50001.望みのあるうちに、汝の子を打て。

50002.恥を知ることが品の良さ。

50003.大して才能がないのなら、せめてなにか一つはあきらめずに長く続けるようにしよう。その道の成功者とは、人よりも長く道を歩み続けてきた人であることが多いものなのだ。

50004.裏切られて裏切ることの虚しさを知る。これほど素晴らしい学習はない。

50005.くさびだから 一番大事な ところへうつ くさびだから みえないように うつ

50006.経営というものは、人格者ほど危ないものはない。聖人君子は確かに立派だが、立派な人がいい経営者かと言えばかならずしもそうではない。人格と経営はまったく別である。

50007.(若者には)デカイこと、スケールの大きなことを考えてほしいのだ。若いときからちんまりとまとまってしまっているようでは、その先はない。

50008.ばかが暗くてどーする。

50009.信仰とは、まだ無いものをイコールで結ぶことである。

50010.自分に直言(ちょくげん)する人物を大切にせよ。

50011.感情を込めて描かれた肖像画はすべて、その芸術家の肖像画であり、そこに座っている人のではない。

50012.ひとつ屋根の下の他人というときが、一番寂しいときです。

50013.最初の仕事はくじ引きである。最初から適した仕事につく確率は高くない。

50014.第三、自己の全存在を働かすことによって、疑う余地なき永遠不滅の人間のおきてを実行すること。いかなる労働をも恥じないで、自己ならびに他人の生命を維持するために、自然界と戦うこと。

50015.エホバを畏(おそ)るるは知識の本(もと)なり。

50016.もう手段がないんじゃない。今は手段がないだけだ。

50017.忘却は、実に神の驚くべき恩寵(おんちょう)である。人間は適当に覚え、適当に忘れてゆくのが最上である。

50018.批評家は常に比較する。比較できないもの、つまり「類(たぐ)いまれなもの」はそこからすり抜ける。

50019.リーダーとは孤独なものと知れ。

50020.お金は、儲けるために夢中になるものではなく、使うためにこそ夢中になるべきである。

50021.人間のやることに結末などはつけられないのだ。いつだって、中途半端なのだ。しかし、それでいいではないか。そもそも結末をつけようというのが、おこがましい限りだ。

50022.麻雀で負けそうになったら、パンツを脱いで驚かせ。それでも駄目なら黙って帰れ。

50023.文学は、他の芸術と同様、人生がそれだけでは十分でないことの告白である。

50024.自分の心の底すら、覗(のぞ)きこめば果てしない闇をたたえていて、その底に何がひそんでいるかわからない不気味さがある。まして他者の心の底にあるものなど、どうしてうかがい知ることが出来ようか。

50025.人間には三つの「シ」が必要だ。一番目の「シ」は、こころざしの「志」。二番目の「シ」は、先生の「師」。三番目の「シ」は、情操を養うための「詩」。

50027.毎日、青空の下で、おもいきり精神を働かすのだ。

50028.心をもってその道を楽しむ気持ちがあれば、徳は自(おの)ずから備わる。

50029.賭博が、しばしば人の生き甲斐となりうるのは、それがじぶんの運命をもっとも短時間に「知る」方便になるからである。

50030.その女に捨てられたという時には、多少なりと精神上に傷害を残す位な濃艶に狂激な女が欲しいのです。

50031.「金をやるから命を出せ!」といわれたら、全員がイヤというと思います。しかし、多くの人は、「金をやるから、その代わりに命を貸せ」というリクエストにはこたえてしまっているのです。それが、就職の本質です。

50032.かつて誰かが言った。「凡人は宗教を信じ、知識人は宗教を疑い、支配者は宗教を利用する」と。

50033.違いのわからないのが本当の男です。わかる男はまだ幼稚でコドモです。違いがわからぬということが、わかるようになるまで四、五十年かかりますな。

50034.今の状況がどれほど苦しく、救いのないものに思えても、それを変える道が必ずある。

50035.私は犬に対して、昔から揺るぎない愛着を持っている。犬が好きな理由は、彼らは私のすることをいつも許してくれるからである。

50036.自分の思いどおりにモノがつくれるようになるためには、まず毎日毎日、同じものを同じようにつくる訓練をしなければなりません。

50037.結局、仕事も、人生も、投げかけたものが返ってきます。投げかけないものは返ってこない。

50038.真心や、誠意は素直に心が働いてそういう行為になる。本人は真心や、誠意を尽くしたと意識しないことが多い。

50039.果報を求めず。

50040.民主制は、君主制と貴族制の正当な嗣子(しし)である。

50041.すべての科学に、数学の鋭敏さと正確さをできるだけ取り入れたいものである。なぜなら、これによって物事がよりよく分かるからではなく、我々人間の物事に対する態度をしっかり定めたいためである。

50042.(いい漫画を描きたければ)いい映画をたくさん観なさい。いい小説をたくさん読みなさい。いい音楽をたくさん聴きなさい。

50043.相手のことをよく見てごらんなさい。相手が何を求めているのか、何を必要としているのか、相手の心の見えない部分まで見ようとするのが、本当に思いやり。

50044.(自分の個性だと)自分だけが思い込んでいることは、個性でもなんでもなく、ただの「独りよがり」である。

50045.枯れたすすきが まだ美しい いのちいっぱい 一生けんめいに 生きてきたからだ

50046.男は女にはなれないし、女も男にはなれない。だから、男は女に、女は男に、時には平気で残酷なことをすることができる。

50047.芸術家は、やっぱり人ではありません。その胸に、奇妙な、臭い一匹の虫がいます。その虫を、サタン、と人は呼んでいます。

50048.まず何としてもその仕事のコツをつかむことである。コツをつかめば、むずかしかった仕事や苦しかった仕事も楽しくなるから、フットワークは自然によくなる。その仕事での感覚はさらに鋭くなるから、それこそその……

50049.昨日、遅くまで眠らずに、今日の訪問の準備をしたセールスマンは、商談に失敗して今夜眠れぬ、ということがない。

50050.美しさが衰えかけたとはいえ、まだ相当きれいな婦人でも、己の自惚れによって不幸になるし、滑稽にもなる。


50051.どんな時に疲れやすいか。言われたことをやる時だ。どんな時に頭を使わないか。決まったことをやる時だ。どんな時に閉塞を感じるか、自由がない時だ。

50052.リーダーは夢づくりの名人たれ。

50053.まだまだ、ブライダル産業に踊らされていて、本当の結婚が見えなくなっている気がします。

50054.夫に出ていってもらった。うちの猫が夫にアレルギーだったので。

50055.英語の「Good luck」はなかなか大人の言葉。「頑張っても限界がある。気をつけろよ」という思いやりが伝わってくる。

50056.不幸に打ちのめされた意識は、慰めや愉快な感情、ポジティブな思考を拒絶する。

50057.“平和とは”人の痛みがわかる心を持つ事です

50058.「売らなくては」という意識から解放された温かい笑顔が、お客様を引きつける。

50059.私たちの中に、心の火が燃えているようなイメージがあると、気丈で勇気づけられるような心持ちがするものだ。

50060.いい馬には主人が多く、いい人には友人が多い。

50061.学校とは社会人になるための準備期間であり、人材育成の場です。中学校は志望高校に合格するための予備校ではありません。

50062.フツーにしゃべって味が出る、というのは、やっぱりトシやでェ。

50063.ニンゲンハ チイサイ ソンザイ デス エラソウニスルノハ キライデス

50064.人はな、目の前のわずかな金のために、相当なことは耐えられるのだ。その特性を金持ちは利用し、生涯かしずかれ安楽に暮らす。

50065.「恋しい、恋しい」と、その人に惚れて惚れて惚れ抜いて、あんまり惚れすぎてしまうと、“可愛さ余って憎さが百倍”というようにそれが倍の憎しみになります。だから、なかなかむずかしいことだけれど、なるべく……

50066.作家は毒蛇になって、人に咬みつかなければいけない。咬みつかれた方は悲鳴を上げるだろう。併(しか)しその悲鳴こそが、小説の面白さなのである。

50067.自らの負けを潔く認めることが、次の勝利へとつながっていくのである。

50068.成功とはゆっくりとかみしめるものだ。そうしないと、むせてしまう。

50069.この世の物ごとは、すべていろいろな関係の中で起こったり消えたりするということ。単独に存在するものはひとつもないということ。

50070.「ねぇ〜、○○やって〜♪」 「きゃ〜、すごい、すご〜い♪」 女はこれらの短いフレーズを連発することによって、たいていの男を簡単に手玉に取ることができる。好きな男の心を射止めるだけでなく、家庭や職場……

50071.起業家の人生──前半は人のやらないことを自分がやり、後半は自分のやらないことを人にやらせる。

50072.女の価値は顔じゃねェよ。オシャレかどうかだ!

50073.人格を重んじて人を使わなければならない。

50074.日本人は絶望を知らない。絶望する前に、諦めてしまう。

50075.知の対極にあるのは無知ではない。それもまた無関心である。

50076.兵強ければすなわち滅び、木強ければすなわち折れる。

50077.百年後 ほとんど死んでる 今の人

50078.リーダーシップの本質は 1.リーダーシップを仕事とみること。2.リーダーシップを責任と考えること。3.信頼が得られること。

50079.(体の)障害そのものは、何も特別なことではありません。でもあなたの障害に対する意識について考えることは、あなたを特別な存在にします。

50080.入院中ってのは、一人だけこの世に取り残されたような気になっちまう。顔を見に来てくれるのが一番の薬だよ。

50081.尊敬して居ればこそ、安心して甘えるのだ。

50082.嘘が多くて虚栄心が強くて、すぐに人にご馳走する人は、劣等感が強くて深く心に傷を負ってます。

50083.ゆづる葉に寄せにし人の嘆きさへ 今日のあしたに思ふかなしも

50084.奴隷の主人はひとりだけだが、野望を抱く者は、自分の立場を良くするのに役立ちそうな人の数だけ主人とする。

50085.失敗しても、それを人のせいにしたり弁解したりせず、常にそこから何かを学ぶようにすれば、あなたの知識の宝庫はどんどん豊かになる。

50086.不況になると日本人は自分たちに自信を取り戻そうという意識が働き、日本語がブームになる。

50087.鏡屋(かがみや)の前に来て ふと驚きぬ 見すぼらしげに歩(あゆ)むものかも

50088.自己改造に真剣な気分で取り組もうとする者は、冗談にも消極的な言葉を口から出してはいけない。弱音、悲観、失望するような言葉は使わない。

50089.批判力があっても問題を解決するアイデアがないと、その人は破壊するだけで終わるか自滅する。

50090.人を大切にしているなら、その人は律法をすべて守った事になるのです。

50091.利己には制限がある。他愛は如何(いかが)。他愛は無制限のものであろうか。然(しか)り、他愛は無制限のものである。

50092.「自分探しをしよう」などといいながら、人はいつのまにか、自分の外にある世間や社会のなかに「こんな自分でいたい」「こんな私ならウケるかもしれない」「多数派であるためにはこうでなきゃ」といった“あるべ……

50093.後輩のおかげで先輩になれる。威張ることはないんです。

50094.太陽の下には、永遠なものは存在しない。運命の女神は、その変化を楽しもうとし、人間は、それによって彼女の力を明らかに知るのである。

50095.賛成1、反対9。どちらも、まちがいじゃない。

50096.戦いは、常に変幻自在に。敵を倒すにはまずリーダーを狙え。徹底的に、相手の弱点をつけ。

50097.コミュニケーションのコツは「言うが三割、聞くが七割」。

50098.私たちが敵について思い悩み、苦悶し、何とか仕返しの機会を狙っていると知ったら、敵は小躍りして喜ぶであろう!

50099.湯にはいるのに むずかしい理屈はいらない ただすっぱだかになって ゆったりと手足をのばし 湯の中に身をまかせればいい なにもかもみんな忘れて ただほっとすればいい

50100.漬物には 重石がだいじである 私という漬物に これは 天からいただいた重石 どうぞよい味に漬かってくれ


50101.一人の人間の心に起こる多様な動きを、誰が描き出すことができるか?

50102.一人ひとりが輝くようにしようと思ったら、少数精鋭以外にはできません。

50103.小さな仕事には次にかかる大きな仕事へのヒントが隠れているものである。

50104.運命は深い傷を負わせるものですけれど、たいていは癒(なお)ります。心が人の心に負わせた傷、心が自分に負わせた傷は、癒(なお)らないものです。

50105.我々は、物そのものを欲する以上に、物を求めること自体を欲する。

50106.だれも怒らせたり、傷つけたりしないように最善を尽くしたと潔白な気持ちで夜ベッドに横たわることができるのは、すばらしいこと。

50107.ほんのわずかの可能性に賭けて、何かが手に入るって信じて、それでちょっとでも変えられるのが、前に進むってことだろ? それこそが、奇跡ってやつじゃないのかよ?

50108.私は、ひとの恋愛談を聞く事は、あまり好きでない。恋愛談には、かならず、どこかに言い繕(つくろ)いがあるからである。

50109.だれかに あいたくて なにかに あいたくて 生まれてきた── そんな気がするのだけれど それが だれなのか なになのか あえるのは いつなのか おつかいのとちゅうで 迷ってしまった子どもみたい と……

50110.(我々の精神は)太陽と似ており、太陽も、地上にいる我々の目には、沈んでいくように見えても、実は、けっして沈むことなく、いつも輝きつづけている

50111.この世は自分をさがしに来た処(ところ)──居たか、居たか この世は自分を見に来た処

50112.我々、日本亭主族は自分の仕事や外部社会については、かなり敏感にして知識もあるんであるが、おのが女房、息子、娘などについては全く鈍感であり、彼等がなかなか知恵者であることを全く、忘れておる。

50113.本というものは、なるべくなら、読まずにすませたらそれに越したことはない、というのがわたしの本音である。

50114.機会──失望をつかみたければ、これが好機。

50115.この世の中で何が一番怖いかって、親たちが集まることほど怖いことはないよ!

50116.ゴールデンルール(黄金律)とは、この世にゴールデンルールなどないというルールのことだ。

50117.生徒の言葉どおりに反応することが、真の理解になるとは限らない。

50118.「きょうは、少し調子づいているようですね。」 「そうです。芸術は、その時の調子で出来ます。」

50119.数学者としては、数学が思考力を導き整えるということを、人に教えるべきである。

50120.たとえ100万人の人が、どんなに楽しそうにしていたとしても、そこに心から楽しめるものがなければ、「この世にたった一人のあなた」は、無理に笑うことはありません。

50121.(数学)問題の解のエレガントさと美しさは、高度の知識と経験と技を示しているのである。

50122.人生は変化であり、挑戦だ。

50123.神が戸をお閉めになるときは、どこか窓を開けて下さるものだ。

50124.実業家になるについて一番大切なものは何かといったら信用だ。金は次でよろしい。信用さえあったら、自分に必要な金は生まれてくる。

50125.(どの職業でも)自分だけの心の中に問答も反省も絶えずある、ということが、「自分そのもの」にとって大切なんです。問答の道の行き帰りの回数が多くなればなるほど、そこが豊かになります。

50126.吸収力や柔軟性が、その人の可能性を広げ、がまん強さにもつながっていくのではないだろうか。

50127.何百万人の気にいる作家は、常にまた自分自身でも気にいっているのだが、少数者にしか気にいられない作家は、たいてい、自分自身でも気にいらないのです。

50128.彼には到底難しいとかいう風に考え出すと、いかなる人にでも欠点があるのであるから、ちょっと責任を持たせにくくなってくる。

50129.正確にいえばどんな罪でも無意識と何らかのつながりがあると思うのです。

50130.(残された)時間や失ったもののことをあれこれ思い煩うのではなく、一日一日を大切にし、前に進む。

50131.本来、青春期には誰でもどうしようもない鬱屈を抱えている。それを時代の空気でごまかし、きちんと向き合わないことは、決して幸福なことではない。

50132.良き友は、同時に良き師でもある。

50133.過去の実績で俺は商売なんかしたくねえよ。いつだって、バンドマンは白紙の状態から新しい曲を作ってるのさ。作らなきゃ、すぐに終わっちゃうんだよ。

50134.(今の人は)個性が出るようにするにはどうするかということを教えなければいけないのでしょうね。個性がなくなりました。

50135.リーダーシップは、「どれが重要事項かを決めること」であり、それに対してマネジメントは、「重要事項」を優先して、毎日、瞬間瞬間において実行することである。つまり、マネジメントは自制する力であり、実行……

50136.物事は頭を下げてでも専門家に聞け。

50137.あなたの声を 電話で聞いただけで その日一日 こころがなごむ 理屈じゃねんだよなあ

50138.自分の人生を次の世代への橋渡しのために費やすというのは、つまり、子供を生み育て、地域のために力を尽くすことは、すべての人間に共通した立派な事業なのである。立派な人生といわなければならないだろう。

50139.のん気に くらしなさい

50140.(女は)三十代はいろいろあってつらいけど、四十代も後半になれば吹っ切れるわ。女は五十から。そこを過ぎれば、楽でたのしいわよ。

50141.うんざりした気持ちを癒やすには、ウイスキーを一杯やって忘れようとするより、仕事に打ち込んで一生懸命になるほうが、よほど効果的である。

50142.ひとの批判は かんたんだがなあ

50143.あのね 人を恨んでね ほんとうに傷つくのは じぶんなんだよ

50144.この世で一番醜いものが差別なら、一番強いものは真実。

50145.青い鳥っていうのはみんなに見えるとは限らないんだ。人によって見えたり見えなかったりする、不思議な鳥さ。世の中には、そんなふうに、人によって見えたり見えなかったりするものがよくあるんだよ。

50146.支配したいんだけど、支配できないのは怖い。愛されたいのに愛されないのは怖い。目立ちたいのに目立てないのは怖いことです。

50147.「こんなはずじゃなかった」と言う人ほど、こんなはずだった。

50148.女は愛の専門家なのだ。

50149.人の記憶に残ることが、人が生きたことの存在証明。

50150.プライドの高い人というのは、プライドを高く持つことで自分を傷つくことから守っている人なので、もろくて弱い人でもある。そういうことをわかってあげていると、プライドの高い人との親密度は増すだろう。


50151.(登山に)手ごろな山ほど危険なものはない。

50152.希望は、夢は、人間とは別の何か、他のところにあるような気がしてたけど、そうじゃない! 人間が、人間が、つまり、希望そのものだったんだっ!

50153.夢というのは現実のなかでみるもの。現実というのは、夢がかなわないような妨害するようなもののように見えますが、その現実のなかでこそ夢はかなう。

50154.天下のことは、すべからくこれ第一等の計画をとるべし、断じて第二等の手段に出(い)づるなかれ。

50155.僕がそれよりもさらにうんざりさせられるのは、想像力を欠いた人々だ。その想像力の欠如した部分を、うつろな部分を、無感覚な藁くずで埋めてふさいでいるくせに、自分ではそのことに気づかないで表を歩きまわっ……

50156.欲ばらない 腹をたてない ぐちをいわない せめて正月の三日ぐらいは おれ できるかなあ

50157.明るい性格の人こそ、暗い役が映える。暗い性格の人こそ、明るい役が映える。

50158.いかなる人も、己自身の幸運の建設者である。(ver.0)

50159.かってない困難、かってない不況からはかってない革新が生まれる。それは技術における革新、製品開発、販売、宣伝、営業における革新である。そしてかってない革新からはかってない飛躍が生まれる。

50160.自分に平和をもたらすのは、ほかならぬ自分自身なのだ。

50161.人生はそのまま大河演劇であり、私たち自身は台詞(せりふ)を言い、演技論(という名の幸福論)を身につけ、そのとめどない劇の流れの中で、自分の配役が何であるかを知るために、「自分はどこから来たのか? ……

50162.もし、あなたが勝ちたいと思う心の片隅でムリだと「考えるなら」、あなたは絶対に勝てない。もし、あなたが失敗すると「考えるなら」、あなたは失敗する。

50163.万人が生産手段としての知識を手に入れ、しかも万人が勝てるわけではないがゆえに、成功と失敗の並存する社会となる。

50164.戦争というものは、勝っても負けても、民衆にとっては得なことは何もない、何もあとに残らないよ、というのが僕の実感なんです。「戦争自体がダメなんだ」ということ──日本国の憲法第9条は、その理想に近づき……

50165.自分の持っているものを上手に管理することのできる人は裕福です。それを心得なければ、物持ちであるということは煩わしいことです。

50166.他人はちょっと、相談された時だけ、考えてくれるだけだ。自分の問題に一番真剣で、何日も何か月も考えつづけるのは自分しかいない。

50167.(心の)苦痛を、何か刺戟(しげき)で治そうとしてはならぬ。ながい日数が、かかるけれども、自然療法がいちばんいい。

50168.愛想尽かしは金から起きる。

50169.自分しか見ていないときにはなにをすべきかわからない。欲望をどこまで生きても、ほんとうに満足することはないのです。

50170.自分の親がそれを喜んでくれるのと無関心なのとでは、天と地ほどの差がある。誰かに喜んでもらえるのが励みになるそれが、神ならぬ人間の素直な心情だと思う。

50171.自分を見失ってまでするのは出世とは言わないんだよ。本気で出世したいなら、お前はお前のやり方でやるんだね。

50172.最初に、「よいもの」と出会った若ものは、ラッキーだ。

50173.知識とは、個人や組織が何らかの成果をもたらすような行動を可能にし、何かあるいは誰かを変えるものである。知識とは何かを変えるものであることを認識するだけでも、何かが変わっていく。

50174.すべての星と月、そして太陽は、あなたに属している。…ただ、この鳥かごへの執着を落とし、鳥かごから出ていくだけで、空全体があなたのものになる。

50175.へつらひを聞けば 腹立(はらだ)つわがこころ あまりに我を知るがかなしき

50176.私は国のために戦う。しかし国のために嘘はつかない。

50177.良い芝居をやった時のぼくらの幸せというのはちょっと類がない。お客様たちがゆっくりゆっくり、名残惜しそうに、おたがい無言で別れを交わしながら、「もう二度と会えないかもしれないけど元気でね、今日はよい……

50178.すべて男と女の仲は、焦ったり、あきらめたり、してはだめですな。熟れた木の実がひとりでに落ちるように、自然と落ちるところへ落ちなければ、どこかに無理が生じますよ。

50179.(支那が)料理の国だなんて、それは支那へ遊びに来る金持の外国人の言いはじめた事です。あの人たちは、支那を享楽(きょうらく)しに来るのです。そうして自分の国へ帰れば、支那通というものになる。日本でも……

50180.過去を断ち切れば、自由。

50181.満足度とは、ゾクゾク度である。

50182.雕琢(ちょうたく)して朴(ぼく)に復(かえ)る。 (漢語表現)彫琢復朴

50183.平和が来ると、国民は幸福になり、人々は柔弱(にゅうじゃく)になる。

50184.偉大の達した高峯(たかみね)は一躍地上から達したのではなく、同伴者が夜眠っている間も、一歩一歩とよじ登ったのである。

50185.今日もまた胸に痛みあり。死ぬならば、ふるさとに行(ゆ)きて死なむと思ふ。

50186.世の中にはアバウトなほうがいい場合がある。方向さえ正しければ、多少の間違いはあっても早くやったほうが勝つことも多いのだ。

50187.自分の得意なものを発見したならば、大事に育てることが大切である。育てるといっても、その得意なものを「井の中の蛙大海を知らず」式に、自分の小さな穴の中でいじり廻しているだけでは大成しない。それでは早……

50188.(芸人としては)変人のほうが、お客様には受けるんじゃないですか。人に迷惑のかからない変人ならね。変わったところがなければ、魅力がないですよ。普通から少し離れなきゃ。

50189.自分の歩くところみんな、お花を咲かせる気持ちでないと、これからの女子はだめね。

50190.一人の同じ人間の一生にあっても「青年」と「老人」、「青女(せいじょ)」と「老女」は別人なのだ。

50191.飲食は飢渇をやめんためなれば、飢渇だにやみなば其上(そのうえ)にむさぼらず、ほしいままにすべからず。

50192.ことばでしか書けない光景があります。目には見えない光景。けれども、心にはっきりと映って見える光景。そのような、ことばにしなければ伝えられない、心の目に見える光景をくっきりと描きとったことば。いつも……

50193.自分の書いた文章が、全く読まれないか、あるいはざっと一読の光栄に浴して、そうして、「なんだいこれは」と顔をしかめられるのをハッキリ自覚しながら、それでも一字一字まじめに考え考えして文章を書かなけれ……

50194.死を考えなければ、生はわからない。

50195.大学は死ぬべきだ、と思う。そして真に「大学的なるもの」こそ息をふきかえすべきである。

50196.魅力は創造的な大いなる存在から流れ出るものです。

50197.過去の出来事を持ち出してこれが今の悩みの原因ですよという治療者に、患者さんは依存してしまいます。患者さん自身は何も言えないのです。治療者から一方的にこうなんだと言われると、依存関係になってしまう

50198.決断は結果を天命(=天)に委ねて迷わず行動に徹することで、それが最善の結果につながる。

50199.夢を持たぬ者ほど、他人(ひと)の夢を馬鹿にする。

50200.金持ちであることの「後ろめたさ」みたいなものが、成功した人の品格を作る。


50201.最高の愛国心とは、あなたの国が不名誉で、悪辣(あくらつ)で、馬鹿みたいなことをしている時に、それを言ってやることだ。

50202.金は大事だ、大事なものが殖えれば寐(ね)る間(ま)も心配だろう。

50203.勝って騒がれるのではなく、負けて一面に載れ。

50204.身を修めようとするなら、必ず正しい道を踏み行うようにせよ。正しい道を踏み行おうとするなら、必ず仁の心をもってせよ。身を修めるには、仁の心が基本である。

50205.依存心の強いものは、人の弱みに敏感である。

50206.昔の人はよく言ったもの。「平凡が一番だよ」。上手くいった人への嫉妬も入ったこの言葉、じつに上手い言い訳ではないかと思うよね。「貧乏で頭もよくないけど、みんな丈夫だし、幸せだよね」 そんなふうにして……

50207.他人から見たら、意味のないものでも、自分にとっては特別だという、そんなものを人生で見つけていってほしい。

50208.企業は実力の範囲内で健全な赤字部門を持たなくてはいけない。

50209.恋愛と情熱とは消え去ることがあっても、好意は永久に勝利を告げるだろう。

50210.(指導者は)口では「ああせい、こうせい」と命令しても、心の奥底では、「頼みます」「お願いします」さらには「祈ります」といった気持ちを持つことが大事だと思う。

50211.理想を語るなかれ。その身をもって理想となれ。

50212.音楽は、自分が音符を書き表したら、それですべてが終わってしまうというものではなく、それをだれか他の人に演奏してもらうか、あるいは自分で演奏しなければならないのです。そして、そこに聴衆がいなければ、……

50213.清き一票でも、狂気一票でも、同じ一票!

50214.どんなことでも、なにかに長じる人は、少々の壁にぶつかっても、あきらめることなく続けた人だ。

50215.自分の子どもが死ぬという体験をしたことによって、なんかものごとがよく見えるようになったという感じがするんですね。人間がよく見えるようになった。

50216.能力は、仕事の質を変えるだけでなく人間そのものを変えるがゆえに、重大な意味を持つ。能力なくしては、優れた仕事はありえず、人としての成長もありえない。(ver.0)

50217.私の半生は、ヤケ酒の歴史である。

50218.人脈の本質は、情報を共有する互助グループです。

50219.魅力的でいるためには、ウキウキしている必要があるんじゃないかと思う。少なくとも、そうできるように心がけている。「つまんね〜」と思えば自分で面白いものを探すし。仕事場でも家でも。

50220.静かに賢く老いるということは 満ちてくつろいだ願わしい境地だ

50221.分社化までいかなくても、部門別に損益を管理するという、どこの企業でも見られる管理形態は、本質的に組織間のシナジーを阻害し、新たな価値の創出を妨げている可能性がある。それ(=部門別損益管理)をさらに……

50222.自分にとって面白い(という)ことは確かに大事なのですが、自分が表現したいものだけを表現すればいいという気持ちはありません。やっぱり誰かのためにつくる。誰かを喜ばせるために、誰かに楽しんでもらうため……

50223.先のことを考えすぎると、取り越し苦労をしたり、誇大妄想に陥ったりして、必ず人生に裏切れられます。

50224.学問が豊富になって、豊富になって、いわゆる学者、識者とならないまでも常識の中が非常に理知で豊かにされたならば、みんな本能心が完全に整理できそうなもんだが、そうはいかないんです。

50225.何ゆえに人は多数に従うか。彼らがいっそう多くの道理を持っているからか。否(いな)、いっそう多くの力を持っているからである。

50226.なくてはならないものなんてない。いつもずっと、そう思ってきた。所有できるものはいつか失われる。なくてはならないものは、けっして所有することのできないものだけなのだと。

50227.友よ、敗れたことは恥ではない。恥ずかしいのは、敗れて再び立ち上がらないことだ。

50228.子どもたちに、安易に、だれでもやれる、やればやれるといいたくない。やってもできないことがあるーーそれも、かなりあることを、ひしと胸にして、やってもできない悲しみを越えて、なお、やってやって、やまな……

50229.本を読まない人間は、本を読めない人間より少しも有利ではない。

50230.人並み以上の誰にも負けない努力を続けていかなければ、競争がある中ではとても、大きな成果など期待することはできないでしょう。この「誰にも負けない」ということが、大切なことです。

50231.口に出して言ってみるまでは、そうだとじぶんでもおもっていない。 口に出して言ってみたばかりに、その言葉をじぶんで追いかけるのだ。

50232.彼らには老年がどんなものかわからないのだ。人生から何も得られず、また死から何も期待できないという刑罰、あなた方には想像できまい。人生の彼方(かなた)に何もないなんて、説明もなく謎の言葉も与え……

50233.僕に必要だったのは自分というものを確立するための時間であり、経験であったんだ。それは何も特別な経験である必要はないんだ。それはごく普通の経験で構わないんだ。でもそれは自分の体にしっかりとしみこんで……

50234.相手を自分という「種」の物差しで把握した気になっちゃだめなんだ。他の生き物の気持ちをわかった気になるのは、人間のうぬぼれだと思う。

50235.あきらめは無知と恐怖と迷信と怠惰の混合物によってもたらされます。病気、不和、貧困、孤独、不幸を受け入れることを拒否しなさい。

50236.1台の機械で、50人の平凡な人間のする仕事を片付けることができる。しかし、いかなる機械も、一人の非凡な人間のする仕事はこなすことができない。

50237.淋しいという字をじっと見ていると 二本の木が なぜ涙ぐんでいるのか よくわかる ほんとに愛しはじめたときにだけ 淋しさが訪れるのです

50238.正義は必ずしも、人の非を挙げて責めるものではなく、ある時には、無実の罪を証明してその人を救ってやるものです。

50239.こんなよい月を一人で見て寝る

50240.逆境には必ずそれよりも大きな報酬の種が隠されているものだ。

50241.自分の会社を立派にしたいという自己愛が強すぎると、会社は生きられなくなるのです。そうならないためには、お客様、従業員、株主など、会社をとりまく人々が喜んでくれるような経営をしなければなりません。

50242.一芸に頼る者は、一芸に滅ぶ。

50243.いちばん大事なものごとはパーセンテージでは決まらない。

50244.ゲームなら攻略法があるが、自分の人生を楽して築く道はない。失敗や、試行錯誤を厭(いと)わず、たゆまず努力していく先に成功が待っている。

50245.極陰は陽に転ずることわりを ただにし思へば心動ぜず

50246.従業員に給料袋の中身について考えさせたり、生徒に通知票のことを心配させたりするのは、創造性を重んじようという場合には、ほぼ最悪の戦略である。

50247.リーダーが公言する信念とその行動は一致しなければならない。少なくとも矛盾してはならない。

50248.持病あるは ありがたし 持病あるゆえ 無理しようにも できないのが ありがたし

50249.経営者の仕事の大部分は、人と折衝することである。嘘と真実を見分け、誇大と威嚇とを見抜き、自分の感情はできるだけ隠すとともに、相手の微妙な感情の動きや語調の変化などを読みとることが何より大事で、その……

50250.平和の対極にあるのは戦争ではない。無関心である。


50251.真の成功とは、請求書を何の苦もなく支払い、自分と愛している人の必要を満たし、少しばかり欲しいものを手に入れ、いくらか貯金できて、誰かに分けてあげられるぐらいのお金が手元に残ることです。

50252.社員のための計画は、社員に任せた方が成功率は高い。

50253.人は、生物的存在として呼吸するための空気を必要とするように、社会的政治的存在として機能するための社会を必要とする。しかし社会を必要とするということは、必ずしも社会を手にしていることを意味するわけで……

50254.古いものを壊すことは、過去の記憶を捨てることと同じじゃないのか。人が生きて死んで行った記憶をないがしろにするということじゃないのか。

50255.経営者の心得9ヵ条──9.ほどほどの回数の失敗ならやってのけるくらいの覚悟を持て。

50256.人間には智恵は大切だが、物事の成功にはどうしても運が必要である。

50257.白・黒をハッキリしたいのは女の本性なのだ。女は本性、マジメ・律儀(りちぎ)なのだ。それでいて、一方では、ナカナカ、率直・正直になれない。うわべをつくろう、という傾向もある。この相反した性質を一身に……

50258.しんだら、もういっかい おなかに はいって、でてきて おおきくなって、しんで また おなかに はいって、ぐるぐる まわるんだよね

50259.今目の前にあることは、すべて未来への貯金なんだと思って、一つひとつを大切にしていく。

50260.退屈なのは世の中か、自分か。

50261.ひとはその所与の運命を自分のものとして受け入れなければならず、たとえそれがどんなものであれ、それを最大限に生かしてゆくしかない。自分を受け入れ、そこから出発してゆくしかない。

50262.水に書いた文字のような人とは、水の上に字を書いても、流れて形にならないように、他人の悪口や不快な言葉をきいても、少しも心に跡を留めることもなく、温和な気の満ちている人のことをいう。

50263.(アイデアやひらめきを得るには)神さまが降りてくるのを待つだけじゃなく、ときには「神様を裏切ってみる」ことも大切です。神さまが人間の運命をあらかじめ決めていて、僕たちはその通りに生かされているとし……

50264.仲間意識は、共通のことばによって生まれる。

50265.戦争は女の顔をしていない。

50266.憂い……が無いのではありません 悲しみ……が無いのでもありません 語らない、だけなんです 語れないほど、深い憂い──だからです 語れないほど、重い悲しみ──だからです

50267.常識を意識する。案外常識を意識しない人は多いです。

50268.目的(=願望)を潜在意識に伝えれば、それは実現される。

50269.役者は舞台の上だけで稼ぐもんや。それ以外のことでおカネ儲けたら、余計なものが入り込んで汚れてしまう。

50270.分社化は、長期的な成長という観点からすると必ずしも望ましいとはいえない。特に、事業間のシナジーによって新たな価値が生まれるような業種・業態の場合は注意が必要だ。

50271.夢を実現しようと頑張らなければ、その夢は一生お前を苦しめる。すべてはお前次第だ。

50272.現実の身体の死なんて、明日死ぬというときになったら考えればいい。

50273.仕事は本来、つらいものです。長時間拘束され、なおかつ人間関係にも悩まされますから。しかし、もし仕事につらさを感じないでいられるなら、そのほうがずっとしあわせな人生ではないでしょうか。

50274.君の運命をつかさどる星は、君の胸の内にある。

50275.お札(さつ)に次のような文章をいれるのです。「稼ぎすぎ、貯めすぎ、使いすぎ、心配しすぎには注意しましょう。このお金は、自分と周りの人のために楽しく使わないと、あなたの健康に害を及ぼす可能性があります」

50276.政党の多数と少数とは、金の多寡(たか)に比例するだけであって、他に何の意味もない。

50277.僕は折れるよりは戦う。一度でも折れると、たちまち弱きという評判が立つからだ。

50278.数学は宇宙を捉(とら)えるために、人間の想像力によって築き上げられた壮大な築造物である。その中で我々は、絶対的なものや無限のもの、心ひくものや捉えがたいものに出会う。

50279.仕事の中に能力を活用しなかったり、方法を選ばなかったら、それは徒労という一種の道楽に終わる。

50280.わたしの人生よ、それを生きなきゃならないのはわたしよ!

50281.何ごとも偶然ではないこと、そして、あなたには学ばなければならないレッスンがあることにも気づいて下さい。あなたの今の状況は、そのレッスンをできるだけ早く学べるようにするために、あなたに与えられている……

50282.大切なのは、「自分が何をやりたいのかを知ること」。これは簡単に聞こえるけど、実は自分がやりたいことを明確に知るということは難しいことなんだ。

50283.すべて人間の世界においては、ものは在るのではなくつくるものだ。

50284.諸君はこの颯爽(さっそう)たる 諸君の未来圏から吹いて来る 透明な清潔な風を感じないのか

50285.教育の場では、「君には無限の可能性がある」という言明と、「君には有限の資源しか与えられていない」という言明は同時に告げられなければならない。矛盾した言明を同時に告げられることではじめて子ども……

50286.ひとは不確実なものから働くというところから、あらゆる形成作用の根底に賭(かけ)があると言われ得る。

50287.民主主義、我々は政府が人民を所有するのではなく、人民が政府を所有する国ならば、どの国でも喜んで迎える。

50288.一般に「善人」は他人の気持ちにノーマークの人が多い。

50289.欲望は、成功の一部なんだよ。

50290.「この世に何をしにきたのか」と問われたら、私は迷いもてらいもなく、生まれたときより少しでもましな人間になる、すなわちわずかなりとも美しく崇高な魂をもって死んでいくためだと答えます。

50291.人は、少なくとも、すべての子供は、彼らから見れば、理不尽に産み落とされるのニャ。世界に産み落とされる時、同意を求められる者はいないニャ。すべての人々は、そうして生を受けるのニャ。

50292.生じたものはかならず滅びる。この厳(おご)そかな原則のまえには、男も女も、尊きも賤(いやし)きも、何の差別もない。すべては刻々の生の間に、刻々の滅(ほろび)を迎うるべく運命づけられている。

50293.夢は目指した時から、目標に変わる。

50294.男はいつだって、目を見開いたまま夢をみている。

50295.普通の人は「人からもらえるもの」にしか興味がないのだ。だから、金持ちにはなれない。

50296.(厳しい修行で心を鍛えることはできないのに)なぜ、修行が必要なのか。それは、そうすることによって、人間の心はとても傷つきやすく、か弱いということを知ることができるから。そうと知れば、自分の心も相手……

50297.死ぬことを恐れる必要なんてない。むしろ思いっ切り生きないことを恐れるべきだ。

50298.(夢は)願えばかなうとは言わないけど、(人前で)願ったり口に出したりしないと、かなうわけない。だって、誰にも伝わらないもの。(人に)わかんなきゃ、チャンスは巡ってこないんだから。

50299.死ぬことだけが解放に思える者もおるからね。

50300.企業を長期的に発展させるためには、正しい「経営哲学」を確立し、それを全社員と共有することが必要である。


50301.どれだけ長くかかろうとも、目標を追い求める姿勢を崩してはいけない。

50302.あの人は誰にも愛されないんだものねえ、寂しいことでしょう。だからあの人は、みんなを憎むんです。

50303.事実は一つです。しかし、その事実に対する解釈は人の数だけあります。

50304.人間にとって、生まれた日が仕事始めであり、死ぬ日が仕事納めである。

50305.この世をばわが世とぞ思う望月(もちづき)の 欠けたる事もなしと思えば

50306.親族の隠されていた人間関係が現れるのが、相続の時です。

50307.私は世の中で、独立独歩ほど尊いものはないと、つねに信じている。しかし、世の中は持ちつ持たれつだから、人の世話をしたり、また、人の世話になったりしなければならぬ。できるならば、人の世話はしても、世話……

50308.家族の真の喜びは、子供たちに尊敬されると同時に子供を尊敬し、必要なだけの訓練は施すけれども、決して程度を越えないことを知っている両親たちのみに与えられる。そのような両親たちは、子供が独立を要求する……

50309.善に定義を与えるならば、自己及び他人の存在を安寧(あんねい)幸福ならしむべき意志、若(も)しくは行為、これが善である。これが道徳である。

50310.目的を見つけよ。大義は後からついてくる。

50311.(部下に)密度の薄い仕事しか経験させなければ、仕事ができるようになるはずがありません。

50312.この世界では、「努力が報われる」とは限らない。だが少なくとも、弱肉強食の世界では、「努力が無」=食われる!

50313.女はティーバッグみたいなもの。熱湯につけられて初めて、その強さに気づく。

50314.文化レベルの低い所ほど、こういう立派な会館建てるんだよな。

50315.女は慎み深い男をほめるが、彼を好かない。

50316.その尾によって鰻(うなぎ)を捉(とら)え、その言葉によって女を捉える者は、直ちに何物も手にせざるを発見する。

50317.私が交渉するときには、両目、両耳、鼻、口など(身体の)すべてを動員してやる。つまり全身全霊を傾けるのだ。

50318.若い娘が、不名誉か、強いられた貞節か、または彼女の本能しか満足させられない結婚か、彼女の用心深さにしか答えない結婚か、そのどちらかを選ぶように余儀なくされているのは、我慢のできないことである。

50319.片恋というものこそ常に恋の最高の姿である。

50320.好き放題おいしいものを食べて、飲んで、健康でいたいというのは図々しい。口から毒を入れれば、病気になるのは当たり前。これも「楽あれば苦あり」です。

50321.私たちが否定的、破壊的に物事を考える場合には、水をまくホースを足で踏みつけているのと同じように、私たちのエネルギーは潜在意識の中でせきとめられ、あらゆる種類の欠乏、限界を生み出すことになります。

50322.この青い星を生きのびさせるために人間のまことを尽くした人たち、そしてその立場に立ってものを書き続けた人たち、そういう人たちの言説が百年後の古典になるだろうこと、これだけは間違いない。

50323.子供の時にバレンタイン・チョコをもらえなかった男子のオタク化率は非常に高い。チョコをもらえなかったから、オタクに走ったのか? それとも、もともとオタクの素質があり、近寄りがたかったので、チョコをも……

50324.父母をいとおしみ、兄弟にむつまじきは、身を修むる本(もと)なり、本かたければ末(すえ)繁(しげ)し。

50325.人の命を何よりも尊ぶ人が動物の命も大切にしますね。こんなときに犬猫なんかにかまっていられるかと言う人は、こんなときに他人のことなんかにかまっていられるか、とも言いそうな気がします。

50326.私たちは変化を愛することを学ばなければならない。なぜなら、それだけが確かなことだから。

50327.子供の教育では、知識と能力を次第に結びつけるように努力することが必要である。あらゆる学問の中でも、数学はこの要素を最も高度に満たすただ一つの方法であるように思われる。

50328.二十いくつの石段を登り、だらだらの坂を半丁ほど登り、有頂天の歓喜があるとしたら、市民とは実に幸福なものだと思う。

50329.父母が、年をとっていた。わたしの知らないうちに。

50330.寝際に相手にすることは寝ることだけである。寝床は安らかに眠ることが最大の目的である。

50331.あなたの頭脳にインプットされた専門知識は、時と場合によって、信念の代役を務めてくれることもあるのです。

50332.社交性に富み、効率的に仕事する人を評価する風潮があるが、私は評価しない。中途半端で何事もなさない人間よりも、引きこもってでもいいから何かを完成させる人間になりなさい。

50333.恐怖の経験は、さらなる恐怖にうち勝つための勇気に変わる。

50334.人の話を聞いて、それで問題が解決するほど経営は単純ではない。

50335.解雇は、会社が望むものを社員に理解させるプロセスの一部です。辞めた人を見れば、その人が何をしてきたかがわかる。

50336.「女も外で働いて自立すべきだ」と主張する女は、自分が働くのが好きだからでしょう。

50337.社員の中に起業するかしないかで悩んで僕のところに相談に来る人がいます。しかし、僕はシンプルにやればいいじゃんと言うだけです。話は5分で終わりです。

50338.あなたがそうありたいと思う人物になったときのあなた自身をイメージしてごらんなさい。新しいそのイメージに忠実でありなさい。そうすれば、あなたの潜在意識はそれを実現してくれるでしょう。

50339.ただそっとしておいてください ただ黙って 遠くから見ていてください いまのわたしには それが一番いいんです 一番ありがたいんです

50340.「違いが小さいほど、攻撃の標的になりやすい」というのも、また女性どうしの人間関係の特徴である。

50341.成功するのに最も良い場所は、今自分がいる場所である。(ver.0)

50342.甘いものは、苦いものと混ざり合わなければ(人は)耐えられない。

50343.〈全文〉「世間」とはいったい何か? もちろん「社会」という概念とは一致しないが、その道徳と習慣と、特に群衆心理によって支配される意志表示とを重くみた考え方(後略)。

50344.誰にしろ、人を憎んだり、痛めつけようとそそのかす者の言うことは警戒したほうがいい。

50345.当たり前のことをしてたら、運は来ない。

50346.結婚式──離婚を可能にするための必要な儀式。

50347.イノベーションの真贋は、価値を創造しているかによって判定される。イノベーションとは、顧客にとっての価値の創造である。新奇さは面白いだけである。

50348.楽や得だけを目指して生きるのはむなしいが、自衛のためにはある程度の「要領のよさ」は必要だ。

50349.僕は、人生最後の瞬間に「ああ、オレの人生は良かった」と言い残して死にたいと思っている。だから結果の側から考えることにしてきた。今自分のやっている事は、最後の瞬間に「ああ、オレの人生は良かった」とい……

50350.同情くらい、してもらいたくないものはない。


50351.(選手の)小さな失敗ほど、厳しくチェックする。

50352.「そのうちに」といって実現できた人はあまりいないし、実現できてももう楽しくない。

50353.ごらんなさい、この勤勉なアリを。アリは私ども人間よりも高等動物です。けんかしたり、だましあったりはしません。人間がアリのように利己主義をすてて公共のために働けば、世のなかはもっとよくなるのですが……。

50354.私は神の器官であり、神はあるがままの私を必要としたまうのだ。さもなければ、私はここにいないだろう。

50355.言葉に力があるとすれば、それは、言葉のむこうがわにあるものを想像させる力、欠けたるものへの想像力にささえられてなんだということ。

50356.自分の要求は間接的ではなく、直接的に表現すること。

50357.この部屋の中にいる私たちすべては、どんなに長く生きられるとしても、百年後には生きていません。そのときは、今、ここにある問題はすべて終わりです。そして、ただひとつの問題が残るのです。そのとき私たちは……

50358.去る者は去れ。たとえ少数でも、その意志のある者とともに、私は遠征する。

50359.人の中心は「情」であって、情の根底は「人の心の悲しみを自分のからだの痛みのごとく感じる心」すなわち観音大悲の心である。

50360.(※女が)愛するものを得た場合、家庭を作ることは何という楽しい夢であるかということです。女に生まれて、よかったと思うほどの幸せ以上の幸せは、他にないのです。

50361.自分で仕事をするのではなく、仕事をさせる適材を見つけることが大切だ。

50362.あれは女優と言って、舞台にいるときよりも素面(すがお)でいるときのほうが芝居の上手な婆(ばばあ)で。

50363.とある日に 酒をのみたくてならぬごとく 今日(けふ)われ切(せち)に金(かね)を欲(ほ)りせり

50364.この地球上で一人一人が少しずつ違うように造られたってのは、なんて素晴らしいんだろう。

50365.それにしても褒め方の上手な男性にはめったに出会わない。

50366.“わが身の不運”にとらわれて萎縮することさえなければ、たとえ名門の出でなくても、成果を上げた人に一目置くくらいの“平等さ”を、私たちの社会はかろうじて残しているはずだ。

50367.宗教の背後にはキリスト教でも仏教でも霊がいるわけだけれども、人間が救いや癒しをせっかちに求めるから、ああやっていろんな宗教ができる。みんなエゴイストです。

50368.青春? それはすばらしいものだ! しかし子供たちにそれを浪費させてしまうのはなんと罪なことだろう!

50369.息子の嫁も その孫も それはお前に丁度良い

50370.商売下手は目先の儲けを焦り、商売上手は遠い先の儲けのために、目先の儲けを無視する。

50371.常に二つの思想を持っていなければならない。一つは、もう一つの思想を葬るための思想である。

50372.知慮ありて、よく是非(ぜひ)を分別できる朋友を、平生(へいぜい)より求めて、常に親しく交わり、大事あるとき、その人の思慮を借りて用(もち)うべし。

50373.平凡が一番仕合わせだ。波瀾のないのが一番仕合わせだ。

50374.化粧は心を飾るもの。

50375.「何様?」と言う人は、そう言えるだけの資格(高い地位や優れた能力)を持っているのだろうか? それに人格者は、相手が誰であろうと、「何様?」なんて失礼な物言いはしないものだ。

50376.人間の高慢や思い上がりを断じてゆるさないのが、あなた(=痛み)です。

50377.おれはいままで、お前が人をほめたのを聞いた事がない。おれだって、弱い心を持っている。お前にまきこまれて、つい人の品評をしたくなる。おれには、それがこわいのだ。

50378.怠け癖解消の手っ取り早い方法は、ライバルをつくることでしょう。

50379.祈りの時、信じて求めるものは、みな与えられるであろう。

50380.データとは過去のものなんです。過去のデータをもとに未来のことを占っても、当たらないのです。

50381.人がどこかに行こうとすると、何かが起こる。

50382.悲しいことやつらいことがあった時、すぐ悲しんで、つらがってちゃいけないんだよ。

50383.時の節約は急ぐことでなくて、確実にやることだ。

50384.人間は、「自分と似ていて少しだけ違うもの」に対してもっとも理解や共感を寄せることが難しい。

50385.一番嫌なライバルこそ、自分を高めてくれるものよ。

50386.予想通りになんねえから、女は面白いんだろうが。

50387.人は、あらゆる(対人的な)葛藤に関し、復讐や報復、攻撃を拒む方法を発達させねばならない。こうした方法の基盤は、愛である。

50388.ナルシスムは、彼自身のなかで、美と悪とを強引に化合させる力である。

50389.本を読んで涙を流すほど感激したとすれば、それは実生活で感動して涙を流したのと何ら変わることはないのです。

50390.複雑という事は、かえって無思想の人の表情なのです。それこそ、本当の無学です。

50391.「自分は心に沿った道をたどっているのだろうか?」と自問するとき、それがどんな道であるべきかを誰も決めてくれないことに気づく。この神秘的で美しい問いが体内で反響するに任せるのだ。そのうち自分のどこか……

50392.なくてはならないもの。 何でもないもの¥。なにげないもの。ささやかなもの¥。なくしたくないもの。ひと知れぬもの¥。いまはないもの。さりげないもの¥。ありふれたもの。 もっとも平凡なもの。

50393.憎むことから幸せは生まれませんよ。

50394.君は君 我は我なり されど仲良き

50395.才能の種類は一つじゃない。

50396.愚痴は酒に似ています。大いなる悩みがあるとき飲めば、しばしそのことから解放されます。しかし、酔いがさめれば、現状は少しも変わっていないことに気づかされるはずです。

50397.明日になればなんとかなる。

50398.人間が人生に生きる場合に使う言葉を、選択しなきゃだめなんですよ。一言、一言に注意してもいいくらい、いくら注意しても、あなた方はヒョイと気づかずに消極的なことを言ってますぜ。

50399.私の「無常観」によれば、現在のこの世の地獄も、必ずどん底からの反動として、いまに立ち上がり、希望の見える世の中に変わると信じて疑わないのである。

50400.奉公至誠の赤心は寸時も忘るべからず。勤倹身を持し、慈恵人を待つべし。