56001.木立の上に、空があればいい。大きな川の上に、風の影があればいい。花と鳥と、光差す時間、そして、おいしい水があれば。僅(わず)かなもの、ささやかなものだ、人の生きる権利というものは。

56002.音楽は、あらゆる知恵や哲学よりも高度の啓示である。

56003.頬(ほお)よせて共に笑える人がある。抱き合って一緒に泣ける人がある。ブンなぐり思告しあえる人がある。肩たたき激励しあえる人がある。我こそこの世の幸運児。

56004.大惨事を予想する人間は洞察力がある。

56005.感情的に成長するのを拒む男女は、真っ先に年をとるのが普通である。

56006.女ひとりの仕合せのために、男の人を利用するなんて、もったいないわ。女だって、弱いけれど、男は、もっと弱いのよ。やっとのところで踏みとどまって、どうにか努力をつづけているのよ。あたしには、そう思われ……

56007.私は、私の人生に与えられたすべての恵みに感謝します。人生に起きるどんなことも自分の成長の糧ととらえます。それらは私たちの人格を高め、信念を揺るぎないものとしてくれるのです。

56008.本当に有能な数学者と、彼より能力の劣る仲間とを区別する何らかの特徴があるとすれば、それは、頭に浮かんでくる考えを一定時間だけ、必要なある仮の言葉で表すことができるような、自分にしか分からない臨時の……

56009.世の中の悪が栄えるのは我々が「ノー」と言う勇気を持たないためである。(ver.0)

56010.孤独な人ほど愛情が苦手。自分を守ろうとしないで、包み込むような愛情に身をまかせてみては。

56011.国が無くなっても自由に生きられるよ。国なんていう考え方に縛られているのは人間だけだ。

56012.人を取り締まる役目にある者は、決して個人的な動機で権力を振るってはいけないんだ。個人的な動機に正義はない。父さんたち(=取り締まる者)の動機は、常に法の下(もと)にあるべきなんだ。

56013.結婚生活の難しさ、それは「すべての女が心底は母親であるのに、一方、すべての男が心底は独身者である」ということだ。

56014.人間は本質的には犬、猫、シラミ、毛ジラミのたぐいとたいして変わらないものだから、あまりくよくよしたって始まらないのだ。

56015.求めても与えられないのは、悪い求め方をするからだ。

56016.女は男を叱咤(しった)激励すんの、好きやね。あれが女の本質やな。叱咤激励、いうの。いつも校長みたいな気ィでおんねんな。あれ、いややさかい、結婚しまへんねん。

56017.何一つ、孤立したものはない。この地上で、生きる理由と究極の目的をじぶんのうちにしかもたないものなんてない。ものみな、無限のかかわりを生きているのだ。

56018.世に処するは一歩を譲るを高しと為(な)す。(ver.0)

56019.読み終えて終わるのでなく、読み終えたところからはじまる、もう一つの読書がある。そのようなもう一つの読書が、わたしには旅だった

56020.幸福は感覚の問題ではない。それは心の問題であり、肉体のことではない。読書も学問も、本当の目的は単に知識を得ることではなく、それを心に活かすこと、それを幸福につなげることにある。知恵と経験に富む豊か……

56021.セックスには、三つの側面があると考えられます。その一つは生殖を目的とするものですが、他の一つは人間的なつながり、愛などを表現するものであり、そしてあとの一つは快楽を手段とした、遊びまたは文化として……

56022.ただもう「ふとした事」で恋愛が成立するものとしたら、それは実に卑猥(ひわい)な世相になってしまうであろう。恋愛は意志に依るべきである。恋愛チャンス説は、淫乱(いんらん)に近い。

56023.客観的真実なんてものはないのだ。ただ具体的事実があるのだよ。

56024.鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす

56025.演劇はいわば政治を通さぬ革命であり、他人にとりつき、それを腐蝕し(或いは増殖し)、変容にもちこむことである。

56026.コミュニケーションというのは、人の話に耳を傾けることです。

56027.泣くな。こんなことはどこにもあるのだ。それをよくわかったお前は、一番さいわいなのだ。

56028.静かさと自信の中にあなたの強さがあるだろう。

56029.(場が)盛り上がるって何? それはね、たとえば誰かが失敗することなの。誰か失敗する人がいると、ワッと盛り上がるんだよ。(中略)失敗すると、その人の手柄になるんですよ。

56030.家庭は出発点である。

56031.(私たちは)何百、何千という人たちの血を受け継いで今、ここに存在しているわけです。だから可能性のない人はいない。

56032.海には叙情詩と男声合唱のひびきがある

56033.空想の生活のなかにたたみこんで居直るのが、実人生における「演技」というものである。

56034.若い者にとっては、陰の愛情よりも、あらわれた言葉のほうが重大なのです。言葉に拠(よ)って、自分の全部が決定されるような気がするものです。

56035.治療者と患者の関係のすべてに関わってくるのは、とらえにくい愛、様々な形の愛である。医師は愛という要素の担い手、容器になる。

56036.自分の限界をちょっと超えてみないと、自分がどこまでできるかってことは分からない。

56037.経営とは経営者が持てる全能力を傾けて、従業員が幸福になれるように最善を尽くすことである。

56038.精神と物質はひとつの実在の両面にほかなりません。物質とは、目に見える程度にまで引き下げられたあなたの精神です。物質は精神のもっとも低い段階であり、精神は物質のもっとも高い段階です。

56039.追い抜く瞬間、少しだけ息をひそめる。I'm a runner.

56040.一度も恐怖したことのない人間は、なんらの希望をも持ち合わせない。

56041.日本ほど前例にこだわる国はない。いい提案をしても、「それは前例がないからダメだ」と否定される。それでは前例をたどっていって、いちばん初めにやった人はどうだったのだと言いたくなる。

56042.生命というのは、ひっきょうメロディーにほかならない。日本ふうにいえば“しらべ”なのである。

56043.死ぬなら二人で! ねェ、二人で!

56044.客に接する、独り処(しょ)するが如(ごと)く、独り処する、客に接するが如し。

56045.金銭はすべてのことに応じる。

56046.神様が人間をお造りになったのは、物語を愛しておられるからです。

56047.すぐれた能力を持った者の、かすかな欠陥を指さして、笑いものにするか、迫害するということは、一種の自衛本能なんだろうな。

56048.せつないときの神頼み。

56049.何か成す者とは、歩み続ける愚者である。成せぬ者とは、歩みを止めた賢者である。

56050.達成感の喜びに浸るためには、目標は絶対に必要なものである。


56051.本当の成功を収め、偉大な成果を生むには、まず自分の仕事に惚れ込むことです。

56052.教えるということは含羞(がんしゅう)なくしてできることではない。

56053.ねじ一本締める仕事を、「ねじを締めろ」と言われたから締めるのと、いつも全体を意識し、部分の役割をわかって締めているのとでは、一年二年と経ていくうちにまるで違った結果になる。

56054.“不戦への道”の第一歩は勲章を廃止することからはじめるべきではないだろうか。“僕は勲章大好きョ”というお方はアブナイ。

56055.「不可能」とは、可能性だ。

56056.同僚の仕事の愚痴を聞くのはまるで「仕事をしている」みたいで嫌だった。

56057.一心岩をも通す。

56058.口の閉まりは、心の締まり。

56059.かの時に言ひそびれたる 大切の言葉は今も 胸にのこれど

56060.あなたが経験している苦痛は、現在のあなたの思考が生んだ苦痛です。

56061.この王にして、この人民。

56062.一般情勢が有利なときには、思い切って積極的に出よ。することなすことがうまくいく。一般情勢が不利なときには、思い切って自重せよ。することなすことがすべてあて外れになる。

56063.源泉が濁っていれば、河口も濁っている。

56064.(夫婦円満の秘訣は)もう、しゃべることですね。一晩中でもしゃべってる

56065.我貴しとて人を慢(あなど)ること勿(なか)れ。我智ありとて諫(いさ)めを拒むこと勿れ。

56066.経営者というものは、自分がわがままをしないことです。従業員とともに、あるいは従業員よりいっそう苦しい道を歩んでいく。つまりわがままをしないのみならず、従業員よりも苦しんでおることが根本で、あとは自……

56067.ユーモアを表現するのは何より会話、すなわち言葉の使い方です。したがって、楽しい会話ができるということは、楽しく言葉を使えるということです。

56068.トップとシャッポは軽いほどよい。上等な帽子はかぶっていることを意識させないものです。

56069.欲求の消滅は、無感動、無感情、行動不能を意味しています。

56070.いくらたくさんお金をもらえても、つまらない仕事はつまらないものだ。

56071.人の夢は儚いもの。だからこそ、一瞬一秒に全てを賭ける価値がある。

56072.死は、人間の一生にしめ括りをつけ、その生涯を完成させるものだ。消滅ではなく完成だ。

56073.能動的な人は、(物事や事態を)放っておけます。受け身の人は、放っておけません。

56074.あなたの望むことを明確に肯定することによって、奇跡的な効果が得られる。

56075.空を見て、音楽がそこにあると信じた。

56076.世間の人の、あまり読んでいない本で、そうして、その著者の潔癖から、出版しても知らぬふりしてちっとも自己宣伝せず、また、本屋でもあまり広告していない、じみな本を、何かの機会に、ふと読んで、そうしてそ……

56077.愛する夫を奪われるという不幸の代わりに、二人目の男を合法的に認められるという特権を与えられたのが、未亡人という名の意味だ。

56078.仕事をして一盃(いっぱい)やると、同じ酒でも味が違う。これを思うと、労働ぐらい人を幸福にするものはないかもしれない。(要約)

56079.戦後の日本人はいつの間にか、働くことと利を得ることを一緒にして利を得るためにだけ働くようになった。利がすべての目的に変わった。利のためにほかのものを多少は犠牲にしていいという風潮が社会を支配した。

56080.人がいやいやながらいる処(ところ)は、彼にとっては牢獄である。

56081.同時に、息を吐いたり、物を飲み込んだりはできない。

56082.お前が困難に陥ったときに、助けを求めなければ、お前の兄弟の本心を知ることはできない。

56083.私は女から被害妄想、被虐妄想をとりのぞくのが、女性解放の第一歩だと思う。

56084.楽園は我々の剣の影にある。

56085.(仏法を聞いても)なかなか納得せず、どこまでも問いつづけ、ひたすら考え、そのようにしてはじめてうなずけた人は、それだけに、うなずけた教えをどんな人にも伝えることのできる言葉を身につけられます。

56086.短くも太い人生を生きよ。

56087.世界はつねに自分を監視しているわけじゃない。むしろ、世界の大方は自分に関心がないのであって、たいがいのことはみんな目をつぶってくれるわけだから安心していい。

56088.みえない関係が みえはじめたとき かれらは深く訣別している

56089.最初から運良く授かったものと、認められ譲渡されたものでは、その本質が違う!

56090.女の甘い誘惑。女に甘いYOUは苦。

56091.女は、何のかのと言ったって、結局は、金さ。

56092.叶わぬときの神頼み。

56093.大成功と違って、小さい成功で人はあまり慢心しないものだ。小さい成功から学ぶことも多いが、それ以上に成功は自信を与え、プラス思考にしてくれるのがいい。

56094.現在窮乏 将来有望

56095.誰の目にも明らかな才能よりも、自分は人とは違った特別な人間になれるという信念を持つことの方が重要だ。

56096.個人商店はね、スリム、シンプル、スロー、この3Sが一番。スリムとは、極力少人数で低コストであること。シンプルとは、扱う品数が最小限であること。そしてスローとは、あまり忙しくないこと。

56097.でも生きなきゃ。私達の細胞は常に生きる努力をしているよ。

56098.(過去の失敗について)人に話すことも克服する助けになる。

56099.この世で何が楽しいと言って、やらなければいけない仕事が山ほどあるのに、それをぐずぐず伸ばして、もう少し暖炉にあたっていよう、音楽を聞いていよう、と思うあの瞬間ほど楽しいものはない。

56100.家族は、社会に吐き出してはいけない感情を受け止めるという貴重な機能をもっている。反対にいえば、たがいにネガティブな感情を平気で出し合える家族こそいい家族といえるのかもしれない。


56101.正義の実行、すなわち、本心良心の命ずるままに活(い)きることが、期せずして崇高な心を発現することになるのである。

56102.便宜主義による解決の最も典型的な行き方は、人間による判断を一切省略して、その人の地位や職能によつて判断する方法である。

56103.人が人生から受け取れるものは、願い欲したものではなく、努力に見合った公正な報酬である。

56104.財産や地位を求めるより、まず自分自身を知ることを求めよ。我(われ)すら、我のものならず。

56105.論理によって証明し、直観によって考え出す。

56106.地面に横になっている者は、倒れる者を助けることができない。

56107.三十年の結婚生活の後にも、貞淑な妻に優雅ささえあれば、彼女は結婚の最初の日のように夫の気に入る。

56108.子どもたちの騒音は、将来の音楽。

56109.素朴さは生得(しょうとく)の美点であるに違いないが、身につけるには学ぶ必要がある。

56110.人生に失敗がないと、人生を失敗する。

56111.とりとめない話であっても、顔を合わせ、肉声を聞くことにより、人間関係は温め直される。

56112.あなたにとって、一日一日の生活は、自身への刑罰の加重以外に、意味が無かったようでありました。午前一ぱいを生き切る事さえ、あなたにとっては、大仕事のようでありました。

56113.花は、しぼまぬうちこそ、花である。美しい間に、剪(き)らなければならぬ。

56114.あなたはあなた自身のために考えるべきです。ほかのものがあなたの中で、あなたのために考えたり話したりすることを拒否しなさい。ほかのものが恐怖や憎しみや恨みや病気や不幸の思念であなたの心を汚すことを拒……

56115.光があるところには影がなくてはならないし、影のあるところには光がなくてはならない。光のない影はなく、また影のない光はない。

56116.企画書はまず相手の気を引かなきゃいけない。ぱっと見て、つまらないと思われたら終わりですから。

56117.あなたは豊かな生活、幸福と喜びと健康と富裕に満ちた人生を送るために、この世に生まれてきたのです。

56118.子供のころの遊び残しが、年齢を重ねて余裕が生まれたときに意味をもってくる。すべてが子供のころの残像なのです。

56119.(愛の言葉を叫ばずに)黙っていられるのは、結局、愛情が薄いからだ。エゴイズムだ。どこかに打算があるのだ。あとあとの責任に、おびえているのだ。そんなものが愛情と言えるか。

56120.弱気が出て成功した試しはない。強気で失敗することは多少あっても、弱気で成功することはまずない。

56121.漠然とした不安がさらに不安を呼ぶ。

56122.友人の女房と寝てはいけないという。しかしそれでは、いったい誰と寝ればいいのか。

56123.人間がただ学習によってのみ我がものとし、苦しい戦いのうちにおいてのみ勝ち得ることのできるもの──それを私は教養と呼ぶ。

56124.受けとめる 大地のありて 椿落つ

56125.本当に自分の音楽が好きだったら、50歳になっても60歳になっても音楽をやってステージに立つだろう。

56126.語るべきことをもつ本は、必ず本のほうから語りかけてくると思う。聴くものに聴こえるだけのひそやかな声で語るのが、本だ。

56127.自分で思い切り自分の労をねぎらおう。うまくいっていないときでも、これは効果がある。

56128.混乱から抜け出すと、単純明快になる。

56129.親は子どもの「できたこと」をまずは認めることが大事。スタートが「できたこと」というプラスにあれば、途中で「このままでいいのかな?」という不安が湧いても、さらにがんばろうという方向にシフトすることが……

56130.会社とは、こういう性格、こういうタイプの人が社員として望ましいなどという考え方をあまりしないところである。むしろ、「こういう人が社員になった。こういう人はどう活用するのがいちばんいいだろうか」と考……

56131.女は変わるというより、本卦(ほんけ)がえり、というような変貌をする。

56132.雑談は、まとめられないのです。雑談の面白さは遠心力です。外へグングン広がっていく力です。

56133.夜の世界だけは、特に寝がけに、寝床の中へはいってからは、精神のアンテナというものは、無条件に、よいことでも悪いことでも、もうすべてが、差別なくはいりこんでしまう。だから、いいことを考えるんだ。

56134.ユーモアは単におかしさとか面白さを表しているのではありません。人間性の一つの側面の現れです。

56135.恋においては、我々の虚栄心はあまりにたやすい勝利を軽蔑するものであり、どの種類の恋でも、男は向こうから差し出されたものの価値を誇大視するものではない。

56136.内面の感覚、あるいはそう呼びたければ《神秘的な感覚》といったものが、見えないものの姿を私に見せてくれる。私の神秘の世界は好ましいものである。そこには私が一度も《見た》ことのない木や雲や星や渦巻く川……

56137.後年、第二の幼年期に逆戻りする人々は、最初のそれから真に抜け出していないのである。

56139.日本では人を教化しようとする意識が常識になっとるんです。夫は妻を教化しようとし、妻は夫を教化しようとする。親は子供を教化しようとし、子供は親を教化しようとする。先生ばっかりで、生徒は一人もおらんの……

56140.平時には、心に最悪の地獄絵を描いておくことが大切です。そうすれば、何が起きても「この程度で良かった」と思える。いけないのは、普段は楽観し、いざというときに悲観すること。

56141.常々に粗食をする者は、どのようにこの上ない悪人であれ、みずぼらしい相であっても、幸福と長寿をおさめる。

56142.ため込んだ怒りはなかなか消えないし、徐々にたまっていくので、怒りがたまっていることに気づかないことがある。(中略)たまった怒りははち切れそうに膨らんだ風船のガスのようになり、そのうち元の原因ではな……

56143.私は流行を作っているのではない。スタイルを作っているのだ。

56144.部下が新しい事業を立ち上げたいと提案してきた時、松下幸之助さんは三つだけ質問したというんです。1.「それは世の中のためになりまっか?」 2.「その仕事やって、あんたウキウキしまっか?」 3.「その……

56145.君は君、僕は僕、だが仲良く。(ver.0)

56146.恋愛がうまく行かない時は、良い仕事が来るもの。幸せを全部手に入れようとしたら命と引き換え。正負の法則であり地球の法則。

56147.私は、くるしい時に、ははんと馬鹿笑いしたくなるので困ります。内心大いに緊張している時でも、突然、馬鹿話などはじめたくなるので困ります。

56148.愛してもいない男に言い寄られるときほど、女が残酷になれることはない。

56149.最大の説得力は実践だ。

56150.高慢な者は必ず倒される。


56151.至人(しじん)は己なし、神人(しんじん)は功なし、聖人は名なし。

56152.遊びをやっていると金がかかりますわね。そうすると、勝って稼がなきゃならんとか、逆に励みになったりして、マイナスにならんのです。むしろ一番マイナスになるのは、何かというと、常識なんですよ、われわれには。

56153.教訓すること、喜ばせること、(心を)動かすこと、これが雄弁の三要件である。

56154.(好奇心を挑発するような問題と出会い、創意工夫にあふれる状態となり、自力で解こうとする過程で、発見をもたらす精神の緊張を経験し、成功の喜びを味わう)──感受性に富む年頃にこのような感情を経験する……

56155.小さな助力を求めるのは厚かましいという、やや自己中心的な思い込みを捨てましょう。自信過剰が災いして、私たちの重荷も他人に背負ってもらわざるを得なくなったとき、初めて私たちは他人の迷惑となるのです。

56156.老後の事が不安になりだすと、今までは何でもない事が許せなくなります。

56157.人生は自分で動かすものだ。これから死ぬまで誰かに指図される人生で君は幸せか?

56158.どんな場合も、第一声は「これで良かった」、この楽天的で前向きな心的態度が、人間性に富む愉快なユーモア感覚を養ってくれます。

56159.確かに負けている時の方が新しいことはやりやすいですね。どうせ今、状況が悪いんだから、何か違うことでもやるかという。とにかく良くなるまで色々手を尽くせばいいので、そういう時の方が思い切ったことはやり……

56160.月は最も親しみ深いものである。月によせて表現された、過去における多くの詩歌は、東洋人特有の人生観を示すものでもあろう。

56161.当たり前で何でもない、目に映っていないというふうにみえるものが一番われわれにとって大事な奇跡である。

56162.雑用ができないというのは、今日においては、研究能力がないというにひとしい。

56163.だれの真似もする必要はない。自分たちの道を探さなければならない。

56164.私の喜び、悲しみ、希望、愛、すべてがこの輪の中で動く!

56165.どうして本を読むのか。それは、物事を「相対的」に見るために必要だから。読書によって、自分を客観視する脳が鍛えられる。さまざまな事例やさまざまな人の心を読書によって感じとれるようになり、意識的か無意……

56166.これが正しい道だと固く信じているのであれば、その道がどんなに険しかろうと、どんな悪天候に遭遇しようと、その道をまっすぐ頂上まで登るべきです。安易な道はたいていの場合、ゴールへ導いてはくれないのです。

56167.人間も(季節のように)サイクルがあって、調子がいいときもあれば、悪いときもある。調子が悪いのをどう短くするか。できるだけ短くするのには自分なりのもの(=やり方)がある。

56168.そこに山がある。その山を見て、そこにひとは、さまざまなものを見る。山を見ているうちに、自分の思いを見ていることに気づくことも、きっとあります。そうやって山を見ることができるためには、大事なのはただ……

56169.災いの多くは、利益を求めようとすることから起こる。利益をむさぼろうとすると、かえって財産を失い、災いを招くことが多い。

56170.思いつきは思想ではない。思想はその分(ぶん)を知っているが、思いつきは奔放にその垣(かき)を踏み越え、そしていっこうに実行されない。

56171.人は獲物よりも狩猟を好む。

56172.手が舌と同じだけ動くなら、何事もできないことはない。

56173.わたしみずからのなかでもいい わたしの外の せかいでも いい どこにか 「ほんとうに 美しいもの」は ないのか それが 敵であっても かまわない 及びがたくても よい ただ 在るということが 分か……

56174.超常連客をどうやって作っていくかが、ビジネスで一番大切なことじゃないか。

56175.和尚は逃げても寺は逃げない。

56176.本というものは読まないでもいいんだ。積んでおくだけでも立派に値打ちがある。

56177.音は弾く前に想像しないと(ねらった音が)出て来ない。

56178.各人はその能力に応じて働き、その労働に応じて与えられる。

56179.すべての終わりは、新たなる始まりである。(ver.0)

56180.あなたは、あなたの世界の中でたった一人の考える人であり、あなたの考えはきわめて創造的なものです。あなたが、そしてあなただけが、自分の考え方に対して責任があるのです。

56181.女はたのしむためのもの(あるいは男はたのしむためのもの)となるのは男女双方、中年すぎてからなのだ。若いうちの異性は、苦しむためのものだ。

56182.私たちがもし、何かで一流になることを志すなら、その道の先達から直接学ぶことが一番です。一流になった人は、喜んで力を貸してくれるものだからです。(中略)その道を究めた人たちは、自分が努力してつかみ取……

56183.旅の過程にこそ価値がある。

56184.たいていの恋愛は錯覚の上に花開くものだから、愛し、愛されていると思う幻影に酔うのが恋愛というものの正体であるかもしれない。

56185.友人というものは、わたしたちをふりかえらせてくれるものです。わたしたちは、ふりかえるときにいろいろなことを思い、あるいは感じます。友人というもののちからが、わたしたちをふりかえらせる。人生があっと……

56186.なぜ生きていなければいけないのか、その問(とい)に思い悩んで居(い)るうちは、私たち、朝の光を見ることが、出来ませぬ。そうして、私たちを苦しめて居るのは、ただ、この問ひとつに尽きているようでござい……

56187.戦いは強さだけではない。警戒心と行動力と勇気だ。

56188.日本人は人間を美化したり拡張したものを神とよぶ。人間と同じ存在を持つものを神とよぶ。だがそれは教会の神ではない。

56189.恐ろしがっても恐ろしがらなくても死ぬときは死ぬと思ってりゃ、恐ろしかないでしょう。

56190.モテない理由は、容姿や学歴、稼ぎにあるのではなく、たったひとつ、自信がないからです。

56191.(死期が近づいて)あわてて宗教書や哲学書をひもといても間にあわない……、と思っている。ドッコイ、間にあって鮮やかに死んで見せる人もいる。

56192.優越欲求の強い人は、非常に強く他人の不幸を喜ぶ傾向がある。同情を寄せているふりをして、相手から話を聞き出して安心感を得ようとする。

56193.私たちが(平和を)呼びかけている相手は若者たちだ。若さとは未来である。

56194.聞き手は一種のお客だ。お客が何を期待しているかを知り、それに応える話し方をしてこそ、相手にわかりやすく、自分の意を伝えやすくなる。

56195.世の中すべて戦い。自分に勝てない奴は誰にも勝てないんだよ。

56196.選挙で選ばれた政治家のレベルは、その選挙民の平均レベルに等しい。

56197.順調にきた人間は一つつまずくと経験がないだけにまごつくことが多く、かえって傷を大きくしてしまう。

56198.本音を吐く本人が、吐いてることに自己陶酔して、他人に感動を強いようとする、そういういやらしさを、近頃の小説や短歌に感じる。

56199.個人的教訓というのは得ようと思って得られるものではない。それは不可思議な道筋を通ってかなり唐突に頭上から落ちてくるものなのだ。

56200.行動は感情に従うように見える。しかし実際には、行動と感情は平行するものである。感情は、行動ほど直接的に意志の支配を受けないが、我々は、行動を律することによって、感情を間接的に規制することができる。


56201.善はすすめるべきことである。しかし何人(なんびと)も、みずからの善を誇ってはならない。

56202.自由があるのはただ夢の国の中のみ。美が花咲くのはただ歌の中のみ。

56203.同情は毒にしかならない。

56204.刺激的な人材のいない職場は、砂漠と同じだよ。

56205.仕事でもプライベートでも、行き止まりにぶち当たったら、もっともっと方法を考えてみる。それが「哲学する」ということ。生活の中で、庶民はみんな、哲学をしながら生きていくのです。それが人生哲学です。哲学……

56206.世界中にたった一人、1人だけでも、自分を信じてくれる人間がいれば救われる。

56207.快楽の共有から苦悩の共有へと進め。

56208.みんな何かを誤魔化している。

56209.何よりも次の二つの真理を記憶せよ──まず第一に、外界は君の魂に触れることはできず、常に揺るぎなく外部に立つものであるから、君の内面の平和は君の想像からのみ生じるということ、そして第二に、君が今……

56210.苦しんでこそ、美しさを知る。

56211.疲労ののちの休息ほど、楽しいものはない。空腹ののちの食事ほど、美味なものはない。病気ののちの健康ほど、愉快なものはない。また、非常な困難を突破したのちの平和ほど、幸福なものはない。(ver.0)

56212.ホントよりも、ウソの方が人間的真実である、というのが私の人生論である。なぜならホントは人間なしでも存在するが、ウソは人間なしでは、決して存在しないからである。

56213.君去つて椅子のさびしき暖炉哉(かな)

56214.結婚すれば一週間は幸福であり、豚を殺せば一カ月は幸福であり、司祭になれば一生幸福である。

56215.ユーモアってのは、言葉をカーブさせたところに生まれる。だから、言いにくいことを言うときこそ、ユーモアを使う絶好のチャンスなの。

56216.お前の唇は苦い味がした。あれは血の味だったろうか?……いや、ことによったらあれは恋の味かもしれない。恋は苦い味がするというから。

56217.管理単位ごとに厳格な独立採算制を取れば、各管理単位は必死になって利益を出そうとする。黒字の足し算は必ず黒字になるので、利益を確実に出すためにはよく効く処方箋なのだ。

56218.書斎は狭いほうがいい。自分の周囲に広い空間があると、目の前のことに意識を集中させるのは、すごく難しい。せっかくの集中が外に放出されてしまう。天井が高すぎるような空間では、思いついたことが全部抜けて……

56219.己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬というんです。

56220.およそあらゆる対人関係のトラブルは、人の課題に土足で踏み込むこと、あるいは(自分の課題に)踏み込まれることから起こる

56221.自分という最高の絵を仕上げてから逝きてぇものだよな。

56222.愛情の深すぎる人に有りがちな偽悪趣味。

56223.子に勝(まさ)る宝はない。

56224.凪(なぎ)の日なら誰でも船長。

56225.駄洒落愛好者たちとは、「別の見方がないだろうか」「他の立場に立てばどうであろうか」という思いやりや心のやさしさや咄嗟(とっさ)の機転をあわせ持った人間たちのことなのである。

56226.(関わる)大工が多すぎるとゆがんだ家が建つ。

56227.締め切りを守るためには、できるだけ次の予定を入れておくことも有効です。

56228.手を伸ばして、誰かに触れよう!

56229.やさしい人になるための道は、決して平坦ではありません。あらゆる経験をして、すべての人の気持ち、すべての痛みや苦しみ、喜びや愛も理解できるようになったときにはじめて、本当の意味で「やさしい人」になれ……

56230.目と書物とは、二十センチ位(くらい)の距離を保っているとコミュニケーションが成り立つが、それ以上近づくとぼやけてしまうし、それ以上遠ざかると、読めなくなってしまう。ロートレアモンの詩もマルクスの論……

56231.よく報告するという行動は、仕事の質を高め、仕事のスピードを早め、成果をあげることに通じるのである。

56232.国を治めるとは、解けない問題を身をもって解き続けること。

56233.徳をもって怨みに報いる。

56234.脉(みやく)をとる看護婦の手の、あたたかき日あり、つめたく堅(かた)き日もあり。

56235.心のくらい日に ふるさとは祭のようにあかるんでおもわれる

56236.本当に必要なものだけが荷物だ。そうさ。これは俺みたいな旅人だけに言えることじゃない。すべての奴らに言えることだ。もう一度言おう。本当に必要なものだけが荷物だ。

56237.蓮の花の値打ちは、泥の中で育っても、汚れず染まらず、美しい花を咲かせ、保ち続けること。(ver.0)

56238.愛はすべてに通ずる。

56239.不満があるなら、それを変えればいい。それを変えられないなら、それに対する考え方を変えればいい。

56240.戦争という自分にとって不本意な状況に苦しむより、平和という自分の信念のために死ぬほうが、いいではありませんか。

56241.いつまでも怯えた子供のように、前にあるものごとから目を背けて生きていくことはできない。

56242.古来、事業をなすには、天の時、地の利、人の和と言い伝えられているが、これを貫くに至誠をもってしなくては、(事業の)成功を期すことはできない。(ver.0)

56243.人間の中には(現実をつくる)創造的な力があります。私たちが外的事物に力を与えないかぎり、現象的世界にはなんの力もありません。

56244.時には母のない子のように だまって海を見つめていたい

56245.食事は、家族との絆を深める最良の方法である。

56246.打つ人も 打たるる人も 諸(もろ)共に 唯ひとときの 夢の戯(たわむ)れ

56247.不安な人ほど、(物事を)決め付けます。

56248.自分に何ができて、何ができないのかが分かりゃ、もう一人前だな。

56249.うなずきには、相手を話しやすくする効果がある。話し手は、聞き手がうなずくことで、「自分の話を理解してくれているんだな」「自分の言っていることに納得してくれているんだな」と安心して話を続けることがで……


56251.離婚後いつまでも苦しんでいる人は、視野の狭い人です。

56252.積極的というのは、どんな大事に直面しても、どんな危険な場合に直面しても、心がいささかもそれによって慌てたり、あるいは恐れたり、あがったりしない、いわゆる平然自若として、ふだんの気持ちと同じようにこ……

56253.官僚性の望ましからざる諸特徴が、国家の事務だけに極限されるものでないことに、注意する必要がある。

56254.女の策略は、彼女の年齢に従って増加する。

56255.(誰かを)説得したいと思う人は、彼の議論の正しさにではなく、言葉の正しさに信頼をかけねばならぬ。音声の力の方が常に、思慮の力よりも一層強大である。

56256.「これが理想的であることはわかってはいるけれど、現実にはそんなことは不可能だ」と少しでも思ってしまったら、どんなことも実現することはできない。

56257.でかい声を出すと、動きがついてくる。(中略)体がついてくると表情のある、いい会話になる。試しに一回、いつもより大きな声でしゃべってみよう。

56258.愛しあってる相手だからといって、土足で踏み込んではいけません。

56259.知らないことを聞かれたら、自分の時間と相手の時間を無駄にしないこと。「私は知りません」と、ハキハキとすぐに答えることです。

56261.人は木石(ぼくせき)に非(あら)ず、皆情あり。

56262.親は、生きてるうちにはいつも敵じゃ。死に際(ぎわ)が近づくとか、死んだあとは親になるでの。

56263.一文惜しみの百損(ひゃくぞん)。

56264.「めんどくさい」が口癖の女にイイ女はいない。 逆に「忙しい」が口癖の男にイイ男はいない。

56265.夢の中では衝突はほとんどおこらない…でも現実は違う。現実は噛みつく。現実、現実。

56266.リーダーは、まず自らの立つべき位置を明確にすべきです。そして、私利私欲から脱却した、「自分の集団のために」というような大義に、自らの座標軸を置くべきです。

56267.「今からギャグをやりますよ」という雰囲気を出すと、見る方は笑えない。

56268.価値観ってのは、別の価値観と比べて初めて、価値観たりうるんだ。だから、いろんな人と会って、いろんな意見を聞かなきゃな。

56269.私たちが平常、人生で会う、「美について一家言」ある人は、その美に固執するあまり、円滑な対人関係を持ちにくい人が多いものである。

56270.どんなに論理が正しくても、気持ちが動かないものには価値はない。最後の決め手は感動。

56271.まったくこの愛というやつはどんな大きな過ちの言いわけにもなりうるのです。

56272.潜在意識に願望を引き渡すには、繰り返しが必要である。

56273.孔子曰(いわ)く、「君子は人をたのしませても、おのれを売らぬ。小人はおのれを売っても、なおかつ、人をたのしませることができない。」 文学のおかしさは、この小人のかなしさにちがいないのだ。

56274.懸命に働いた人たちが夢を見ようと足を運ぶところが劇場だ。

56275.どんな商品をお客様は必要としているのか、イメージを固めるお手伝いをするのも販売員の役目です。

56276.良心の呵責とは、子供の時からぼくにとっては、他人の眼、社会の罰にたいする恐怖だけだったのである。

56277.まことがあれば祈らずとも神は守りたもう。

56278.日本人はいつもおっちょこちょいで、上滑りがあって新しいことには直ぐ飛びつきます。殊(こと)に東京という町、がそういう性質の町なのです。

56279.近代はすべての方面において、驚異に満たされている。人々は、あまりに驚くべく強いられている。しかし地上に於(お)ける営みは、畢竟(ひっきょう)、平凡な人間の道を辿(たど)りつづけるに過ぎない。

56280.ピンチはチャンス? 正しくは、「ピンチは対応次第でチャンスになることもある」だよ。

56281.自らに由(よ)れば、人生は最後まで自分のものにできる。

56282.自分たちが生きて仕事して、恋をして結婚して、泣いたり笑ったりしているのも、その基本的な構造の上で、つまり憲法の構造の上で成り立っているはずなのに、われわれ日本人はどうもそう思っていないところがある。

56283.人類が自らの意図によって造るもの以外に、人類の運命というものはない。それゆえに、人類が没落の道を最後までたどらねばならないとは信じない。

56284.笑顔が気持ち良かったら、その人はいい人だと思ってよい。

56285.世界を造り替えることはできない。自分自身をすら、真の意味では造り替えられない。新たに造り直せるのは、行動だけである。

56286.無類に哀切な死を描き得るのは、無類に冷静な心だけである。

56287.市民社会のほうが国家や公よりも概念としては大きいんだ。

56288.自分の身内にだけいい顔をする人は、時にそれが温かさと誤解されるが、もとを正せばエゴの塊、地域エゴ、企業エゴ、家族エゴの体質がそこから始まる。

56289.胆力がないと、長生きできないんだぜ、いくら体が丈夫でも。胆力のないやつは、体ができててもころっと死ぬんだ。

56290.キング牧師は言った。「非暴力に徹していれば、相手がそれを見て痛みを理解し、やがて心を動かされて、考え方を変えるだろう」。素晴らしい。ただ彼は一つだけ間違っている。非暴力で相手の心を動かすには、相手……

56291.最後の木が死に、最後の川が毒され、最後の魚を獲り終えた時に、人はようやく、お金は食べられないということに気づくのだ。

56292.何かの集中化が行われる場合には、必ず愚昧(ぐまい)が付きものです。現代生活における非人間的なもの、それはお役所主義です。

56293.礼儀正しいかどうかによって、その人に対する世間の評価も大きく変わってくる。

56294.意欲のある人間は、会社の仕事に疲れない。スポーツに熱中しているのと同じだ。

56295.制約とは、演劇人が自由ということばの実質をからだで生きてみようとするために不可避的に存在する通路のことである。

56296.ほめたらつけあがるなんてことはまずありません。もっと子どもを信用していい。子どもを信用できないのは、つまりは自分を信用していないからなんです。

56297.才能は孤独のうちに成り、人格は世の荒波にて成る。

56298.もし世評によって、みずからの使命を抂(ま)げることがあれば、それは大いなる自己冒涜である。

56299.人の上に立つ者は「才」と「徳」との二つを合わせ持っていることが一番望ましい。しかし、才と徳二つの兼備は難しい場合、「才」のほうをとるのか「徳」のほうをとるのかと、二者択一を迫られたら、迷うことなく……

56300.人は慣れてしまえば、どんなことも平気になる。


56301.なぜやめたんですか。ぼくらならどんな意気地(いくじ)ないやつでものどから血が出るまでは叫ぶんですよ。

56302.相手からいろいろ話を聞きたければ、熱心に面白がって聞くことである。

56303.「水は低いほうに流れる」のたとえ通り、相手の下に立って話をすると、そこから多くを吸収し、学ぶことができます。下から見ていると、ほかの人のいいところが見えてきます。「understand」は、「(人……

56304.互いに大切にしあいなさい。私があなた達を大切にしたように、あなた達も互いに大切にしあいなさい。

56305.今までの日本の教育では、「なぜこれをやらなければいけないのか」ということを教師が説明しなかったんです。それは学習指導要領で決まっているから。人間は理由がわからないと学べないですよね。それを一切説明……

56306.大人とは、裏切られた青年の姿である。

56307.嫌われ者になることを避けていたら、正しいのに今まで行われなかったことや、必要だが少々過激であると思われていることは、決して断行されない。

56308.セックスは医学的には苦痛なんです。心臓は高まるし、息は切れるし。

56309.馬鹿者はね、ふざける事は真面目まじめでないと信じているんです。また、洒落しゃれは返答でないと思ってるらしい。そうして、いやに卒直なんて態度を要求する。

56310.先進国の本当の課題は、近代以降命脈を保ってきた民族主義を、いつどうやって死なせたらいいのか、ということだ。

56311.「自分とは何か」という自己像が確立したら、それを自分に刷り込む必要がある。刷り込むのに、自己暗示ほど効果があるものはない。

56312.隣人は、仲間でも味方でもない。最も身近にいる敵である。

56313.妻が恋するときは、妻が自覚しているといないとにかかわらず、自分の生活の単調さにあきあきしているときだ。

56314.其(そ)の罪を憎んで其の人を憎まず。

56315.もっと身近な男(=夫)の奥行に目を向けましょう。そして彼の心の底にどんな夢がかくされているか知ることが、愛を枯れさせない第一課程だと思いませんか。

56316.私たちの歌わんとするものは、私たちの心からの表現であらねばならない。

56317.素敵な夫婦関係の決め手は、「ありがとう」のたった一言。

56318.いさかいのあるところに許しをもたらそう。誤りのあるところに真理をもたらそう。迷いのあるところに信仰をもたらそう。そして、絶望のあるところに希望をもたらそう。

56319.(仕事選びにおいて)世間体、収入、組織、そういう画一的価値に押しつぶされてしまうのが、最も危険です。

56321.本が、本を読むものに求めているのは、本を読むってカッコいいなと思えるような本と付きあう姿勢を、日常にたもつということです。

56322.私の愛国心は、私にとっては、永遠の自由と永遠の平和との地に向かう旅の途上にある、一つの道程にすぎない。

56323.「この指とまれ」は子どもの専売特許ではない。大人になって仕事を離れた人間関係ができにくい年代になったからこそ使いたい友だちづくりのテクニックだと思う。

56324.私は、勤倹精神だの困苦欠乏に耐える精神などというものが嫌いである。

56325.貧乏がたいして苦しいものではないと悟ったとき、人間は初めて自分の富を楽しむことができる。

56326.他人のあいだで、はじめて一人のわたしは一人のわたしなんで、他人の存在が一人のわたしの存在の条件なんです。わたしたちは、知らない他人によって、たがいに活かされてる。

56327.幸せな人、楽しい人、幸運な人、成功する人は、自分の欠点よりも自分の長所を見るのが得意な人なのです。

56328.楽な道を選んではいけない。

56329.私は、「人間は人間に服従しない」あるいは、「人間は人間を征服出来ない、つまり、家来にすることが出来ない」それが民主主義の発祥の思想だと考えている。

56330.僕らの心は石ではないのです。心は崩れません。僕らはそのかたちなきものを、善きものであれ、悪しきものであれ、どこまでも伝えあうことができるのです。

56331.賢者より愚か者のほうが世には多い。しかも賢者さえ、心は分別よりも狂気で満ちている。

56332.やさしい大人がふえたら、やさしい子供も、きっとふえる。

56333.政治に頼らないと生きていけない産業や企業は即刻、マーケットから出ていくべきです。そんな企業に税金を投入するより、その資金でもって人間を救うべきです。救うべきは企業ではなく、人なんです。

56334.大将たるべき身は、昼夜心身を安楽にしては万(よろず)調(ととの)はず候。勤の間には、学問をも心掛けらるべく候。

56335.膝(ひざ)をすりむいた幼児が、すぐに母親の顔を見る。母親が心配そうな顔をしていなければ、その子は泣かない。しかし母親の顔に心配そうな表情が浮かんでいると、大きな声で泣きはじめる。

56336.生まれてから死ぬまでを人の進化だとすると、年をとることは老いではなく進化だ。

56337.誰でも、いちばんよく仕事ができるのは、自分が好きなことをしているときである。その好きなことと国のためになるものが合致したとき、私(わたくし)にとっても国にとってもいい「WIN−WINの関係」が築か……

56338.「国家の緊急時には、いつでも叩き起こしてくれ」と言ってあるんだ。たとえ閣議の最中でも。

56339.スポーツは自分で考えるもの。コーチや指導者が提案し、その中から自分の向上心を前提に、鍛錬をしてよい成績をあげ、記録をつくる。これがスポーツ。

56340.愛って人を暴走させるものよ。

56341.思案はタケノコみたいなもので、大部分は土の中に埋もれている。

56342.最近のスピード時代の人間は結果を急ぎすぎます。すぐ効果が出ないとダメだと思います。でも、そうはいかないのが、この世の法則。

56343.本当に偉い人は、(説教などせず)ただ微笑してこちらの失敗を見ているものだ。けれどもその微笑は、実に深く澄んでいるので、何も言われずとも、こちらの胸にぐっと来るのだ。ハッと思う、とたんに目から鱗(う……

56344.笑いは、同じ病の者同士を強く結びつけるし、毎日をいくらか耐えやすいものにする。

56345.失敗したことをもう1回やらないこと。それをやらなくなったから、会社の業績がどんどん良くなった。

56346.数学は、ありとあらゆる内容を除いた、形式の間の関係に関する学問である。

56347.上に上あり、下に下あり。

56348.(お祝いのスピーチで)原稿を書いて覚えてくると、それはもう昨日考えたことなんだよ。そうじゃなくて、今、このときの空気の中から、お祝いの気持ちを伝えればいいわけ。だから、やっぱり上手い人って、その場……

56349.恋愛の本質は不確かさです。

56350.詩において文句の美しさは、しばしば、そこに込められた意味の重要性によって決まる。


56351.自尊心を失う十八の心得──3.人生に目的を持たず、真剣に目的を探そうとしない。しっかりした明確な目標がないために、物事を決定する指針がなく、気ままに漫然と日を送る。規律ある生き方をしない。

56352.「始めること」の憂鬱こそ、何よりも克服が難しいのです。でも、それを乗り越えてしまえば、勢いがつきます。

56353.目に見えてるものだけが真実じゃない。大切なことは、心で見るんだ。そうすれば、本当に大切なことが見えてくる。

56354.人の知恵を借りれば間違いが少ない。自分自身に関わる重大事で方向を決めかねるようなことは、必ず思慮ある人に相談して、忠告に従うほうがよい。

56355.ガミガミ言われたきゃ結婚しろ。ほめられたけりゃ死ね。

56356.現代の数学者たちの偉大な考え方の、全部ではないにしても大部分は、観察にその端を発したのである。

56357.あのね、これは鉄則なんですが、世の中の95%が反対することは成功するもんなんです。

56358.野心がなくては何も達成できません。動いている野心と言える行動が達成をもたらします。

56359.(ボケ方のうまい人が減ってしまったのは)突っ込みのほうが頭がよさそうに見えるし、出世も早そうだし、ってことなのかな。そんなことないのにね。ボケのできる人って、すごい人なのにね。ボケられるって、すご……

56360.感情や、感動で動けるような思いなら、なんとでもいっていい現わせる。人の究極の思いは、実に、石みたいに押し黙って、涙も出ず、言葉も出ず、ため息きも出ず、空しき凝視あるのみである。茫然佇立(ちょりつ)……

56361.笑いには身体と精神と感情を癒す効果がある。

56362.(タイトルを)取りたいなどといってはだめ。取ると決めれば取れる。

56363.かの死者もその始めに生をもとめしを悔いざるを知らんや。

56364.あなたが欲しいもののいくつかを、なしで済ませることが、幸せになるには不可欠である。

56365.死を忘れるな。時は過ぎゆく。季節はめぐる。

56366.おおきな樹のある街の通りはうつくしい。

56367.僕を非難する人よりは、死ね¥! と言ってくれる人のほうがありがたい。さっぱりする。けれども人は、めったに、死ね¥! とは言わないものだ。ケチくさく、用心深い偽善者どもよ。

56368.彼らはなんと無意味に私(=神)を拝んでいることか。彼らは神の戒めを忘れ、人間の戒めを教えとして教えている。

56369.私は犬や猫を大事にしない奴を信用しない。

56370.究極の企業戦略は「親切」だ。

56371.自分の人生について何か気づくこと。それが最初のステップだ。

56372.無の生活を、どんなに反省しても、整頓(せいとん)しても、やっぱり無である。

56373.サラリーマンの幸福とは、上司のことだ。

56374.いまや我々は生きる目的を持つにいたったのです。学ぶこと、発見すること、そして自由になることがそれだ!

56375.少しずつ、小さなことを続けることが大事だ。どんなに苦しいことでも、楽しんでやっていく。そうすると、いつかチャンスがやってくる。

56376.願いというものは、かなう可能性があるから生まれてくる。

56377.若い男のお客さんにお茶を差出す時なんか、緊張のあまり、お茶碗をひっくり返したりする実に可愛い娘さんがいるものだが、あんなのが、まあ女性の手本と言ってよい。

56378.(相手の)話を聞くだけで(相手から)好かれる。人と会話する目的の一つは仲よくなることにある。聞くことに専念する意義は大きい。

56379.私の書斎は戸外である。

56380.無抵抗なもの、無力な者を苛(いじ)め苦しめようとする慾望は無邪気な子供たちの心にさえひそんでいる。

56381.いじわる言ったのは、あなたが時計を見たから。

56382.お酒飲みというものは、よそのものたちが酔っているのを見ても、一種のよろこばしさを覚えるものらしい。所謂(いわゆる)利己主義者ではないのであろう。

56383.じっと一人で考えていると、頭の中にあるイメージが浮かんでくる。さらに考え続けていると、それが形になって色までついてくる。

56384.うつくしいと言うのにはうつくしいと言えればいい。それだけのことが、説明の時代である今日むしろ難しくなってはいないでしょうか。

56385.(故人が)生きていたころに(故人から)教わった教訓はぼくらとともに残っている。故人がぼくらに対して、あるいはぼくらのためにやったいろいろなことは、ぼくらの心に中にあって相変わらずぼくらを形成し変化……

56386.物事をとことんまで押しつめた経験のない者には、成功による自信が生まれない。

56387.人生の幾山河を共に渡った老夫婦が、互いの肉体で相手をあたためようといたわりつつ抱きあって眠る姿は、私の想像の中では、洗いぬかれ、流され、さらされた角のとれた美しい石が河原で並び、陽を浴びているよう……

56388.愛する人の手の中で死にたいと願い、愛する人を自分の手の中で逝(ゆ)かせたいと思うのは、愛の究極のエゴイズムであり、最も強い愛の証(あか)しの心情ともいえる。

56389.何かしらプラス(のもの)を与えてくれる人のまわりには人が集まり、与えてくれない人には人は近づかない。

56390.データ化できないものを考えなければならない。

56391.友人の苦難に同情することは誰にでもできるが、友人の成功に同感するには、たいへん優れた性質が必要だ。(ver.0)

56392.女は只(ただ)一人を相手にする芸当を心得ている。一人と一人と戦う時、勝つものは必ず女である。男は必ず負ける。

56393.人間は今や彼らの用いている道具の道具になってしまった。

56394.生きることって結果ではないじゃないの、償われなくったって自分がいいならそれで結構じゃないの。

56395.劣等意識というものは、「少しだけ不満、少しだけ不幸」の感覚が、別の形で表れたものです。

56396.光を見るためには目があり、音を聞くためには耳があるのとおなじに、人間には時間を感じとるために心というものがある。そして、もしその心が時間を感じとらないようなときには、その時間はないもおなじだ。

56397.外見なんて個性じゃない!

56398.“いじめっ子”という言葉も“犯罪者”と言った方が罪の重さを感じる。今問題になっている“いじめ”も「死ね」とか言っているんだから“脅迫”にあたる。立派な“犯罪”です。

56399.「知能」の高い人物が「答えの無い問い」に直面すると、問題を単純化し、二分法的に考え、心が楽になる選択肢を選び、その選択を正当化する理屈を見つけ出す。「知能」の高い人物は、しばしば、その方向(「割り……

56400.心のもち方一つが、結局、人生の運命を決定するんだ。