢見る能力を持つすべての人に共通した賜物である。
63045.徹夜はするな。睡眠不足はいい仕事の敵だ。
63046.日本語ほどコトバ遊び、もっと正鵠(せいこく)を期するとコトバの音遊びの豊富な言語はないだろう。
63047.何をしても不安でならぬ時には、映画館へ飛び込むと、少しホッとする。真暗いので、どんなに助かるかわからない。誰も自分に注意しない。映画館の一隅に坐っている数刻だけは、全く世間と離れている。あんな、い……
63048.人は(ものが)足りないぐらいが善良なんだ。世の中、少し足りないぐらいがよくなるよ。
63049.見て見ぬふりをしていれば、きっといろんなことが楽なんでしょうね。でも、誰かがそのうっとうしい正義感を持ち続けていなければ、世の中は悪くなっていくだけなんじゃないでしょうか?
63050.私は平和の手段として以外に、戦争をかつて一度も主張したことがない。(ver.0)
63051.細かな家事に携わることは、瞑想に匹敵する、心を集中させる作業である。
63052.もともと水木さんにはオドロキぐせ、というものがあって、人の三倍オドロくわけです。フハッとなるわけです。オドロくから元気なんでしょうな。
63053.ゆったり一定のペースで、なめらかに話すだけでも、良い意見のように聞こえ、印象を良くする。
63054.自分の苦しみにおいて人間の苦しみに出会っていく。自分だけが、と思っていたのが実はそうではなかった。
63055.寛容とは何か。それは人間愛の所有である。我々はすべて弱さと過ちから作られているのだ。我々の愚かさを許し合おう。これが自然の第一の掟である。
63056.独居如接客 接客如独居 [独り居(お)ること客に接するが如(ごと)く、客に接すること独り居るが如し]
63058.32)(上に立つ者は)象徴を高く掲げ、衆心一致、精神の統一をはかれ。中心の引力はあらゆる手段をつくして強固ならしむべし。
63059.(推論の鎖によって次々に結論が導かれるようになっていない)ようなことを真実とみなさないように用心し、導かれる帰結に必要なだけの秩序が常に保たれるように心がけていれば、到達できないほどかけ離れ……
63060.(※「本音を吐く」ということは)オトナのすることではないように思う。いや、本音は吐かなければいけないが、いやみのない吐き方をしてほしい。
63061.若いとき旅をしなければ、老いてからの(人に話す)物語がない。
63062.人以(もっ)て恥じなかるべからず。
63063.人間は、少なくとも毎日、ちょっとした歌を聴き、よい詩を読み、美しい絵を眺め、そして出来たら、多少の合理的(リーズナブル)な言葉を話すべきだ。
63064.自分で自分を苦しめてる人って多いですね。自分は人づきあいが下手だ、口下手で恋人に逃げられる。そういう不平不満だけ数えて、努力をしない。自分だけが閉塞感を感じていると勘違いしている。
63065.なるほどそうかと頷(うなず)ける このよろこびがあるので この世のいのち終わるまで 私は 聞かしてもらう
63066.「親切」と「おせっかい」。「親切」は相手が満足。「おせっかい」は自己満足。
63067.安心と慢心は紙一重である。
63068.人生では、学ばなければならない課題が次々と与えられます。ひとつを完全に身につけたとき、また新しい課題が与えられるのです。
63069.隣の芝生は青くて当然だ。大事なことはそこからどう思い、どう動くかだ。闘争心を持ち、発奮することだ。
63070.生まれたところから離れて暮らして、そのあと過ごしたところの方がずっと長くなっても、生まれたところに対して、ずっと故郷という愛着をもちつづけるように、親しんだ本を再読するときには、そこに帰郷したよう……
63071.詩人というものは、こわいものだ。何が失礼に当たるか、わかったもんじゃない。
63072.わたしたちは道元や親鸞よりはるかにたくさんの本を読んでいるはずだが、彼らより考えが深いとはとても言えぬ。読書量の多寡(たか)は人間の質とはあまり関係がないのである。
63073.人生の改革は、崇高な、心の躍る冒険です。
63074.戦いにおける最大の過失は、戦力と準備の不足を、軍隊の精神力をもって補わんとすることである。
63075.10)(上に立つ者は)長所を見て人を使え。人は誰しも長所を有す。
63076.もし心のなかにすべてを圧倒するような、強い、いきいきとしたよろこびが「腹の底から」、すなわち存在の根底から湧きあがったとしたら、これこそ生きがい感の最もそぼくな形のものと考えてよかろう。
63077.本という文化が長年かかって培ってきたものは、本に書かれているものを通して、そこに書かれていないものを想像させる力です。
63078.利益とは売上から経費を差し引いた結果でしかない。そうであれば、売上を極大にし、経費を極小にする努力を払うことが重要なのであり、そういう努力の結果として利益は後からついてくるはずだ。
63079.夢のない国や社会なんてない。あるのは、夢のない政治家と国民だけだ。
63080.人類は競争によってその文明が進歩したことは、見逃すことのできない事実である。
63081.地味なものは高価なものよりも美しくなりうるというひそかな知識がないと、決して洗練されたセンスを身につけることはできない。
63082.何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと、大事なものを捨てることができる人だ。化け物をもしのぐ必要に迫られたのなら、人間性をも捨て去ることができる人のことだ。
63083.あまりにも物質が豊かになると、人の心にはスキができます。
63084.相手に伝わらないような愛は、「愛」とは言えない。
63085.親父の小言(こごと)と冷や酒は、あとになって効いてくる。
63086.「生きてる価値」を感じるような生き方の型が、一定して客観的にあるのではなく、「生きてる価値」とか「生きる意義」とか、「生きる価値」とかいったものは、「自分のため」という現実の生活の中で、自分が主観……
63087.新しい本は古い本を読むのを邪魔するために出る。
63088.この国(=日本)の、「演劇は教養ある人たちのもの」という文化人主義とサヨナラするために、あるいは世の中や人間のありかたを問うこともなく、むしろそれを斜めから見て遊びたわむれるだけの遊び人主義と訣……
63089.攻撃にあたっては先制と集中を戦術とする。先手をとることと、力を一点に集中することである。
63090.一日にいちど、何か、きざに気取ってみなければ、気がすまないのだ。生きて行けないのだ。
63091.量も味のうち。
63092.女は男なしじゃ生きられないように、運命もまたおれたちの助けなしじゃやっていけないんだよ。びくびくすることはない。たかが運命じゃないか。
63093.心の温かさ、というものを見失わないようにしてゆけば、(人間に関して)大きく判断を誤ることは少ないと思う。
63094.(子供は)トンボの翅はちょんぎる。カエルは生きたまま解剖する。ネコの足を縛って川に投げ込む。しかし、その程度の残酷さは、ニワトリやウシを殺して食べる人間という動物が、生得持っていなければならない生……
63095.なんとも酒は、魔物である。
63096.本を読むことには、何か辛いものがある。よい本はよい本なりに、悪本は悪本なりに。多分、言葉の毒に中毒するのだろう。いや、言葉だけではなく、絵や写真にも毒はあり、それにも(自分という)存在の一番深いと……
63097.迷ったら、やる! ※やるべきかどうか迷ったら…
63098.愛というものは、地中深くにしっかりと根を張り、また、天にも届かんばかりの大きな枝を張った大樹になるべきものである。
63099.克服されるべきものは、あなたの環境ではなく、心の態度です。あなたの精神的態度が正しければ、外的な事情、体験、経済状態などは自動的に整ってきます。
63100.あまり深く考える必要がないということを知るのも、考える必要があることを知るに劣らず重要だ。
63101.青年たちがたまたま、いままでの道徳律にはかってさえ美談と言い得る立派な行動をなすことのあるのは、すべてこのかくされた魂(=これぞという目的をも持たぬ犠牲の魂)のゆえである。
63102.幸福になろうとする人は、まず孤独である。
63103.素晴らしい夢ほど笑われるものです。もし他人に自分の夢を笑われたら 「あぁ、自分の夢は素晴らしいのだ」と誇って下さい。
63104.その人のいいところばかりを見る人は、羨むばかりで学ぶことがない。その人の欠点をよく見ながら、いいところを見つける人は、それを認めてしっかり見習おうとする。人を模範にするとはそういうことである。
63105.親の仕事は子供の指導であって、支配ではない。子供は親の所有物ではないのだ。
63106.なんにもしたくないという無意志の状態は、そのひとが健康だからである。少なくとも、ペエンレッス(=ペインレス)の状態である。
63107.困難にぶつかるごとに人間は練れてくる。
63108.他の人が苦しんでいる時に楽しむためには固い心が必要だ。あるいは、他の人が飢えている時に飽食するためには。
63109.なーんだ簡単なアイデアだ。と気づいたら、それは正しい新製品。
63110.屈しない心は折れる。よく萎(な)える心は折れない。
63111.言葉の本質をなすものは、経験をくみあげて、新しい概念をつくりだす力。
63112.金(かね)を得るためには、金を使わねばならぬ。
63113.やっぱり出会う人でしょうね、一番大事なのは。どういう人に人生で出会うか。そこで決まるんじゃないですかね。やっぱり、いい人に出会うと、いろんなものをもらいますよね。
63114.どうして日本にはないの? 何でこんなに高いの? 何でこんなに安いの? 創業のチャンスはこの異常値から見つける。
63115.西と言うたら東と悟れ。
63116.祈りをしているうち、感謝の気持ちが生ずるようであれば、(潜在意識への引き渡しが完了した証拠なので)その祈りはかなえられる。
63117.イライラは 自分に損
63118.親孝行は自然の情だ。倫理ではなかった。
63119.「明日があるさ」なんて言うけど、明日があるなんて思っていてはいけません。今日という日が、おろそかになってしまいますから。
63120.自分で自分のプロデュースも出来ない奴なんて、どうせ長続きはしねえよ、悪いけど。
63121.親と話すなんて、話す材料がないとか、そんなことはありません。親はおもしろい人物だと思って見てもらいたいのです。親のことをわかってあげようという気持ちになれば、いろいろなことが見えてきますよ。
63122.人間ってね、キスすることによって相手との遺伝的な相性を測ることができるんだって。進化論自然選択説ってやつよ。
63123.ドロップアウトするのはたしかに怖い。(でも)うつ病になったり、自殺してしまうのであれば、今の会社や仕事が自分に合わないと感じた時には、会社に一生面倒みてもらおうという気持ちは捨てて、あえてドロップ……
63124.ロマンチックというのは、人生のディテールで思いがけない美しさを発見して、そのつもりであちこち見ると、どこにもここにもあった、とびっくりすること。
63125.聞き始めたなら、(けなしたりせず)最後まで聞くこと。
63126.強き人の怒りは、常にその時期を待ち得る。(ver.0)
63127.現世とは、心や魂を純化させるための修行の場である。
63128.人生は お祭りだ いつもどこかで おはやしがなっている
63129.品の悪いのは直るが、品性は直らない。
63130.政治家に必要な重要な資質は、「情熱」「責任感」「判断力」の3つである。そして最大の敵が「虚栄心」である。
63131.制御しがたい最も難しいものを順にあげると、酒と女と唄だ。
63132.寂しい人は、自分の限界以上に頑張ります。そして心を病んでいきます。
63133.地上の魂は感情の季節に従って、喜びと悲しみの満ち引きを繰り返します。自然界の季節が生と死と再生のサイクルを繰り返すのと同じです。
63134.人の世に二生も三生もない。人生はオンリーワンページである。
63135.言うべきことについて、うっかり言い過ぎてしまったことには気がとがめるが、言わなかったことに気がとがめることはまずない。
63136.男の管理職はいけません。男同士だと、見栄の張り合いなのか、言いたいこともよう言わんところがありますよね。私は女性ですから、ズバズバ言います。一般に女性管理職にはそういうところがあると思います。
63137.あなたがより充実した、より豊かな、より幸福な、よりすばらしい生活を欲するのは当然であり、自然なことです。
63138.世界の涯(は)てとは、てめえ自身の夢のことだ。
63139.しゃべることというのは、絶対に人には通じないんだ。
63140.偽りの自分を愛されるより、ありのままの自分を憎まれる方がいい。
63141.学校で僕らが学ぶもっとも重要なことは、「もっとも重要なことは学校では学べない」という真理である。
63142.自分がつくるものだけは、誰にもなんの遠慮もなく、勝手につくりたいと思っています。
63143.相手に自分を信頼させるためには、まず自分のほうが相手を信頼する心を持たなければならない。
63144.私は教師。私は戦士。競争、否定、恐怖、偏見、無知、無関心を敵にまわして戦う毎日。
63145.ことごとにわれを咎(とが)むる家妻(いえづま)を 遂(つい)の頼りに生きていく日々
63146.思春期に女の子とつきあっちゃうとさ、男子は女の子のことで頭がコントロールできなくなっちゃうんだけど、女子はクールだよねぇ。
63147.栄光や評価など求めず、大好きなことに熱中する。それ自体が喜びであり、幸せなのです。水木サン(=私)の場合、それが漫画を描くことでした。
63148.ずっと幸せでいる方法がたったひとつあるとしたら、それは感謝する心を忘れないことです。食事がおいしくいただけること、好きな人に会えること、生きていられること。なんでもよいから、感謝する心があれば、自……
63149.ながいこと病(や)んでいて ふと非常に気持がよいので 人の見てないとこでふざけてみた
63150.司祭らは女たちの告解(こっかい)を聴くたびに、ああ結婚しなくて良かったと、つくづくと思う。
63151.勢いというものが一たび目の前に来たら、まごまごしてはいけない。
63152.人間は自分の最高と信じた路(みち)に雄飛しなければ、生きていても屍(しかばね)同然である。
63153.確率の低い、成算のないことを目標と言ってはいけない。目標とは、実現することを視野において実行するものでなければならない。
63154.(子供を)叱ることと怒ることは違います。叱るとは怒りの感情を抑え、子供のためになる(という)こと(愛情)を、子供が理解できる言い方(理性)で説得すること。子育てに必要なのは、愛情と理性。
63155.何たってちょっとひけめがあるっていうのは、お互い、やさしくできるコツの一つみたいな気がする。
63156.往時においては、母国のために死ぬことは心地よく、ふさわしいものであると書かれた。しかし近代戦争では、戦死が心地よく、ふさわしいものは何もない。諸君は犬のように死ぬであろう。
63157.正しきものに従えば、決して歪めるもの、正しかざるものは出てこない。
63158.百術は一誠に如(し)かず。
63159.いろんなことにくわしく、要点をまとめることができたとしても、自分が入っていない場合があります。そういう人の意見を聞いていると実感がないから、どうしても不満が残ります。
63160.生きようとする強い意志と断固たる決意を持っていれば、身体の治癒力を高めることができる。
63161.相手に点火するには、相手以上に燃えるものがないといけないのですネ。マッチでも駄目。まして線香の火では駄目。
63162.名前や生年月日というのは、その人自身のアイデンティティの中でも、その人を象徴するものである。
63163.不思議なもので、恋愛のはじめというものは、互いがどんなにつまらない相手でも、一種の生命力の昂揚(こうよう)がおこり、その人間として最上のコンディションが肉体にも精神にもひきだされるもののようである。
63164.人はきっと、他人のために、何か与えるものをもって生まれてきたのだ。それが“いのち”なのだ。どんなに小さな“いのち”でも、まわりの人をもえたたせて、なお生きる。それが“いのち”なのだ。
63165.数学をやっていると、よく「何の役に立つのか?」と聞かれます。でも、今はあまり役に立たないかもしれないけれど、10年、100年後にひょっとしたら役立つかもしれない。
63166.信仰とは、望んでいる事柄を確信し、まだ見ていない事実を確認することである。(ver.0)
63167.たとえ悲しい時でも、落ち込んだ時でも、おなかはグーと鳴るのである。
63168.天使のように空を飛ぶことは無理としても、ユーモアで心を軽くし、現実を軽やかに飛び越えていくことは、私たちにもできる。
63169.二人でありながら一体となること、溶けて混じり合って、もはや自分でも他人でもなくなること、(中略)それが「愛」である。
63170.単に自分と意見が違うからといって、友人や家族が意見を述べようとするのを頑強に拒んだら、友人を失ったり、家族に理解されなくなったりする恐れがある。
63171.私たちはいくつになっても夢を語り、明るい未来の姿を描ける人間でありたいものです。
63172.君に似し姿を街に見る時の こころ躍りを あはれと思へ
63173.傑作意識を捨てなければならぬ。傑作意識というものは、かならず昔のお手本の幻影に迷わされているものである。だからいつまで経っても、古いのである。まるで、それこそ、筋書どおりじゃないか。
63174.政治権力は銃口から生まれる。
63175.話すときにいちばん大事なのは、相手が自分の話に何を望んでいるかを察することである。
63176.暇になったときに、暇だからって(暇そうに)やっているようじゃダメだ。暇なら暇なりに考えないと。努力しなきゃ。暇だから忙しくするんだよ。そこには何かがある。
63177.想像力は人生を動かすエネルギーです。それが潜在意識に宿ったとき人生が創造されるのです。
63178.不便なところにビジネスチャンスはある。だが、当たり前だから不便に思わないことは、実はいっぱい隠れている。いかにそのような感覚でものを見ていくかで、まだまだビジネスチャンスはある。
63179.絶対に救われることのない私の自覚において、はじめて救済される。
63180.私は、私であったものを運ぶ。これから私になるものは、この道の先で横たわりながら待っている。
63181.要するに男たちは、くどくときには女と話が合うのであった。だから(※男たちは)くどかれてもOKといわない女に、べつに話を合わせる必要はないわけである。
63182.仕事なんてものは、なんでもないんです。傑作も駄作もありやしません。人がいいと言えば、よくなるし、悪いと言えば、悪くなるんです。
63183.人々が家畜のように群れ、みんなが他人と同じふるまいをする。それが大衆社会だ。
63184.ドッと一緒に人をあざけり笑ってそれから俄(にわ)かにしいんとなった時のこのさびしいことです。
63185.いったい人間は、自分で自分を完成できるものでしょうか。
63186.うつ病になったりする人は、非常に感情がこまやかで感じやすく、優しくて、そして挑戦的でない、おとなしい人。物事をじっと考えるような人。そういう人が、この乱れた世の中について行けなくなって、うつ病にな……
63187.勝つために、実に卑劣な手段を用いる。そうして、俗世に於(おい)て、「あれはいいひとだ、潔癖な立派なひとである」などと言われることに成功している。殆(ほと)んど、悪人である。
63188.偶然に起こるなどというものはなにもありません。エマーソンが言っているように、「あらゆるものは後ろから押されている」のです。この世には原因結果の法則が存在して、それは全宇宙におよんでいます。
63189.リストラの対象者には、まったく仕事を与えないほうがいい。誰でも何の問題もなくスムーズにこなせる仕事ばかりを与えるのもいい。そんな状況では、リストラ対象者は、しだいに仕事への意欲をそがれていく。
63190.任天堂が市場を創り出すんですよ。調査する必要など、どこにもないでしょう。
63191.男と女との間に始まる友情は、間もなくその名を変更する
63192.役所はどこでも、野心と嫉妬と保身でできている。
63193.自由に必要なものは、ただ誠実だけだ
63194.売上を左右するのは物言う消費者ではなく、物言わない消費者だ。クレームを言ってくれれば直すこともできるが、「何が不満か」を言わないで去っていく消費者のほうが圧倒的に多い。
63195.偶然即(すなわ)ち神と闘うものは常に神秘的威厳に満ちている。賭博者もまたこの例に洩(も)れない。
63196.お客様の苦情から商品の欠陥が判る。お客様の要望が新商品のヒントになる。お客様とは本当に有難いものです。
63197.信心がないときには悲しみや苦しみが濁るのです。何によって濁るかというと、私がかわいいという思いで濁るのです。その時には、悲しみではなくて愚痴になる。何でこんな目に会わなければならないのか。何で私だ……
63198.日本には「誠」という倫理はあっても、「純真」なんて概念は無かった。人が「純真」と銘打っているものの姿を見ると、たいてい演技だ。演技でなければ、阿呆である。
63199.知は生命の泉なり。
63200.快楽に浸る者は暗愚であり、高慢、過大な自己評価、他人へのさげすみ、盲目的で分別のない自己利益の追求、気ままなぜいたく、怠惰など、これらは快楽が生み出す最高の悪である。
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