49201.人多き 人の中にも 人ぞなき 人となれ人 人となせ人

49202.感情ではない¥。感覚を研ぐのだ。

49203.一歩一歩の積み重ねの結果は、相乗作用を引き起こしていくのです。つまり、日々の地道な努力が生む小さな成果は、さらなる努力と成果を呼び、その連鎖はいつの間にか信じられないような高みにまで、自らを運んで……

49204.いまは、死者に聞くべきときです。どんなに平凡なことであっても本当は特別なことなんだということを、死んだ人たち、いまはいない人たちは、よくよく知っている人たちだからです。そして、そのことを、生きてい……

49205.天がある人物に大きな任務を降(くだ)そうとする時には、必ずまず厳しい試練を課すものである。

49206.「無常」とは 一瞬一瞬に変わること 変化し続けている私 常に新しいいのちを 生きているのだ

49207.守るべきものができると、人は強くありたいと願うものだ。

49208.人々はそれぞれ理由があってなにかをやっている。それはぼくにはなんの関係もないことだし、ぼくがコントロールできることでもないのだ。ぼくは自分のことを考えることしかできないのだし、自分の行動に責任を持……

49209.我は氷の奥にあるものに同感す、その剣のごときものの中にある熱情を感ず

49210.問題と仲良くなれば、問題は問題ではなくなる。

49211.真の平等主義と過激な平等主義との間には、天地の差がある。前者は決して、誰も彼もが命令を発するのだとか、誰一人命令を受ける者はないのだとかいうことではなく、同輩の言うことに耳を傾け、同輩に命……

49212.自分のやりたい学問と距離のある学問であればあるほど、後になって創造的な仕事をする上で重要な意味をもってくる。

49213.美しいという感じと、美しいという意味は、どっちが先にあるものだろう。美しいという言葉は、美しいという感じにつけられた名前なんだろうか。名前と事柄とは、どっちが先なんだろうか。

49214.人生は信念の法則によって成り立っています。あなたが知的に受け入れ、真実だと思うものは、何であれ実現されます。あなたの潜在意識に刻まれたものはすべて、その後のあなたの経験の中で実現されます。

49215.悩みや苦しみにおいても、希望や勇気においても、対人関係が最も重要なファクターになります。

49216.上(かみ)苛(か)なれば則ち下(しも)聴かず。

49217.寂しさに堪えたる人のまたもあれな 庵(いほり)ならべむ冬の里山

49218.上手下手はともかく大抵の人々がきちんと基礎的なトレーニングを行えばそれなりに水泳やサッカーやゴルフをこなせるように、小説もまたそれなりに書けるようになるはずです。

49219.裁きの日に重きをなすのは、戦士の剣よりも、学者のペンである。

49220.ダン・ケネディはこんなふうに言います。「こと従業員に関しては、ゆっくりと雇い、すばやく解雇しろ」。多くの実業家たちはその正反対のことをやっています。雇うのをはやまってしまい、なかなかクビにできない……

49221.香水をつけない女性に未来はない。

49222.夫や妻には、一本一本の樹の不完全さを気にして、森全体の美しさがみえなくなるようなことがたびたびある。このようなことをなおすのは、必ずしも不可能なことではない。

49223.幸福とは、何一つ私有しないことである。

49224.人間一度信用を得たならば、自ずからその扉は開かれる。

49225.お前はお前しか代弁することはできやしない。

49226.人を怨むより身を怨め。

49227.現実的なイノベーションは組み合わせの妙から生まれることを考えれば、縦割りの組織からイノベーションが生まれる可能性は低い。少なくとも、目先の利益を厳しく問われるところからはイノベーションは生まれない……

49228.何と言ったって日本では、政治の分野が最も遅れをとった、未熟な世界ではあるまいか。

49229.自分の限界がどこにあるか発見するためには、自分の限界を超えて、不可能だと思われるところまで行ってみる他はない。

49230.一日が終わって何もない闇のなかにいると、脳みそのどこかにある妖怪感知に関する部分が働くようになるんでしょうね。それで、妖怪のようなものを発見しちゃうんでしょう。だけどテレビなんか見ていたら、妖怪を……

49231.新しい革袋に、古いぶどう酒を入れることにより、莫大な利益が生まれているのが実態だ。

49232.草の実が語る¥。樫の木の幹が語る。曲がってゆく小道が語る。真昼の影が語る¥。ジョウビタキが語る。独りでいることができなくてはいけない。

49233.死なねばならないなら、死ぬことは明日かんがえる。

49234.結婚生活において何よりも役立つのは、気立ての良さである。これが自制心とひとつになれば、じっと我慢する忍耐力、言い返さずに相手の言葉に耳を傾け、怒りが鎮まるまで自分を抑える力が生まれる。

49235.「──ので」とか「──から」とか「──なので」「──だから」と書いたとたんに、文章が難しくなってしまうのです。「理由」を、次に言わなければならないからです。

49236.成長を阻むものを見つけ出し、何であろうと取り除かなくてはいけない。

49237.「お、ねだん以上。ニトリ」というキャッチコピー。扱っている商品のひとつひとつが、品質・機能のすべてにおいてお値段以上の価値がある。つまり、価格は安いけれど品質はチープではないという意味です。

49238.諸芸術においては、作家の思想は魂の底で暴れ狂っているなにものかであって、それに名付けたり、それを言葉にできる代物ではありません。

49239.人は自由を手に入れたとき、その人の本質が拡大されて出てくる。

49240.自分自身に忠実であれ、自分が作られた通りの人となれ、と言う時、それは才能のことを言っている。才能に忠実でなければ、自分自身にはなれない。

49241.どうせどこへ逃げていっても世界が牢獄だ ということは この社会では決定されている

49242.被抑圧者や被搾取者の無力感を大いに強めるには、彼らの苦情を一貫して無視すればよい。

49243.天才肌の人は、なぜか良い時は百点を取るが、ガタッと五十点に下がったりする。これではトップはまかせられませんね。(ver.0)

49244.腕(うで)拱(く)みて このごろ思ふ 大(おほ)いなる敵(てき)目の前に躍(をど)り出(い)でよと

49245.われわれ経営者がまず第一に心がけなければならないのは、利益の追求よりも、まず、道義を重んずるということである。

49246.一度目をそらしたら、どんどん逃げ出したくなる。逃げ出すことは、何の解決にもならない。仕事も、プライベートも。

49247.大切なのは地域に根ざした企業の持続性です。地域が本当に必要とするものをやり続ける。その中でいかに効率化して、利益を出すか。利益を出せれば持続できる。持続のために補完的な事業も考える。

49248.我々ガールスカウトのルール。フェアであること。自分のためでなく自分のチームのために動くこと。そして大切なのはゲームを楽しむことで、結果ではないということ。

49249.現在、自分が置かれている環境を嘆く前に、まず環境を変える努力をしなさい。

49250.生は適切に活用すれば十分に長い。


49251.ひややかにみづをたたへて かくあればひとはしらじな ひをふきしやまのあととも

49252.私たちが自己の信念を培(つちか)うには、(イメージ)より言葉の力が大きい。言葉を呪文のように何回も繰り返してつぶやくことには大きな効果がある。だがそれにも増して、効果があるのは書くことだ。

49253.大事件は二度あらわれる。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として。

49254.賢人は他人の過ちに学び、愚人は自らの過ちに学ぶ。

49255.悲劇に見舞われた時に、当事者たちがその悲劇を笑うことができたら、お互いにもっと親密になれるし、その状況もだいぶましに思えるようになる。

49256.トラブルは避けるものでなく、立ち向かうもの。

49257.生きなさい、今日が最後の日であるかのように。

49258.有責配偶者からの請求でも、著しく社会正義に反することがない限り、離婚を認めうる。

49259.たしかに生まれた、必要だからだ。たしかに生きている、まだ用事があるからだ。

49260.自分の中の天才を信じる。(ver.0)

49261.言葉は凶器になる。敬語は人を傷つけないよう「車間距離」を置くために生まれたものである。

49262.遇と不遇とは時なり。

49263.「一人」で成功している人はいない。

49264.本当に仕事で結果を出したいなら、何かを犠牲にしてでも努力をしなければならない。

49265.創造的な研究をしている学者は誰でも、どんな仕切りの壁を打ち壊そうと自由だ。

49266.浅い心は人の苦悩を軽く扱うのです。だいたい浅い心ほど、人の苦悩をわかったようにいうのです。

49267.人をもてなし、心から楽しませる事が出来る人は、人をもてなす事を心から楽しめる人だけだ。

49268.確かに最悪の動物は人間であるが、最高の動物も人間である。 

49269.助けてくれるのは、今頑張っている自分です。

49270.怨みは怨みによって鎮まらない。怨みを忘れて初めて怨みは鎮まる。

49271.決断はね、後戻りできないところへ飛ぶことなんだ。

49272.人がもう一人の人間を救うことなど、できるかね。そんなことは、できはせん。

49273.雑草の上を歩けば 雑草たちの 声がする 大地にしっかり根をはった あたたかな声なのだ 強いひびきなのだ このねむれる者を 叱咤し はげます声なのだ

49274.怒りは自らを罰する。

49275.世界を縦に切って「ウチ」と「ソト」に分けて、「ウチ」に味方するのが右翼である。世界を横に切って「上」と「下」に分けて、「下」に味方するのが左翼である。(要約)

49276.ボクにだって、人の好き嫌いがまったくないわけじゃない。見た目でイヤな人、しゃべっててイヤな人、つきあっててイヤな人……。特に、欲が見える人、自分が得をしようっていうのが見えてる人はイヤだな、と感じる。

49277.人生は七転び八転びだ!

49278.秘密を持つことは、子どもの自我の成長にとって大切なことです。

49279.無償の愛は親の子に対する時だけかもしれない。男女の間で、無償の愛に甘んじていられるようになったら、もうそれは男と女とではなく、どちらかが肉親的になっているか、神に近づいていることだろう。

49280.人間の生活の苦しみは、愛の表現の困難に尽きるといってよいと思う。この表現のつたなさが、人間の不幸の源泉なのではあるまいか。

49281.愛は芸術家が旅立つ動機となる精神である。愛の形はさまざまだが、どんな愛であろうと芸術家の人生では強力な動機となる。

49282.何百年、何千年経っても不滅の名を歴史に残しているほどの人物は、私たちには容易に推量できないくらいに、けたはずれの神品に違いない。

49283.兄弟(けいてい)は左右の手なり。(ver.0)

49284.過ぎ去ったことは、忘れろ。そういっても、無理かも知れぬが、しかし人間は、何か一つ触れてはならぬ深い傷を背負って、それでも、堪えて、そ知らぬふりして生きているのではないのか。

49285.何人(なんぴと)に対しても悪意を抱かず、すべての人に慈愛を持って、正義を固く守り、今行いつつある仕事を成し遂げるために努力しようではないか。

49286.応えられた祈りは怖い。責任が含まれているからだ。自分がそれを頼んだからだ。それを得たからには、どうすべきかが問題となる。でなければなぜ「願い事には気をつけよ、本当にかなうかもしれないから」という用……

49287.地獄を一度くぐっちまうことさ。ツキの女神はいつだって、その先にしゃがみこんでいる。

49288.下水のおかげで水も流せる。汚いもの、いやなものをみんな引き受けて──下水はいつも土の中。

49289.危機管理はジャズのごとく!

49290.さびしきは 色にしたしまぬ目のゆゑと 赤き花など買はせけるかな

49291.憂患に生き、安楽に死す。(ver.0)

49292.本の文化というものがこれほど長い生命力をもち、本というメディアがこれほど長い間わたしたちのなかに必要なものとされて生きてきたのは、どこにでもあるものを自分が読むことによって、あるいは書くことによっ……

49293.人間は本来的に対等な関係よりも権力の差がある関係、非対称的な関係のほうが落ち着くのかもしれない。

49294.一流になるまでは「しごき」おおいに結構。

49295.進化とは、より優れるものになることではない。それまでと違う環境に順応することだ。それだけなのだが、それが難しい。

49296.何が良書かはその人が何を真剣に求めているかによって決まる。話題書ばかり追っていては実りある読書にはならない。

49297.計画そのものは何にもならない。計画するという行為がすべてだ。

49298.おこると疲れちゃいません?

49299.子どもを持つのはすばらしい。それに異を唱える人はいない。しかし、子どもを持たない人生がすばらしいものである可能性も、また大いにあるはずだ。

49300.「サクセス」という言葉は、直訳すると「成功」ね。しかし、この言葉のもとは「サクシーディング」という言葉なんだ、英語でね。サクシーディングというのは「受け継いで、続けて生み出しますよ」という言葉なん……


49301.時はいっさいを征服する。我々は時に従わねばならぬ。

49302.人の心ってつらいことから逃げようとしますからね。勝手に心が(失敗した経験を)消去しようとしちゃう。でも、それじゃダメ。つらさを何度も反すうしないと。そうすると、人間的にも、すごく成長できるんです。

49303.神は、一つしかない心の中に二つの心を持たせなかった。

49304.家庭は心の触れあうところ。

49305.【ブスの25カ条】 6.愚痴をこぼす

49306.積極的というのは、どんな場合があっても、心の尊さと強さと正しさと清らかさが失われない状態をいう。

49307.完璧に浄化され高められた者が苦悩を体験する必要など、どこにもない。

49308.幸せに生きるためには、自分自身を敬意をもって「世界一大切な人」として扱うことです。最高にすばらしい人として向き合い。その人(自分)の幸せを心から願うのです。

49309.凝りすぎたイノベーションはほとんど確実に失敗する。

49310.聴くべきは大いに容(い)れ、誤れるは、之(これ)を正す。

49311.今日一日を一生懸命に生きさえすれば、未来は開けてくる。

49312.私は(人類の)進歩を信ずる。人類が完全な幸福に到るべき運命を持っていることを。

49313.あのね、誰だって他の男にない良さがあると思うわ。だからわたし、たくさんの人を好きになっちゃうの。

49314.以前、私は情熱を傾けて支那(しな)の社会を攻撃した文章を書いた事がありましたけれども、それも、実は、やっぱりつまらないものでした。支那の社会は、私がそんなに躍起(やっき)となって攻撃している事を、……

49315.謝れと言われてからする謝罪が、心からの謝罪ではあることはまずない。しぶしぶ、仕方なく、その場を収めるために謝っているだけなのである。

49316.大統領や総理大臣には代わりがいるだろうが、オレの代わりはいないんだ。(ver.0)

49317.完全な人間って、何もかも自分でやんなきゃならないのよ!

49318.ロマンを持っていると何歳になっても人生の密度が変わらず濃いのです。

49319.1.成功していないものはすべて組織的に廃棄しなければならない。

49320.他人を批判する前に、胸をあてて考えよ。オレは、走っているのか?

49321.思い切りのよさには、才能と力と魔術が内在する。

49322.書くという行為は、たえず自分自身を新たに問いただすことであって、作家というものは、自分自身に対して最も厳しい疑いの目を向ける人種なのだ。

49323.目を信じてはいけません。目は賢すぎるから。

49324.私は、この世の中に生きている。しかし、それは、私のほんの一部分でしか無いのだ。同様に、君も、またあのひとも、その大部分を、他のひとには全然わからぬところで生きているに違いないのだ。

49325.みんな、どうして自分のことを、「しがないサラリーマン」「普通のOL」「ただの公務員」という表現しかできないんだろう? 自分を卑下するような言い方はやめようよ。そして勇気を出して、「実は○○では日本……

49326.人間は寝ることによってかなりの病が治る。私は“睡眠力”によって傷とか病気を秘かに治し、今日まで“無病”である。私は“睡眠力”は“幸福力”ではないか、と思ってる。

49327.夫は陽気で華やいだものよりも、妻の正しい理解と明るさと敏感な気配りを求め、情熱的な性格よりは穏やかで優しい気性を望むのである。

49328.他人の言葉や行動にまで自分の心を影響させちまって、ふゆかいになったり、不機嫌になったりし合う人がある。それが人生をどんどん値打ちのないものにしてしまう原因だ。

49329.人間というものは幸福に生きて、丈夫に生きる方がやさしい。

49330.問題の解決策を示すことは基本ですが、多くのリーダーが実際はできていません。問題点をただ指摘すればいいと思っています。

49331.歳をとっても恋愛はするけど、恋愛をしたら、いくらか歳をとらなくなるわ。

49332.行詰まって 身動きできなくても いつか ほぐれて みな 動きだす

49333.情事とは、本命に出会う前の小手調べのこと。

49334.(日本は)明治以降外国に負けまいと振り返る余裕がありませんでした。これからは古い歴史を振り返り、伝統や歴史を見直していかなければなりません。

49335.道具は良ければ良い程いい。が、良すぎると、そいつに溺れることがある。

49336.長期的な人間関係(家族、友人、仕事仲間など)のすべてにおいて、人格は言葉よりもはるかに雄弁である。

49337.(自分の生命線は)これしかないと確信が持てたとき、人生の目的の半分は達成したと思っていい。後は一本道だもの。

49338.(他人が)あなたのことを理解できないのは、あなたがダメだからでも、あなたを嫌いだからでもない。まだよく知らないからなのだ。

49339.苦しみの原因が何であれ、苦しみにはすべて「ゆるさない」という種が宿っていないだろうか?

49340.子供のころに犬や猫などの動物を飼えば、「愛される」ことだけでなく、「愛する」ということを自然におぼえるのと同じで、(※何かを)「好きになる」ということも教えたい。好きな歌、好きなダンス、好きな色彩……

49341.100の挑戦をして、99は失敗するかもしれません。しかし99の失敗を楽しめるというメンタリティがあれば、人は大きく成長することができるのです。

49342.先きざきを父はおもへど若きどち 新しき世におそれげもなし

49343.チャレンジ精神がなければ、絶対になれない。スターや主役には。

49344.人の青春というものは、いくつもスペアのあるものだ。年とってみるとそのことがよくわかる。

49345.自分の願望は、あらゆる犠牲をはらい、自分の力で実現させるものだ。他人から与えられるものではない。

49346.発明はすべて、苦しまぎれの智恵だ。アイデアは、苦しんでいる人のみに与えられている特典である。

49347.目的はいつも犯罪者で、それを追いかける刑事とは想像力の喩(たとえ)なのではあるまいか。

49348.ギリシャ人は、笑いは神からの授かり物と言っています。笑いは多くのトラブルによく効く薬になります。

49349.悲しい顔をして過去を覗(のぞ)くのはやめなさい。過去は戻ってこないのですから。賢明に現在を改善しなさい。それが肝要なことなのです。まだはっきりしない未来を恐れることなく、男らしい勇気を持って進ん……

49350.今できないことは十年経ってもできまい。思いついたことはすぐやろうじゃないか。(ver.0)


49351.広大な大聖堂の中に三粒の砂を置けば、大聖堂における砂粒の密度は、宇宙空間における星の密度よりも高いことになる。

49352.駄作だの傑作だの凡作だのというのは、後の人が各々の好みできめる事です。作家が後もどりして、その評定に参加している図は、奇妙なものです。作家は、平気で歩いて居ればいいのです。五十年、六十年、死ぬるま……

49353.夢以上のエンジンは、この世にない。

49354.私のこの胸の炎は、あなたが点火したのですから、あなたが消して行って下さい。私ひとりの力では、とても消す事が出来ないのです。

49355.女性の美と、男性の名誉には共通点がある。物事をよく考えない人に信用されるという点である。

49356.事象そのものは、事実ではない。

49357.「私にとって仕事とは?」「私にとって結婚とは?」と、本来、非常に具体的、現実的であるはずのテーマを観念的に考え始めると、人の思考はかぎりなく自分の内面に向かってしまい、結局は仕事や結婚についてでは……

49358.あまりにも腹が立って、思わず爆発しそうになることもあるだろう。相手をののしりたくなることもあるかもしれない。でも、もし本当にそうしてしまったら、永久に友人をなくすかもしれない。

49359.閻魔様が塩をなめたような顔して人生に生きるよりは、ちょっとやそっと人から阿呆と思われてもいいから、もう少しニコニコした顔になりなさい、ねえ。

49360.お互いに、静かに、かつ激しく生きましょうや。

49361.何事も成功するまでは不可能に思えるものである。

49362.人は誰でもひとりで生まれひとりで星になる

49363.今度気持ちが爆発しそうになったら、あらかじめ「つらいときのセッション」が要るのだ、と皆に告げなさい。近くにいる人に、怒っている、いらだっている、うんざりしている、もう我慢できない、と言いなさい。こ……

49364.「動物のための愛護活動」に見えて、実は「自分のための愛護活動」

49365.日本に必要なのは原子力ではない。男子力だ!

49366.非利己主義の裏に、巧妙に自己中心性が隠されていることがあります。

49367.組織にも違いがある。凡庸と一流の違いというよりは、学んでいない組織の違いである。

49368.風をずっと受けながら(バイクで)一人で走っていると、心の中の汚れが落ちていく感じがする。

49369.人にチャンスを与えるのは、常に人間である。だが全ての人が、人にチャンスを与えることができる訳ではない。だから、そういう立場にある人と、絶えずつながっていることが大事なのだ。

49370.いかなる人でも個性があり、しかもそれは天賦(てんぷ)のものである。だから簡単に変えられないものであるから、人との交わりにおいては、相手を擯斥(ひんせき)することは絶対にいけないことである。

49371.自分がなりたいと思う人の仲間になれ。(ver.0)

49372.まずはじめは動くことであり、動いてはじめて物事の本質がわかるのである。ただ頭で考え、知恵をしぼるだけではいけないのだ。

49373.人とつきあうのに、白か黒かでレッテルを貼ってはならない。善悪賢愚、さまざまな人々を平等に受け入れるのが望ましい。

49374.夢を持つ上で大事なことは、その夢が自分と一緒になって働いてくれる人々にとっても、またできれば、社会にとっても有益なものであるべきだということです。

49375.「気配り」と「心配り」は、たいていの辞書では同じような説明がなされていますが、本当は似て非なるものです。気配りは、「気」を使って相手のために気をつけることであり、心配りは、「心」を使って相手……

49376.慌てずに行きましょう。冷静に動くのが一番早いんだよ。

49377.幸せは旅であり、目的地ではない。

49378.得意の時、すなわち失意の悲しみを生ず。

49379.張りすぎてダメ たるんでダメ ちょうどいいあんばいのときに ちょうどいいあんばいの音が出る

49380.謝るくらいなら、ありがとうと言って!

49381.毎日の仕事の上で、私はわからぬことをわかったような顔をすることをしなかった。少しでも疑問があれば納得のゆくまで聞き出した。単に職務としてでなく、それもまた肝要な学習だと考えたのである。

49382.悪名(あくみょう)は無名(むめい)にまさる。

49383.哲学者の哲学は、難解な言葉で表した常識にすぎない。

49384.街歩きに、目的はありません。

49385.「青い鳥」はいつも自分の心の籠の中にいるのです。でも自分の心の状態で、見えたり見えなかったりするのです。

49386.世界の有り様(よう)は自分の行動の帰結。

49387.不安はなくならない。不安は自分そのもの。

49388.仕事をどう選ぶべきかと問われたら、やはり好きなことをした方がいいと答えますね。

49389.名も知れぬ草でも、何かの役に立つから生えている。この世にあるものはすべて価値があるから存在している。

49390.手を無心に動かしていると、心に元気が戻ってくる。

49391.悪徳が悪徳を発見するという諺(ことわざも)あるけれど、まさしくそのとおり、ひとの悪徳を素早く指摘できるのは、その悪徳と同じ悪徳を自分も持っているからだ。

49392.(人生の)変化に富んだ流れや、計画もしていなかった変化は、神様が私たちの人生に計画なさったものなのだ。

49393.知恵とは、あなたが話したいと思った時でも聞く側に回る、という姿勢で人生を過ごすことによって得られる報酬である。

49394.数とは何かというと、数はすべての物体から人の理性によって抽出されたものであり、物の中にあるのではない。なぜなら、数とは、個々の物体にない、思弁的で一般性を持った何かだからである。

49395.勇気を出せ。たとえ肉体に、いかなる欠点があろうとも、わが魂は、これに打ち勝たねばならない。

49396.あなたは今まで、自分のことを営業マンだと思ったことはないかもしれない。しかし、「セールスとは、相手を、自分の提供する価値を受け取るかどうかの意思決定ができるところまで連れて行くこと」だとするならば……

49397.天意にかなった創造的進化と向上、つまり何事も世の人のためになるように心がけていれば、運は自然に開けるということを忘れるんじゃないぞ。

49398.窓をあけて雨をみていると なんにも要(い)らないから こうしておだやかなきもちでいたいとおもう

49399.どんな洗練された大人の中にも、外に出たくてしょうがない小さな子供がいる。

49400.あなた自身を変えれば、あなたの人間関係、あなたを取り巻く環境も変わってくるのだ。


49401.ただここに在(あ)るだけで、じぶんのすべてを、損なうことなく、誇ることなく、みずからみごとに生きられるということの、なんという、花の木たちの奇跡。きみはまず風景を慈しめよ。すべては、それか……

49402.(議論の際は)礼儀正しく、親切にすること。お互いに傷つけあおうとしているのではなく、分かりあおうしているのだという意識を忘れてはいけない。

49403.仲間こそが己を映す鏡。人と出会い、仲間を作れ。己を知るためにな。

49404.性格の違った人とお付き合いできないようでは、社会人としても値打ちが少ない人間ではないか。

49405.親の命令が画一的で、一から十まで、きちんと統制がとれている家庭の子は危険です。それに対して多少の悪さやいたずらをしても大目に見てもらえる家庭の子は、あまり心配しなくてもいい。

49406.カメを見ろ。カメは甲羅から首を出したときのみ前進する。

49407.人生のルール──【6.「あっちの水」も「こっちの水」も甘さは同じ】 「あっち」にたどり着くと同時に、「あっち」は「こっち」に変わる。そしてまた新しい「あっち」が現れ、「こっち」よりもよく見えてくる。

49408.そもそも直感は当てるものではありません。自分の感じる答えがイエスであれば、イエス。違うなと思えばノーでいいのです。

49409.泣いて馬謖(ばしょく)を斬る。

49410.人の現在の姿というものは、その人の口ぐせの産物といっても過言ではありません。なぜなら、その人の人生はその人の考え方によってつくられており、その人の考え方はその人の(使う)言葉によってつくられている……

49411.冬が来ても冬の楽しみ方をして、前向きに生きていきたい。

49412.NPOは、単にサービスをしているのではない。人を変えようとする。そのためにサービスをする。与えるのではなく、一体化しようとする。

49413.ケチであればあるほど、出費がかさむ。(ver.0)

49414.資本主義は両刃の剣である。労働者として搾取され、消費者として搾取される。

49415.いつまでも過去の愛にしがみついているくらい愚かなことはない。人間が成長していくためには、多くのことを忘れ去らねばならないし、忘れるべき努力もしなければならない。

49416.人から親切にされると嬉しいが、人に親切にするほうがそれより何倍も嬉しいだろう。

49417.天国にはゴミはありません。

49418.やらない理由として、最も説得力があるのが「カネがない」ということ。

49419.人の言葉を深く聴くようになればなるほど、人と人との間には、ものの見方に大きな相違があることに気がつくことだろう。

49420.盗みって奴ァな、相手の懐に手ェ忍ばせる度に、知らず知らずてめーの懐からも、大事なもんが零れ落ちてるもんよ。

49421.よそのママはよく見えるの!

49422.言い訳する才能は、作家にとって、とっても大切な才能なのよ。言い訳が下手で短かったら、長い文章書けないでしょ。一言だったら本にはならないわ・・・。

49423.「一位以外はすべて同じ」といった極端な考え方にとらわれると、逆に勝ちを遠ざけることになります。オール・オア・ナッシングの考えは、困難に直面したとき、途中で投げ出すことを自分自身に許した考えだからで……

49424.自分のセールスポイントは何か、その裏側にある欠点は何か。それを自覚しなければ、一流への道は歩けない。

49425.賭博のなかで最大のものは「人生を賭けること」だ。なぜなら、カジノで負けても奪われるのはお金だけだが、人生で負ければ、奪われるのは命だからである。

49426.この世には完全な人間などひとりもいないと理解することだ。このような態度をとっていれば、(職場で)気持ちが不安定になることもなく、威張り散らしたり、人に対して攻撃的になることはなくなるはずである。

49427.想像は創造の始まり。想像は創造への第一歩である。(ver.0)

49428.「純粋で強烈な思いがあれば、必ず成功できる」──このことを信じ、ただひたすらに、美しく清い心を持って、誰にも負けない努力を重ねていけば、必ず新しいことを成し遂げていくことができるのです。

49429.若者だけの組織は、勢いがありますが、見境なく暴走し、自滅しがちです。

49430.(戦争で)国が破れようが、憲法が破れようが、それでも残っているもの。それが、その国の文化なのです。

49431.無常観というのは、頼りにならないものはきっぱりと頼らないという態度をあらわす。

49432.雑多な人々を受け入れ、隙間のような死角もある。店や街には、そういう懐(ふところ)が必要。

49433.からだの疲れは、休憩や睡眠で回復します。生きることに疲れた心も、回復させなくてはいけません。

49434.私たちはなにか行動を起(おこ)すばあい、「将来」ということに、そして、「幸福」ということに、あまりにこだわりすぎるようです。

49435.失敗を気にし始めるのは、自分の中に夢が生まれた証拠だけん。

49436.直感に従いなさい。ポップコーンがポンと飛び出すように、答えは自然にあなたの意識の上に表れてきます。

49437.「起業したい、でも何のビジネスをしたらいいかわからない」という人へ。君、起業に向いてないかもよ。起業して成功する人は、「起業したい」からではなく、「これをやりたい」「これを実現したい」からスタート……

49438.不満と愚痴に本来違いはない。内容は全く同じだ。話した相手が共感すれば不満であり、共感しなければ、ただの愚痴なのだ。

49439.まず、何のために努力をすればいいのかを分かった人、あるいは努力の対象を見つけられた人、こういう人たちが成功者へのスタート台に立つんじゃないでしょうか。

49440.好みて酒を飲むべからず、饗応(きょうおう)により固辞しがたくとも微醺(びくん)にして止(や)むべし、乱に及ばずの禁あり。

49441.幸福──他人の哀れな境遇を静観するうちに込み上げてくる、気持ちのよい感覚。

49442.本当の目標が持てない人が成功ノウハウを実践した場合、本当はそれほど欲しいと思っていなくても、鮮明にイメージすることによって、その目標が、本当の目標であるかのように一時的に勘違いをするんだ。

49443.忘却の練習をしよう。むかし、賢い人はそう言った。何のために? 魂をまもるために。

49444.(愛せる仕事というのは)素晴らしい人間関係と同じで、年を重ねるごとにもっと良くなる。だから見つかるまで探し続けろ。探すのをやめてはいけない。

49445.(名声は)毒薬ですよ。(ジヤアナリズムなんて)有名になったとたんに、たいてい腑抜けになっていますからね。

49446.不思議なことに、ナショナリストがもっとも強固な侵略主義者となることが多い。自国の誇りは持つものの、他者が侵略されたときの痛みにはまったく鈍感になるのである。これははっきりいってナショナリストとはい……

49447.誰もがよそよそしく生きることに慣れすぎていて、生身のじぶんをつくっている単純な感情のもつ力に向き合わない。

49448.(孤独死の人に対して)「どんな気分だったんだろう。ひとりでさぞつらかっただろう」などと想像を膨らませては「本当に気の毒」と哀れみ続けるのは、同情というよりはもはや怖いもの見たさや下世話な好奇心に近……

49449.三思(さんし)

49450.ビジネスを始めるときは、人々にとって必要不可欠だと確信できる商品を選びましょう。より多くの人がより頻繁に必要とする商品であるほど、あなたのビジネスはより大きく成功するのですから。


49451.人から尊敬されようと思わぬ人たちと遊びたい。けれども、そんないい人たちは、僕と遊んでくれやしない。

49452.出会わねばならない ただひとりの人がいる それは私自身(ver.0)

49453.本当に気持ちのいい服は、人を自由にする。

49454.心というものは、ただそこにあるものなんだ。風と同じさ。

49455.管理に関する標語。“些細なことには寛大に、重要なことには細心に”

49456.今、大切なのは、本当の豊かさを実現していくために、日本が豊かになったという幻想を払拭(ふっしょく)することじゃないですか。

49457.人生って、積み上げるのには一生かかりますが、壊れるのは一瞬です。

49458.友人や親戚に、自分の計画、目標、あるいは人生の目的を話すことは賢明ではありません。彼らはあなたのアイデアをあざけり、あなたの希望や野心に冷水をかけることがしばしばあるからです。

49459.仏ほっとけ神はかまうな。

49460.新たな人間関係を築く労力に比べれば、かつて築いた人間関係を復活させる労力はその何十分の一で済む。

49461.今、この瞬間から別の行動を起こせば、未来は変わっていく。この瞬間から違うことすれば、未来なんて変わるんだ、そう思う。

49462.生れた以上、生きるといふことは、生きる本人の問題である。さう思つて何にもめげずに生きていくべきであると思ふ。

49463.「死」について考えることは、多くの日本人にとってはタブーである。だが、「デス(death)」という言葉に置き換えれば、「死」を冷静かつ客観的に見つめ、考えられるようになる。

49464.今の日本でかつてなく弱まっているものは、経済の競争力のみならず、人間を生き生きとさせる、言葉のもつ普遍的な力です。

49465.万法(まんぼう)は無より生じ、煩悩は我より生ず。

49466.未来のこと、いや、来年のことだって、見えづらい世の中だよね。だから、今、大事なことは足許(あしもと)なんだよ。10センチ先をしっかり踏みしめる。それをばか正直にやると、今度は先が見えてくるんだ。

49467.キスとは、唇を思いきり使って仲よく黙ることです。

49468.雨の日には雨の日の 老の日には老の日の おめぐみ

49469.人は地に法(のっと)り、地は天に法り、天は道に法り、道は自然に法る。

49470.微笑は笑いの完成だ。微笑のうちでは一切がくつろぎ、何の不安も抵抗もない。だから、母親が子供を見て微笑するよりも、子供は母親を見てもっと上手に微笑する。

49471.恐れは暗黒面につながる。恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛につながる。

49472.他人のアラを探し、陰でけなしたり批判したりする人は、仕事や家庭がうまくいっていない。自分に不満を持っているから、他人に対しても不満をつのらせるのだ。

49473.月影の至らぬ里はなけれども 眺むる人の心にぞすむ

49474.女が男のやさしみや魅力を嗅ぎつける能力は、あさましいくらいすばやい。

49475.人を許せない者は、自分が渡らねばならない橋を破壊している。

49476.大功(たいこう)は緩(かん)にあり、機会は急にあり、ということを忘(ぼう)ずる勿(なか)れ。(ver.0)

49477.私は文化の作用や神話の奥に、現実的な美の核心が隠れていると考える。

49478.自分の能力と見解に照らして仕事を成し遂げたという満足感、これでありとあらゆる空念仏(からねんぶつ)や見せかけを追放し得たという満足感以外には、何の満足感もあり得ないのだ。

49479.勝敗を決定するのは、“ただの一手”であったりする。絶妙の一手。あるいは絶妙に見えて最悪の一手。

49480.人間は動物として生まれてきて、勉強努力しながら磨きをかけていって、やがて人になって行くのです。

49481.比較は理由にならぬ。

49482.革命は、いったい、どこで行われているのでしょう。すくなくとも、私たちの身のまわりに於(お)いては、古い道徳はやっぱりそのまま、みじんも変らず、私たちの行く手をさえぎっています。海の表面の波は何やら……

49483.危険に対して及び腰でいる人は、自由を剥奪された奴隷のようなものだ。危険を冒すものだけが、自由に人生を生きられる。

49484.何にもまして幸せなのは かたわらにひとりのひとがいて いつでも好きなときにその手に触れることができるということ

49485.口に蜜を造る者は、心かならず針あり。

49486.世の中には、忙しい人間が一番怠けているということがよくある。(「忙しい、忙しい」と言う人が)いつまでも忙しい状態を続けるのは、自分が真正面から立ち向かわなくてはならない(別の大切な)問題を避けるた……

49487.経験豊富な人ほど、どんな時でもむきにならず、はぐらかすのがうまい。いい意味のとぼけ方ができない人は、人の上には立てない。

49488.計画の段階では、悲観的に構想を見つめ直す必要があります。悲観的とは、どのくらい難しいのかを慎重に、小心に考え尽くすことです。

49489.過ちを改むるに、自ら過ったとさへ思ひ付かば、夫(そ)れにて善し、其(その)事をば棄て顧みず、直(ただち)に一歩踏出す可(べ)し。

49490.悪が栄えるのは、善人が何もしないからです。

49491.せんじつめて言えば、そのもっている欠点を長所にする。これがプロの芸ということになるのです。

49492.読んでおしまいというのではなく、読み終えたところからはじまる本があります。ふりかえってみて、そこが入り口だったという本です。

49493.論ずる物は中から取れ。

49494.暗い心を持つものは暗い夢しか見ない。もっと暗い心は夢さえも見ない。

49495.骨おしみの横着もので、つまり、自身の日常生活に自惚れているやつだけが、例の日記みたいなものを書くのである。それでは読者にすまぬと、所謂(いわゆる)、虚構を案出する、そこにこそ作家の真の苦し……

49496.失敗とは、より聡明に再出発するための唯一の機会である。

49497.自分より強い相手と対等に応対するには、相手の目を見ず、眉間を見よ。

49498.気をつけたほうがいいのだ、何事もきっぱりと語るひとには。 です。であります。なのであります。語尾ばかりをきっぱりと言い切り、本当は何も語ろうとしていない。

49499.相当な暮しの家に育った子供が、急にその家を失った場合、世間というものの本当の姿を見せつけられます。

49500.いま、ここ、の、一歩を 具体的に、しかも確実に出すことだ この小さな一歩の連続が 富士山へもヒマラヤへも つづくんだから


49501.君の人生を考えることが出来るのは君だけだ。君の夢がなんであれ、それに向かっていくんだ。なぜなら、君は幸せになるために生まれてきたんだ。

49502.だまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになつ……

49503.うまくしゃべるほど、ウソになってしまうなぁ。

49504.あなたは心から変化を願い、誕生以来、あなたの潜在意識に植えつけられた古い陳腐な概念や思考を変えることによって、自分の運命を変えることができるのです。

49505.目をとじて触れてみる。この手、この腕、これが僕だ。見ようとしなければ、ぼくは本物のぼく自身に触れることが出来るだろう。そしてその手ごたえが、なによりも生きてるってことの証(あかし)になってくれるのさ。

49506.係累がある、ということは、大なり小なり、この人生で忍耐を学んでる、ということですから、そういう修養を積んだ人とは、つきあいやすい。

49507.どんな人でも、最終的には自分で選択・決断したいと思っている。あまり押しの強い言い方をすると、相手は強制されているような印象を持ってしまうので逆効果だ。

49508.現在の世の中は、経済価値は、喜びを与えた人間が豊かになるようになっているんだよ。

49509.大成功や大失敗だけが人生における体験ではない。平穏な日々の中でも、心の持ち方いかんでは、大いに体験を積むことができる。

49510.愛などと言うと、甘ったるいもののようにお考えかも知れませんが、むずかしいものですよ。愛するという事は、どんな事だか、私にはまだ、わからない。めったに使えない言葉のような気がする。自分では、たいへん……

49511.計画と希望の一致ほど、人と人の絆を固く結びつけるものはない。

49512.人生が低俗ではなく神聖であることを願う。一日が百年のように重みがあり、よい香りががすることを願う。

49513.イザという時? 俺は一年中イザという時だよ!

49514.魚は水がなくなると死ぬが、人は礼儀がなくなると死ぬ。

49515.若いときの絶望は新たな希望に向かわせるためのハードルに過ぎない。老年になってからの絶望は越すに越されぬハードルになる。

49516.にちにち出会う なんでもない あたりまえの人を ひそかに 拝めるような 私になりたい

49517.腹は立て損、喧嘩は仕損。

49518.自分の国で苦しんでいる人がいるのに他の国の人間を助けようとする人は、他人によく思われたいだけの偽善者である。

49519.真理は、笑いながら語っても真理だ。

49520.知者は学問を軽蔑し、愚者は学問を崇拝する。識者は学問を活用する。

49521.人はまことを求める。真理を求める。ほんとうの道を求めるのだ。人が道を求めないでいられないことはちょうど鳥の飛ばないでいられないとおんなじだ。

49522.旅人よ、道はない。歩くことで道は出来る。

49523.百年たてば 自分の子や孫もなくなり 泥まみれの私の生涯を 知る人もなくなるだろう 然(しか)しそこに 草が繁り 虫が生きていたら 私はうれしいな

49524.依存している人(=相手)に対する敵意、これはしつこいです。

49525.質の高い学びのために、点数評価は多くの場合逆効果である。学びに成績がからむと、私たちは実りある学び以上に、楽をしていい成績を取ることを考えるようになる。

49526.ああ、お金が無くなるという事は、なんというおそろしい、みじめな、救いの無い地獄だろう。

49527.幸福は自分の家庭にあり、他人の庭で探すものではない。

49528.仕事が(我々に)刺激を与えるのは、(我々が)成長を期しつつ、自ら興奮と挑戦と変化を生み出すときである。これが可能となるのは、(我々が)自らと仕事の双方を新たな次元で見るときである。

49529.人は、温かい食べ物を食べると、温かい気持ちになれる。

49530.国家のためにとか、何かのためにという大義があるところには、ユーモアって生まれにくい。

49531.あなたは此(こ)の世を去られました。しかし同時にあなたは残った我々の心の中に生きはじめる時です。

49532.だいじょうぶ、死にやしないんだから。

49533.(願いや夢に関する)言葉を口に出すということは、必死になるため、その気になるためのいちばんの方法です。

49534.独身男は知っている。真珠貝にはめったに真珠が入っていないということを。

49535.複雑なものはうまくいかない。

49536.ヘルマン・ヘッセも書いている。ユーモアが大切なんだ。ユーモアのわからない人間が戦争を始めるんだってね。

49537.和歌というものは、人の耳をよろこばしめ、素直に人の共感をそそったら、それで充分のもので、高く気取った意味など持たせるものでない。

49538.人は動物だが、単なる動物ではなく、渋柿の台木に甘柿の芽をついだようなもの、つまり動物性の台木に人間性の芽をつぎ木したものといえる。それを、芽なら何でもよい、早く育ちさえすればよいと思って育てている……

49539.「幸福の七か条」 第七条 目に見えない世界を信じる。

49540.あまりにも長く辛いことが続くと、人は疑い深くなります。

49541.ひとたび生きがいをうしなうほどの悲しみを経たひとの心には、消えがたい刻印がきざみつけられている。それはふだんは意識にのぼららないかもしれないが、他人の悲しみや苦しみにもすぐ共鳴して鳴り出す弦のよう……

49542.欲求を規制する社会的規範それ自体もまた、究極的には、人間の現実的な欲求に根を持っており、欲求から活力を引き出している。

49543.無茶には二通りある。やって後悔する無茶と、やらずに後悔する無茶だ。

49544.道徳の善悪よりも、感覚の好き嫌ひに依(よ)って世の中の人たちはその日常生活に於(お)いて互いに罵(ののし)り、または罰し、または賞し、または服しているものだ。

49545.すでに分かっている生徒にとっては、宿題は無駄な作業。(中略)宿題を出すのであれば教師は、「分からないところをやっておいで」と声掛けしなければいけないはずです。

49546.現代の悲劇は、(物事の判断基準が)あまりにも視覚中心であり、外観に気を取られることである。

49547.人は他の何ものを知るよりも先に、自己自身を知ることを学ばなければならない。

49548.人間は鉄よりも強く、ハエよりも弱い。

49549.ためらっている奴が貧乏になる。

49550.むかし、古事記の時代に在っては、作者はすべて、また、作中人物であった。そこに、なんのこだわりもなかった。日記は、そのまま小説であり、評論であり、詩であった。


49551.当社の目的は、大きい会社になることではなく、お客様に喜んでもらえるよい会社になること。

49552.人間は火のついた線香じゃ。それに気がつけば誰でも何時(いつ)かは奮発する気になるじゃろう。老若誠に一瞬の間じゃ、気を許すな。

49553.子供の肉体は母親が与える食事や健康管理によって成長する。精神のほうは、母親が家庭の中に作り上げた温かい雰囲気を吸って豊かになる。

49554.憎しみをいくらぶつけ合っても、誰にも笑顔は生まれない。

49555.幸せになるには、三つの鍵が要る。それは「自分が誰かを知ること」 「自分の大好きなことを追いかけること」 「自分と周りの人を愛して、愛されること」。

49556.「なぜ」という問い。ものの不思議をたずね、辛抱づよく考えぬくこと。探求は、たくましい頭を必要とする労働だ。耳で考え、目で考え、足で考え、手で考えるのだ。

49557.悲しみが生々しいうちは、気晴らしを勧められても、むしゃくしゃするだけ。

49558.食事というのはからだの健康だけではなく、その人の心のあり方にも深く結びついているんです。

49559.【回文】 世界を崩したいなら、泣いた滴を活かせ! (せかいをくずしたいならないたしずくをいかせ)

49560.イノベーションというのは、1000の可能性に「ノー」と言うことだ。

49561.人は、ある種の外的活動を必要とする。なぜなら、内側は不活発だからである。

49562.トラウマへの意識が、自分がこれからどうするかという志向を、束縛する。

49563.(1ドルを稼ぎ出すのに比べて)1ドルを節約することは、瞬く間にできてしまいます。なんといっても、ただ不必要な出費を減らすだけでいいのですから。

49564.何か、こう、金とか富とか力とか、あるいは健康とかいうものが、自分に与えられたら、すぐ幸福がやって来るように思っている。とんでもない。

49565.苦しみによって、精神は新しい深さに達します。

49566.人生は よろこばせごっこ

49567.時間のある人とない人の差は、集中力の差と言っても過言ではありません。

49568.まずは人間を創れ、魂を磨け、さすれば幸福は向こうからやってくる。

49569.正義? 所謂階級闘争の本質は、そんなところにありはせぬ。

49570.「“悪くはない”と思える人生」も悪くはないけれど、どうせなら「“最高”と思える人生」にしようじゃないか!

49571.今日のトップマネジメントは、現場のマネジメントの延長線上にある。だが明日のトップマネジメントは、現場のマネジメントとは異質の機関となる。それは事業全体のための機関となる。

49572.過酷な条件で苦労したり、負けた数が多いほど、人は強くなる。

49573.真摯さは修得できない。仕事についたときに持っていなければ、あとで身につけることはできない。

49574.経営は「ああいう風にやれ、こういう風にやれ」と遺言を書いてわたすようにして引き継ぐのはよくない。何もいわなくても立派にやっていける。そういう人間を養成しておくことが大切だ。

49575.長い間、プロの棋士を続けてきて、スランプや行きづまり……人間はそれを口にしてはならん。その一語に尽きます。

49576.学生の真理探究の態度は多情でなくてはなりません。無節操でなくてはなりません。無節操というと誤解を招くかもしれませんが、常により正しからんとして、いつでも態度を改めるように用意していなくてはなりません。

49577.自分自身に対する責任こそ、すべての責任の根だ。

49578.学校が(学ぶ)「手段」の一つにすぎないことは、教師こそが理解すべきだと考えます。それができれば、不登校は世間で騒がれているほど深刻な問題にはなりません。

49579.現代数学の発展の難しさは、新しい考え方に慣れにくいことによるのではなく、古い考え方を捨てにくいことによるのである。

49580.苦しみを乗り越えようとして乗り越えられなかったら、いっそ受け入れてしまえばいい。すると、楽になるもので、それまでが悪あがきであったことに気づく。苦しみは乗り越えようとすると、その根を深くし……

49581.自分のやりたいことを我慢して、自分のすべてを犠牲にして子供を育てる親が、立派な親なのだろうか? そんな親を見て育った子供の心には、親への感謝以上に、負い目や後ろめたさが残ってしまう。

49582.才能がある者は、その才能の奴隷になるべし。

49583.起業家の人生は、決断の人生といってもいい。次から次へと決断をしていかなければいけない。それも情報が不十分な状態でだ。

49584.ギリギリまで自分を追い込めば仕事力が磨かれて、それが閉塞状況を打ち破る武器になる。

49585.誰だって、いつもと違うことをやらなければならない状況に置かれたら、特別な考え方をしなきゃならない。もっと想像力を働かせ、創造的にも革新的にもなって、冒険をしなきゃならない。

49586.他人との比較の中でしか自分の能力を測れない人は「自分の基準」がもてない。どんな戦いも、実は自分との戦いです。だから自分に勝てない人は人にも勝てない。

49587.私はこの海で まいにち 小舟を漕いでいます ゆく先はわからぬが わからなくともよいのです

49588.人が死ぬほど恥かしがっているその現場に平気で乗り込んで来て、恥かしくありませんかと聞ける奴あ悪魔だ。

49589.天才が作るものはすべて、熱心さが作り出すものだ。

49590.朝早く起きて毎日三十分前に会社に出る。そうすれば必ず成功する。そう私は考えて居(お)ります。毎日早く行って居るという所に世の中の予期しない問題が起こって来るものです。

49591.現代は他人の短所はわかっても長所はなかなかわからない。そんな風潮が支配している時代なのだから、学問の良さ、芸術の良さもなかなかわからない。

49592.数字重視でハッパをかけるだけの上司の下では、部下のやる気はなくなる。

49593.どんな仕事も、コツコツやっていけば実るはずなんだ。

49594.我々は、他人の欲求よりも、自分自身の欲求のほうを、一層よく心得ている。自分自身に奉仕するのは、政治の節約というものだ。

49595.ある程度複雑化した社会には、他人に見られない振る舞いがいっぱいあります。もし人が見ていなければ何でもアリになるようであれば、複雑な社会は到底存続できません。

49596.(人は)現状を色々と指摘されると怒るんですね。でも実際には現状にしがみついている。

49597.今の子供たちの最大の不幸は、日常に自分たちの意思で何かが出来る、余白の時間と場所を持てないことだ。

49598.人は、生活に破れかけて来ると、どうしても何かの予言に、すがりつきたくなる。

49599.不可能に思えることには、できるだけ(不可能を)無視の姿勢で臨むこと。

49600.人はいくつになっても、何かをやり遂げたときの達成感から、すばらしい快感を得ることができる。この快感は、次の仕事や興味への、新たなチャレンジ力を生む。ものごとを中断することは、そういう快感や気力をみ……