48001.まったく関わりない偶然としての幸運などない。積み重ねた努力や、そうした自分を盛り上げてくれる人たちに応えようとする気力が、無意識のうちに局面に最良の一手としての、“強運”を導いてくれるのではないか。

48002.足の遅い亀がどうせ俺は足が遅いからと歩むことをやめてしまったら、すべてが終わる。いかに現実が厳しかろうとも、逃げてはいけない。

48003.「なぜ、その一球を選択したのか」 「なぜ、他のモノは捨てたのか」を明確に認識してこそ、プロフェッショナルと言える。

48004.一日に一つでも恐怖の対象を克服しない者は、まだ人生の第一課さえわかっていない。

48005.心から愛する恋人のどんな気まぐれにも、眼をつぶって飛び込んでしまうのが恋する人の常である。そうでない人がもしあったら私はお目にかかる。

48006.何事もすぐに結果は出ません。過程を楽しめるようにならないと大きな仕事を成し遂げることはできないと思いますね。

48007.恩は着せるものではなく着るものだ。

48008.人間の知識は疑うことから始まり、分析して知るという理性によって(疑いは)克服される。

48009.もし、子育てをやり直せるなら、うるさいことばかり言わないで、もっと子どもをほめてあげます。

48010.リーダーたるものは、時に将来を見通して何が起きるか予見しなければならない。

48011.本を読むことはたやすいことのように思えますが、思うほどたやすいことではありません。本を読むには積極的に心を働かさなければならないからです。

48012.俺は生まれた時からずっとさまよい歩いてる。どこでも眠れるし、誰とでもそこそこうまくやれるさ。

48013.誰でも、世の中が悪い、と軽い愚痴や冗談のつもりで口にすることがある。しかし、本気で腹を立てて言っている人は自分のことを棚に上げていないかと反省すべきかもしれない。自分をよくする努力を忘れ、いちばん……

48014.数学者とは、発明家であって発見者ではない。

48015.筆を持つのはおそろしい 筆は正直で、書いた人の人間が 全部出てしまうから

48016.今が幸せかどうかなどと考えることは、まったく無意味なことです。そんなことは後になってから自然に分かってくる。

48017.「この人は自分に恥をかかせることはないだろうな」と思わせる言葉、態度、日常のさりげないしぐさで伝わる上品な優しい雰囲気。それが色気の正体です。

48018.美のあるところ、必ず数がある。

48019.不良でない人間があるだろうか。

48020.一途(いちず)であれ 一心であれ

48021.私の恐れおののくものが、我が身に及ぶ。

48022.私たちは、一つの宿命の覆(おおい)に拘束された避けがたい相互関係のネットワークに巻き込まれている。一人に直接影響を及ぼすものは何であれ、すべてに間接的影響を及ぼす。

48023.話を聞いてもらおうと思ったら、まず相手の顔、表情、反応を見なければいけない。相手は自分の話に耳を傾けているかどうか。常に相手の反応を見ながら、話し方を変えていく。

48024.(親切に)してやりっぱなしを慈悲、恵みっていうんで、そうしておけば、意外な人が必ず現れてくる。

48025.かりそめの、人のなさけの身にしみて、まなこ、うるむも、老いのはじめや。

48026.ことばというのは、本当は、勇気のことだ。人生といえるものをじぶんから愛せるだけの。

48027.育てたように 子は育つ

48028.知識労働者にとって重要なことは、1.どこへ行こうとしているかを知ることである。2.責任を与えられ、かつ自己実現することである。もっとも適したところに配置されることである。3.継続学習の機会をもつ……

48029.忙しさが増すと、自分とゆっくり向き合う時間をおろそかにしてしまいがち、それでは心身ともに疲れ切ってしまいます。自分を見つめる静寂を持つからこそ、癒され、インスピレーションも湧くのです。

48030.一冊の本を作るには三年かかる。それを茶化し、間違った引用をするには五行で足りる。(ver.0)

48031.ある民族がたくさんの余暇を持って幸福な気持ちになりうるには、その民族に教養がなければならない。しかも、精神的な楽しみという観点からも、直接役に立つ技術的な知識という観点からも教育されていなければな……

48032.物理的概念は思考の自由な創造物である。どう見えようが、外界によって独自に定められるものではない。

48033.真の愛国者は、かえって国の悪口を言うものです。

48034.「仕事が人生の全て」派の人は、実は自分の趣味嗜好を経営に織り込んでしまうため、自分とあうんの呼吸で仕事をできない人をすぐに排除してしまいます。すると、どうなるか? 組織が同質化します。ダイバーシテ……

48035.口伝は師匠。稽古は花鳥風月。これが職人の心得です。

48036.必ずしも長寿を祈ることはしなくてもよい。若死にしなければ、それが長生きなのである。

48037.暗い顔でいると、幸せだって逃げてっちゃう。

48038.素晴らしいものとは、自然にやって来るものではなく、みずからつかみとりにいくものなのだ。

48039.どんな状況であっても、笑いを見出すことができます。

48040.工人(こうじん)数(しばしば)業(ぎょう)を変ふれば、則(すなわ)ちその攻を失ふ。

48041.自分とは異なる年齢の家族がともに暮らす家庭というのは、反感、嫉妬、敵意など否定的感情の巣窟(そうくつ)である。同時にそれは、そういった感情をどう表現して問題を解決していくかというトレーニングの場に……

48042.明日の天気は変えられないが、明日の政治は変えられる。

48043.旅の話をするというのは、どんな旅をしたかと語るということだ。それは、旅のあと、旅の経験へむかって、もう一ど旅をするということだ。

48044.人生には、ただ慣習に従っておけばよい面と、どうしてもゆずってはならないという本質的な面とがある。つまり人間には「慣習的な自分」と「本質的な自分」の二つがある。本質的な自分が強く、その割合が多い人は……

48045.血は水より薄く、絆(きずな)は紙よりもろし。

48046.親が子どもに依存しても何もおかしくはないのである。というよりは、互いに独立性があるからこそ頼り合うこともできるのである。

48047.夢や願望が潜在意識と一致し、調和すると、あなたの中に無限の力が現れます。

48048.お前は最高のもの、最大のものを求めるか? 植物を見習うがいい。植物が意志なくなり得ているもの、それこそお前は意志を持ってなればよいのだ!

48049.権力は万能ではない。権力半分・信頼半分じゃなければものごとは進まない。

48050.人間の内に誕生の時以来すでに存在し、学習したり獲得したりする必要のないもの──それを私は本性と呼ぶ。


48051.困った時は、じたばたするより、心静かに繁栄の祈りを潜在意識に送り込んだ方がよい。

48052.若い人に伝えておきたいのは、できるだけ早く、「一生かかって何をしたいのか」という目標を明確にして仕事をすべきだということです。

48053.人はすぐに与えてくれる人を、すぐに好きになる。(ver.0)

48054.幸せに成功したければ、自分らしい人生を生きることに集中して、お金や成功することを忘れることが大切なんだよ。

48055.すべての罪の動機は空虚さにある。

48056.法律は生活の一部であって、しかもそれが存在の理由としては、(生活)全体を生かすもので無ければなりません。

48057.映画を作るときに、(制作に)『お金を使う』っていうのは、1つの能力だと思うんです。要するに、能力がなければ、お金を使うことは出来ないんです。

48058.評価は仕上げた作品に対して他人が行うもので、後で傑作とされた作品でも作り手が充分納得して仕上げたものは少ないでしょう。

48059.人生は新兵訓練所のようなものだ。現世というのは、厳しい試練を乗り越えることによって、次の世界へ行く資格を得るための場所である。

48060.あなたは(自分の子どもに)愛情を与えても、考えを与えてはならない。なぜなら、彼らには彼らの考えがあるから。

48061.自分を愛するように隣り人を愛する。

48062.ほとんどいつも、創造的でひたむきな少数派が世界をより良いものにしてきた。

48063.自分は努力だけはしてきた。好きだったからだ。

48064.ダイヤモンドの行商人がやってきて、このダイヤモンドは永遠の輝きをどうのこうのって言うとるけど、せいぜい百年しか生きられん人間に、永遠の輝きを売りつけてどうするんじゃ。俺らが欲しいのは今だけです。

48065.男の価値は見かけじゃないんだ! ハートの熱さと夢の大きさで勝負だぜ!

48066.生きていればこそ、幸福を得(う)ることができる。(自ら)死ぬということは、権利の放棄だ。

48067.「ないものねだり」より「あるもの探し」。地元にあるもの、足元にあるものを探して、磨いて、活かしていく。

48068.完璧な人間なんていない。だからといって、君が不完璧でいいということにはならない。

48069.本当の奇跡というのは、神によって与えられた勇気と知性を十二分に発揮できる人によってこそ、起こされる。

48070.マスコミは、ペンで人を殺せる。

48071.生きる目的を失った? 生きる目的なんかどうにでもなるの。肝心なのは生きるという強い意思なんだ。ほっといてもね、そこからちゃんと生きる目的が生まれるの。

48072.「恥ずかしい」と感じることから進歩は始まる。

48073.よく映画評論家に「熱演」などと書かれてウハウハ喜ぶ俳優がいるけれど、熱演に見えるのは、つまり画面からハミ出している、ということで、一言でいえば出しゃばりすぎ、「オマエ、シロートだねぇ」と言われてい……

48074.心の平安は、いたずらなる欲望の充足によって生じるものでなく、反対にそうした欲望の棄却によって生ずるものである。

48075.「(あなたの)信ずるところにしたがってあなたになされる」のですから、あなたが治癒を願うなら、まず無限なる治癒力の存在を信じることです。

48076.これからは、明日自分が何をしているかを想像できない時代になる。個室か、大部屋か、自宅か、それとも外で働いているのかさえわからない。したがって、自らを知ることに責任を持たなければならない。

48077.(自然科学における)新しい発見はすべて数学的な形をしている。

48078.あの声で蜥蜴(とかげ)食らうか時鳥(ほととぎす)

48079.ブランドもののバッグにしても、何やらシェフがつくった料理にしても、ただそれを一流だと見なしているだけ。所詮(しょせん)は「ごっこ」です。

48080.「猛暑だから売れない、暖冬だから売れない」とは何ごとだ。それじゃ、自分の無能をさらしているようなもんじゃないか。

48081.そもそも二十歳前後で、自分の進むべき道が分かるほうがおかしいのです。

48082.もし、あなたが知り合うすべての人を心から応援しようという態度で生きれば、彼らも同じような態度であなたに接するでしょう。

48083.人に言われた通りにするということは、人と同じことをするということ。失敗はしないかもしれないが、大きな成功を手にすることもない!

48084.もし現状に満足できなかったら、現状に甘んじる必要はないのです。その人が将来どうなるかは、運でもなければ境遇でもない。そして、もともとそんなふうに生まれついているのでもありません。

48085.あれをみよ 深山(みやま)の奥に花ぞさく まごころつくせ 人知らずとも

48086.「念のために」「万が一にそなえて」。どんなゲームの、どんな局面でも、最後に一枚、自分の手札を残しておくことが、とても大切です。

48087.美的に完成され数学的に仕上げられた結果(=数学的帰結)は、理解、記憶、利用がしやすく、他の知識分野との相互関係を明らかにすることが容易である。

48088.相手を話に引き入れる工夫として、疑問形の話し方が役に立つ。問いかけると、イヤでも相手は考えざるを得ない。人ごとだった話題が急に身近な問題に変わり、具体的なイメージが湧いてくる。

48089.先生が日々成長せずして、どうして生徒に教える事ができるでしょうか。

48090.人の喜びをわが心の喜びとすること。そうすれば自分の心は常に清く正しく美しく尊い。そういう心で暮らせば、健康を保つことができ、仕事も必ずスムーズに運ぶのだ。

48091.壁にぶつかっている時は、すごく長いんです、遠いんです。ただ、そこで時間がかかるか、かからないかだけの話です。でも、過ぎてみたらいっときなんです。

48092.なになに、仕事はつくるもの? 君、余計な仕事をつくってどうするんだよ?

48093.自分にて自分の身を支配し、他に寄りすがる心なき個人の独立があってこそ国家の独立がある。

48094.もっと自分自身に向き合うような時間、もしくは自分の技量を深めていく時間を持とう。それこそ脳を真っ赤に燃え上がらせる知的活動のひとときは、誰もが持つべき孤独なのだ。

48095.どうせ、この世では一回限り。生きて、死ぬ。ただそれだけのこと。

48096.娑婆(しゃば)とは忍土(にんど) 忍土だから たえしのぶところ この世は苦娑婆 楽娑婆とはいわない

48097.議論や説得や説教という形式をとらなくても、行動で示すことで、人の考えを変えることはできる。いや、むしろその方が確実に変えることができる。

48098.感情にまかせて怒りまくる親より、怒りを抑えて叱る親の姿に、子供は納得するもの。子供を教育するには、まず親が感情をコントロールできることです。それができない親は恨まれバカにされます。

48099.間違っても短期間で儲けてやろうと思ってはいけない。お客に喜んでもらえば、その人は、君に一生お金をもってきてくれる。

48100.悪魔のように振る舞う者の胸に十字架。


48101.朝起きたときには鏡を見て、まずにっこりと笑ってみろよ。そして心に、今日一日、この笑顔を絶対に崩すまい、と自らに誓ってみることだ。

48102.おろか、というのは、自分で、運命の答えをあらかじめ作って、その鋳型(いがた)へ、自分をおとしこもうとする人間のことだ。

48103.運命は大胆な者を助ける。

48104.じぶんの一日をひとは生きるのであって、運命を生きるのではない。永遠さえも、ひとの一日には如(し)かないのだ。

48105.自立しているからこそ多くの人々と本当に出会うことができ、ともに生きることが可能になる。

48106.数学という学問は、それがたとえどんなに抽象的であっても、いつかは必ず現実世界の現象に応用できるものだ。

48107.豊かな人生を送るには、心の奥の本能に従う以外に道はなく、結果を恐れる気持ちを優先させた場合は、その人生は安全で便宜的で、痩せたものになる。

48108.群衆は多くの頭を持っているが、脳がない。

48109.ずいぶん皆にわかってもらいたくて出来るだけ、ていねいに書いた筈である。それでも、わからないならば、黙って引き下るばかりである。

48110.不真実は本来的に悪であり、あらゆる平和の破壊者である。

48111.男が、大泣きしたって、いいじゃないか。

48112.目に見え、数字化できるものだけを評価対象にするのは、客観的というより怠慢であろう。

48113.人びとが生きるのはそれぞれにとっての偉大な日々だ。それがたとえどんなに馬鹿げた日々であっても、悲しい日々であってもだ。

48114.多くの人がいつまで経ってもアル中から脱することができないのは、自分がアル中であることを認めないからです。

48115.必要なのは才能じゃない。練習、練習、練習、それだけだ。

48116.全体は部分の集積ではない。

48117.さりげなく言ひし言葉は さりげなく君も聴きつらむ それだけのこと

48118.もう少し、周囲をよく見たり、もう少し、周囲の人の声に耳を傾けたい。この謙虚な心、素直な心があれば、人もものも皆わが心の鏡として、自分の考え、自分の振る舞いの正邪が、ありのままに映し出されて……

48119.もしあなたの上司が、「昔はよかった〜」が口癖になっているなら、現在は自信を失ってきている証拠だ。上司がこのタイプなら、よいところをほめたり、上司を立てておくといい。ほめられることで自信を取り戻せそ……

48120.虫たちは、精一杯、いま、ここを生きて、力をつくして、じぶんの務めをなしとげる。じぶんのでない生きかたなんかけっしてしない。みずからすることをする、ただそれだけだ。

48121.ある人民の制度を作り出そうと企てるほどの人間は、いわば人間の本性を変えることができるという確信のもとに、事に当たるべきである。

48122.英雄とは、飽くなき夢を見、誰かに夢を見せるもの。

48123.男っていったい何かって? アクセサリーよ。

48124.あぁあるから幸福だ、こうあるから幸福だって幸福は、崩れやすい幸福なんだ。

48125.数学は他のどんな学問よりも、人間と自然の間の、内なる世界と外の世界の間の、また思考と知覚の間の結び目となっている。

48126.優れた部下は管理する必要がない。

48127.個性が強いと言われる人はなるべく言葉少なにして他人の話は何倍も聞いたほうがいい。多弁で通すと聞いているほうは初め圧倒されても、その強い個性が災いしやがて嫌われる。聞き役に回っても少ない言葉にほどよ……

48128.(読書によって)疑似体験することで過ちの世界の苦しみを知り、過ちを避けることができます。

48129.人生には時としてレンガで頭をぶん殴られるようなひどいことも起こるものなのです。だけど、信念を放り投げちゃいけない。

48130.数々の出逢いに怖れず直面し、出逢いの重さと神秘に勇気を持って当たった人間には、少なくともその相手にだけは自分の生きていたしるしを刻みつけることが出来るといえよう。

48131.世の中には、私たちみたいな種類の人間も、たしかに、必要なんだ。なくては、かなわぬ、重要な歯車の、一つだ。私は、それを信じている。だから、苦しくても、こうして頑張って生きている。死ぬもんか。

48132.どこへいっても どんなに 逆ってみても その わたしを 待ち だきとり ささえつづけてくれるものがある みんなが 無視し 見放しても 無視することなく 見放すことなく ささえつづけてくれるものがある

48133.我々が有頂天になり、夢中になり、胸をはずませるのは(決して全体を手にしたときではなく)小さいが故(ゆえ)に鮮明な一つの細部を手にしたときのみである。

48134.(文章は)メリハリが重要だ。論理的に破綻がなく、すらすらと淀みなく読めても、なんにも頭に残らない文章というのもある。多少は不細工だったりいびつに見えても、どこか読み手に「引っかかり」を感じさせるも……

48135.世に埋もれた 今のままが こころやすらかで つきぬ醍醐味があるようです

48136.事業などをやる時はなおさらのこと、私生活でも、病気をした場合などの医者にかかるとか、困った時はどの友だちに相談するとかいうふうに、いつでも意中に人の準備がなければいけません。

48137.一生を棒にふって人生に関与せよ。

48138.私たちを、へんなお手本に押し込めて、身動きも出来なくさせたのは、一体、誰だったでしょう。それは、先輩というものでありました。

48139.(自分自身を)許すということは、人生における自分の目標や理想と自分自身を一体とすることを意味しています。

48140.女がほろっとなるのは、男の見てくれや金ばかりでもなく、口マメとやさしさである。

48141.自己の金力をしめそうと願うならば、それに伴う責任を重んじなければならない。

48142.人生にはどんな形容詞もいらない。

48143.宗教において、あまりに熱心であることは狂信につながる。

48144.職業によって人間、それに適した名に変えるほうが、出世の糸口になるもんだよ。

48145.舞台とは、われわれの日常現実から隔離されたり、対立する嘘としての空間ではない。もうひとつの確固とした現実空間である

48146.芸術家は、自分の作りたいものを自分のこだわりで作る。 職人は、お客が望むものを自分のこだわりで作る。

48147.人生で人間の上機嫌はいちばんすてきなもので、砂の中の金(きん)のようなものだ。

48148.私は、あなたの言うことに反対だ。だが、あなたがそれを言う権利を、命にかえても守ろう。(ver.0)

48149.「死」を背中にしょってやってみるのだ 一かバチか捨身でゆくのだ 自分を全部投げ出してしまえば そこではじめて強いも弱いもなくなる

48150.事実を隠蔽することは、虚偽を納得させることである。


48151.人間が人間を愛するとはどういうことなのだろう。愛とは(※相手を)理解することだともいえる一方、人は絶対他者を百パーセント理解することなどは出来ないのではないかとも思われてくる。

48152.能ある鷹は爪を誇示せよ。

48153.タバコより 体に悪い 妻のグチ

48154.だれでも自由に意見をいえること、それ自体はいいことですが、批判するだけなららくなんですねえ……。

48155.花が生きるのは、こんな風な、丸太小屋みたいな部屋の中なんです。

48156.失敗と成功との間を画する一線はあまりにも微妙だから、たとえ乗り越えても気がつかない。あと一歩の辛抱で、あと一歩の努力で必ず成功する、というところで計画を放棄する者があまりにも多すぎる。

48157.自分には何の責任もないように思っているふしがあるが、それはとんでもないことだ。蒔いた種のとおりに花が咲くのである。

48158.チャンスは誰にでもある。ただ捕えられなかっただけだ。

48159.女の子って変なものですね、誰か間に男の人がひとりはいると、それまでどんなに親しくつき合っていたっても、颯(さ)っと態度が鹿爪(しかつめ)らしくなって、まるで、よそよそしくなってしまうものです。

48160.優れた「技」を持っているだけではなく、「人にかわいがられる人」でないと一流にはなれない。

48161.(会社にいる時間は)女房に会っている時間より長いんだから。

48162.ユーモアというのは、現実にその場で解決できないことがあって、その場では負けていなければならない場合、それでしょげてしまうというのではなくて、この場では負けざるを得ない、しかし自分は結果に……

48163.勝負に勝ちたければ迷いをなくすこと。迷わずに思いきり自分の力を出すことだ。

48164.人が自己の立場を知らぬほどあわれむべき事はあるまいと思う。

48165.(※不倫というのは)してはいけないことをしているから、逢ってはいけない人とわかっていながら逢うから相手に対する愛もつのるのです。

48166.人間は不遇な時代が続くと、どうしても被害妄想がでます。

48167.築城十年、落城一日。

48168.あまりに人間を恐怖している人たちは、かえって、もっともっと、おそろしい妖怪を確実にこの眼で見たいと願望するに到る心理(がある)

48169.わたくしたちってお人好しに愛情だけを持つでしょうか。無邪気そのものの相手に好意以外の感情は持たないかしら。

48170.紙の本と電子書籍の違いは実在と非実在のそれに近いかもしれない。読むか読まないかは別にして紙の本はその存在自体が蔵書になりえるし、愛着の対象になりえる。しかし、電子書籍は読みたいときにのみ作品、ある……

48171.助からぬ命と思えば一日の 小さな喜び大切にせん

48172.志とは、それを成し遂げるためなら、自分のすべてを犠牲にしてもかまわない、失ってもかまわないと思える目標のことである。

48173.(天才が)力によって他人にその道(=進むべき道)を強要することは、他の人たちすべての発展および自由と合致しないばかりでなく、優れた当の本人を堕落させる。

48174.貧しくても誠実に歩む者は、曲がったことを言う愚か者にまさる。

48175.あえて逃げられない場所に行くことで、誰もが恐怖を乗り越え、成長するための力を生み出すことができる。

48176.オトナの女とは、男に期待しなくなった女のことである。

48177.(組織における)問題解決は、誰かが自尊心の欠如からくる防衛行動をとると(たとえば、自分の力がないのがばれるのを気にしたり、あくまで自分が正しいと言い張ったりすると)、うまくいかない。

48178.君の口の中にある間は、言葉は君のものだと言えるが、ひとたび口から出したら、もう他人のものになってしまう。

48179.私の心の海は 毎日波だちますが 底から何か うまれそうなので それをじっと見ています

48180.恐れられるより、愛される方が良いのか、それとも、愛されるより、恐れられる方が良いのか。どちらかを選ばねばならないとしたら、愛されるよりも恐れられる方がはるかに安全である。(ver.0)

48181.「いつの日か」は決してやってこない。(ver.0)

48182.行動力は、失敗に直面できる勇気ともいえる。

48183.夢を実現させるには主張をしなくちゃ出来ないぜ。

48184.自分の考えに気をつけよう。それは言葉になる。 自分の言葉に気をつけよう。それは行動になる。 自分の行動に気をつけよう。それは習慣になる。 自分の習慣に気をつけよう。それは人格になる。 自分の人格に……

48185.長生き出来るかどうかなど、今の私にはどうでもいい!

48186.長所は短所の近くにある。

48187.生涯のどの時代に、一人の新しい立派な人物の影響を受けるかということは決して等閑視出来ない。

48188.世人に暇があったら何をなすとか、金があったら何々を実行するとかいって、暇と金とに全責任を負わせている者が多数である。が、実際、この暇と金とも自分でどうにかしてこしらえるものだということを深く確信し……

48189.(部下が)能力の限界を越えて何かしそうになったら、気をつけてやらなくちゃいかん。その注意をしそこなって部下が間違いを起こした場合は、注意を怠った方が悪いんだから、こちらで責任を取らなくちゃあね。

48190.本当に男らしいものは、自分の仕事を立派に仕上げることをよろこぶ。決して自分が出来ないからって人をねたんだり、出来たからって出来ない人を見くびったりしない。

48191.芸術の制作衝動と、日常の生活意慾とを、完全に一致させてすすむということは、なかなか稀(まれ)なことだ。

48192.馬鹿な上官、敵より怖い。

48193.(金を)貸す事もならん。お前から借りた男は、必ずお前の悪口を言うだろう。自分で借りて肩身が狭く、お前をけむったいものだから、必ずどこかで、お前の陰口をたたきます。すなわち、やがて不和の基。

48194.(企業や事業の)予期せぬ失敗は、顧客の認識や価値観の変化を示す。

48195.同じコトのくりかえしも わるいもんじゃないですよ

48196.判断や決断は、早ければよいというものではないが、遅ければよいというものでもない。そのさじ加減も判断のうちである。

48197.品性が高潔でない人は、いかに知識があり、才気縦横な人であっても、組織に悪影響を及ぼす。

48198.大切なのは、(自分の)子供の心に何を育てられたかである。それこそが、世の中を少しでも良くすることにつながるのだ。

48199.(旅は)楽しいですよ。あんた、アソビですよ、旅は。エライ(=しんどい)ですよ、仕事は。机に向かうなんて、あんな不自然なことはないですよ。

48200.人間性とは創造性を発揮することです。


48201.(数学教育の)課題は、数学を教えることではなく、数学を通じて頭脳を訓練することにある。

48202.悪魔と踊る前に三つ数えろ。自分自身と、信じる者と、愛する者。そのすべてに恥じない事かどうかを、な。

48203.人生の旅路の先々で、私たちは先に進むためには荷物を捨てねばならないと知る。捨てるということは、つまり少し死ぬこと。死によって、私たちは新たに造り替えられ、目覚めて今一度、存在の根源を認識する。

48204.リスクのない決定は決定とはいえない。

48205.人生は狩りだ。

48206.すぐ死ぬくせにうるさい蠅だ

48207.一人前になるとは不正に反対することをみずから宣言できるようになること。

48208.生命は流れてゐる。

48209.数学的な証明は、ふつう学校で教えられる論理よりずっと有益である。なぜなら、それは頭脳の正しい編成を促(うなが)し、その能力を発展させ、数学以外の分野でも、頭脳が正確に働いて、真実と誤りを見……

48210.現在の自分が、今の如くあるのは、これまで どのような出会いをしてきたのか、の結果。よき人と出会いたい。

48211.最近は企業の倒産も深刻だが、それは世の中の流れが確実に変化しているのに、それに対応せず、見当違いの 「努力」 で余計に事態を悪化させていることもある。

48212.自分よりも年若き人に、半日も気焔(きえん)を吐(は)きて、つかれし心!

48213.物書きは、内証のことはとにかく、外面は「誠実」が第一、そして取りこぼしをせぬのが第二に大事。「なんだあいつは。ひょっとしたら馬鹿か」などといわれたくありません。せっかくこれまで、それだけは、と隠し……

48214.(事業において)なぜ次元の高い目的が必要なのでしょうか。事業を運営するためには、情熱を持ち、エネルギーのレベルを高く維持しなくてはなりません。しかし金銭欲や名誉欲は、罪悪感を伴い、たいへんなエネル……

48215.みんなで相談して決める、この日本の美徳は、責任逃れの裏返しでもあるんだ。リーダーが一人で決めたわけではないから、失敗しても自分のせいじゃない。責任は全員平等になる。

48216.あなたの方から見たら ずいぶんさんたんたるけしきでしょうが わたくしから見えるのは やっぱりきれいな青ぞらと すきとおった風ばかりです。(現代語表記)

48217.本人の個性、持ち味、世界観を活かさないのなら、それはプロデュースとは言えない。

48218.本能とは、個体を超えた自然の設計というものを否定するためにもちだされる窮余の産物にすぎない。自然の設計が否定されるのは、設計が物質でも力でもないので、設計とはなにかということについて正しい概念が形……

48219.これからの頭の使い方は知識ではない。そこはコンピューターに任せておけばよい。やはり「発想」である。それも白昼夢を白昼夢で終わらせない発想、論理的で実行可能な構想だ。

48220.(フィクションにおける「私」だけでなく)私小説を書く場合でさえ、作者は、たいてい自身を「いい子」にして書いて在(あ)る。「いい子」でない自叙伝的小説の主人公があったろうか。

48221.賭博は、想像力によって偶然性を組織しようとする人々のゲームである。

48222.けふのうちに とほくへいつてしまふ わたくしのいもうとよ みぞれがふつてゐて おもてはへんにあかるいのだ

48223.全部ひとりではもてませんよ なやみも にもつも

48224.コンプレックスは、あったほうがいい。劣等エネルギーは、人生を前進させる馬力になる。

48225.アメリカでは起業家は、雇用を生み出して社会に貢献している、尊敬すべき存在。しかし日本では、起業家とは、野心丸出しの目立ちたがり屋。成功すれば、人を安くコキ使って不当に利益を上げたブラック企業の親玉……

48226.自分の家族だけの幸せを願うというマイホームの心の中には、隣の家にどんな不幸があろうと、お向かいの家にどんな苦労がふりかかろうが、それは向こうさまの勝手、自分には関係ないわという自分本位、自己主義の……

48227.銀行は、天気のいい時には自分の傘を使えと勧めるが、雨が降り出すと傘を返せと言う。(ver.0)

48228.人に好かれる人は、何につけても得である。才能や努力も大切だが、それを認めてくれ、引き上げてくれるのは周囲の人たちだ。人に好かれること自体、実は大きな才能なのだ。

48229.“3+2=5”っていうものがあるとすれば、いわば小説は“5”という数字であるわけ。シナリオの場合は“3+2”という数式なんですね。僕はイコールの先は書きたくない。

48230.「さよなら」は大切な言葉だ。しっかりと、美しくいおう。別れの一瞬、相手の眼もちゃんと見て、「さよなら」といって、それから会釈をしよう。

48231.本当にみんなに言いたいことは、自分から死ぬ必要はないぜっていうことなんだ。いいかい? 自分で自分を殺すことはないぜ。どうせ、いずれ俺達は死ぬんだ。誰でも時がくれば死ぬんだよ。

48232.人間だったら自分の気持ちに正直に生きるべきだ。好きなら好きと言えばいい。気に食わないのなら、そう言えばいいんだ。オレは妥協も我慢もしない。

48233.人生の妙は、善ありて生ずるにあらず、悪ありて生ずるなり。世に物語の種を絶たざるもの、実に悪人のおかげなり。

48234.開き直ればいいの。あるがままでいいわってね。よく見せたところで、たかが知れてる。この人たちによく思われなくたって、べつに死ぬわけじゃないんだからと思えばいいの。

48235.大人になって振り返る子ども時代のしあわせの原風景がキャラクターに詰め込まれて、大きな魅力を形成しているのである。

48236.神は正直の頭(こうべ)に宿らんと欲す。

48237.多くの恩恵は、咲き始めの時だけ匂いのする花に似ている。

48238.敵に勝つより、もっと大事なことは、常に自分をレベルアップすること。

48239.死後も自分は存在するっていうような考え方になると、なんとなくおだやかな感じにはなりますよねえ。

48240.時は生命と思え。過ぎ去った時をいくら悔やんでみても始まらない。

48241.(女の)セクシーさとは、そういう身体をしているかどうかじゃない。オーラだ。たとえ袋に押し込められていても、男はちゃんとかぎつける。

48242.いちどその人になったつもりで、あれこれ考えてみなければ、その人のことを、本当にわかることはできないのさ。

48243.能率とは、プライベートの生活をエンジョイするために時間を酷使することである。

48244.企業が生み出すものは、満足した顧客である。病院が生み出すものは、治癒した患者である。学校が生み出すものは、学習したことを10年後に使う卒業生である。

48245.あなたが人の信頼やつながりを蔑(さげす)むのは、信頼に値する相手がいないから。でもそれは、あなたが他人を見下し、心を閉ざした結果です。

48246.その人といるだけで 身も心も洗われる そういう人を持つがいい

48247.女性は子どもを産み育て、愛する本能を持っている、といういわゆる「母性愛」は、近代家族制度を維持するために捏造された神話である。

48248.ボクはいつも気持ちのいい会話で結末を迎えたいと思ってるから、どうやってもいい結末が迎えられそうにもないときは、早めに話をやめちゃうの。いい結末を迎えられそうなほかの話に時間をかけたほうが、いいじゃ……

48249.あなたの中には、自分でも理解できない面や知らない面があって、戸惑うこともあるでしょう。でも、あなたが自分と親しく付き合い、自分を大切にしていけば、勇気と希望が湧いてきて、迷ったときにも出……

48250.親が子にまず伝えるべきことは、知識よりも、世界中の誰よりわが子を愛していることだ。


48251.どうころんでも 俺の顔なんだよ それがわかっていながら いざとなると ついカッコのいいほうへ ころぶ気になるんだな ふらふらするな

48252.斜めから物事を見る癖のある人は、たいてい嫌われる。だが、物事は斜めから見ないと、その全体像はなかなかつかめない。立方体を前後・左右・上下から見ても、ただの正方形にしか見えないように。

48253.「不幸や不運には必ず意味がある」とでも思わなきゃ、人間やってられない。

48254.親が少し道からそれると、子供はその親よりもはるかにそれる傾向があるのです。

48255.実業家として成功したいなら、三つの要素が絶対にいる。何かをやろうと決めたら、その目標に向かって、戦略を立てること。そして、それを実行すること。それがうまくいくかどうかについて悩んで時間をつぶさ……

48256.安全運転は乗り物には必要不可欠だが、人生には必要ない。

48257.音楽を聴いて感動する人がいる。絵を観て感動する人もいる。詩を読んで感動する人もいる。どの芸術が他より優れているということはない。ゆえに、すべてに感動しなければいけないというものでもない。何に感動し……

48258.あたしの右の翼はあたしの苦しみです。あたしの左の翼は革命です。

48259.それは欠点じゃなくて、「萌え要素」っていうんだよ。

48260.昼間、どんなに腹が立とうと、また、悔むことがあろうと、夜寝るときに、一旦、枕に頭をつけたらそれらと縁を切り、関わり合いをもたず、相手にしないことである。

48261.ものに出会って驚くという体のしくみこそ、人間のすべての創造の源泉だと言っても言い過ぎにはならないと思います。

48262.考えるということは、自分の問いに明確に向き合うことなのだ。

48263.小男が柏の大木をうまく倒し、優しい言葉がひどい怒りをも鎮める。

48264.どんなボスも自分しだいでいいボスになる。

48265.情熱は、最初は他人のように見える。次には客人のようになり、ついには一家の主人のようになる。

48266.葉っぱを広げる。根っこを伸ばす。やがて大きな花が咲く。

48267.知恵を得るのは、金を得るのにまさる。

48268.苦境にある奴のアドバイスは信じるな。(ver.0)

48269.御父さんが死んだ後で、一度に御父さんの有難味が解るよりも、御父さんが生きているうちから、毎月(げつ)正確に御父さんの有難味が少しずつ解る方が、どの位楽だか知れやしません。

48270.大人の顔とは、しかめっ面のことである。

48271.自然は道徳と無関係に事を運び、人間道徳に根本的に背馳(はいち)した人間を作ることが往々あるが、こういう人間は、たとえその嗜好を、犯罪を免れて満足させうる好機に恵まれても、犯罪の恐怖(=犯罪を犯すこ……

48272.しあわせはまた、自分がしあわせだと感じたその瞬間にあるものです。何にでもしあわせを感じる人はその瞬間が沢山ある人、本当にしあわせな人と言えます。

48273.いま、例えば政治を語る言葉、経済を語る言葉、あるいはその他の言葉の中で一番見落とされているのは、「いいあんばいに生きる」というところがないこと。

48274.「カスタマーは何を求めているのか」ということをとことん追求して、失敗した事業家はいない。

48275.一流は常に不安と自信が背中合わせにある。

48276.教育が腐ると、国家の脅威になります。(「きょういく」から「く」が去ると、「きょうい」)

48277.互いの幸せを邪魔する事なく、互いの権利を尊重し、個々の幸せを求めていくのが、人間同士のあるべき姿。 

48278.自分で会社を変えてやろう。新しい組織を作ってやろう。新しい仕事に臨んでやろう。そういう意識をしっかり持っていれば、きっといい仕事ができる。

48279.花というものは、華やかなものではないんですな、本来、素朴なもんですな。ですから、飾りたてた部屋には元来、向かんのですよ。日本間の、何の飾りもない床の間に活(い)けると引き立つでしょう?

48280.愛ってのは爆発してる状態だと思うのね。気取りとかを全部捨てて、法律とか制約とっぱらってね。

48281.社会の「体面を保つこと」は単なる虚栄者間の利己的競争に他ならず。

48282.日本には妙な悪習慣がある。「何を青二才が」という青年蔑視と、もう一つは「若さが最高無上の価値だ」という、そのアンチテーゼとである。

48283.天は自(みずか)ら助くる者を助く。

48284.蛇に咬(か)まれた者がどんな苦しみを受けねばならないかは、自ら蛇に咬まれたことのある者にしかわからない。

48285.自画自賛はあまりいい意味で使われていないけど、自分を誉めてやるのはいいことなんだ。一生懸命やった、でも、結果が出なかった、貯金したと思えばいいよ、と誉めてやる。いつか思い当たることがあって、あのと……

48286.目立とうとするのは、栄光を勘違いした愚か者の考えることだ。

48287.一般的に言われる「死ぬ」ということには、三つの意味があります。生物的な死、法律的な死、社会的な死です。生物としての肉体が滅び、法律上で死亡と位置づけられ、社会環境において死んだと認知されます……

48288.リーダーシップとは信頼を得るということである。信頼がない限り、従う者はいない。

48289.“秀才”というのはダメなんですよ。秀才は隣の秀才を見ているから、より秀才である秀才を追いかけるだけで、独自の発想が出てこない。

48290.今容貌は如何(いか)に立派であろうとも、女の肉体全身から愛の力が発散されていようとも、女は他に幾(いく)らでもあることは確かだ。この女一人がいなかったとしても、我々はこれまで生きて来られたことは事……

48291.いまの教師に一番欠けているのは、多元的な価値を認めるということです。

48292.人は言語によってしか自由になることができない。どんな桎梏(しっこく)からの解放も言語化されない限りは、ただの「解放感」であるにとどまっているだろう。

48293.何をなすべきか、いかになすべきか、をのみ考えていたら、何もしないうちにどれだけ多くの歳月がたってしまうことだろう。

48294.夜の次には、朝が来る。

48295.新しいこと、新しいことと追い続けるだけでなく、自分の心の底にある声に耳を傾けて、本当に大事と思うことを引き出し、次の時代に渡していくという作業をしなければ、長い長い人類の歴史の一幕を演じたことには……

48296.軽蔑は軽蔑を招き、暴力は暴力を駆り立てる。権力者が「いじめ」を行えば、我々全員の負けなのです。(ver.0)

48298.苦痛が人生である。

48299.梅も百合も、さては名もなき野の花も、自然の寵児(ちょうじ)は、自らに恵まれた個性を、素直に発揮してゆくところに、みずからの生命を愉躍(ゆやく)し、そしてよく他と調和して、自然界の平安な美を保っている。

48300.ライフワークとゆっくりつきあう──私が、人生の達人たちから学んだのは、ライフワークを長期戦でとらえることです。


48301.自分の心の中に安静を得られないのであれば、他のところに安静を求めても徒労に終わるであろう。

48302.笑いは人生のエンジンであり、潤滑油であり、回復薬である。立ち上がり前に進むための、元気と明るさと癒しを与えてくれる。

48303.クリスマスの精神、それは愛であり、人の心と人生を変える。

48304.本来、無一物(むいちもつ)なれば、諸事において実有(じつう)、我物(がもつ)のおもいをなすべからず。一切を捨離(しゃり)すべし。

48305.信念があるかないかで、その人の値打ちがきまるんです。

48306.自分の運を信じな。みんな自分の運を信じないから、右に左にと迷う。

48307.誰でも、自分についての真実からは逃げたいです。でも、(逃げている限り)明日はありません。

48308.ダイソンの製品は、他社の製品よりも確かに高価です。新技術を搭載したので研究開発にかかった費用を回収する必要があるからです。

48309.ずっと歩いていると、自分ひとりでいてもひとりではないような、言ってみれば見えない何かとつながっている感じを受ける。ひとりの時間を味わうために、実はかなり多くの人が、〈歩く〉という技法を使っているの……

48310.悲しい時は、仕事でも趣味でも何でもいいから、とにかく忙しさに身を投じることだ。

48311.私たちは、あらゆる場所のあらゆる人のために、あらゆることをすることはできませんが、どこかにいる誰かのために、何かをすることはできます。

48312.四十、五十は鼻たれ小僧。働き盛りは七十代だ。

48313.「日本人にはユーモアがない」よくそんなふうに言われるよね。それはどうしてかと言うと、ひとつは、日本人って表情が悪いの。あとね、日本語自体の性質にもよると思う。日本語ってね、オチが先に来てる言葉な……

48314.会話に関する本は読んでも、好印象を与えるための本を読んでいる人はあまりいません。「まず相手に好印象を与えなければ、気持ちよく話を聞いてもらえない」という当たり前のことが抜けている。

48315.「全部に感謝しながら」という感じで暮らしていくのが、自分は幸せ、他の者も幸せになるんじゃないかと思います。

48316.どんなものでも、暗やみの中では、おそろしいものに見えるのよ 。

48318.どんなタイプであれ、天才の究極の本質は、正確さにある。

48319.自分の思考や感情が自分の運命を形づくり実現させるということを知っていれば、何ものにも恐れることがない。

48320.猫は、どこに座れば不便になってしまうか、その正確な場所を数学的に計算できる。

48321.死なんと思えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり。家を出(いず)るより帰らじと思えば又(また)帰る。帰ると思えば亦(また)帰らぬものなり。(ver.0)

48322.まず手始めに、女は男に対してもっと心を開こう。男に対して素朴な心を開けない女は同性である女に対して変質的な嫉妬心が強いのが普通である。それは欲求不満の変形と言える。自分が異性に対して素朴にな……

48323.真の親孝行とは、親のために自分の人生を犠牲にすることではなく、自分が幸せになることです。自分が幸せになれば、親も幸せになります。そのためにも、自分が本当に好きなことをやって下さい。

48324.バカげて見えるって自分で知ってれば、バカげててもかまわないのよ!

48325.正義って相手を倒すことじゃないんですよ。アンパンマンもバイキンマンを殺したりしないでしょ。だってバイキンマンにはバイキンマンなりの正義を持っているかも知れないから。

48326.「いじめをなくすにはどうしたらいいでしょう?」という質問をよく受けます。それには、いつも「いじめという言葉をなくすことです」と答えています。「いじめ」などと言わずに、「恐喝」「脅迫」「暴行……

48327.麻雀は敵陣を見る、将棋は自陣を見る。

48328.「すべてが時の流れに消えてしまったわけじゃないんだ」 「僕らはあのころ何かを強く信じていたし、何かを強く信じることできる自分を持っていた。そんな思いがそのままどこかに虚しく消えてしまうことはない」

48329.欠点や弱点も、裏返せば武器にできる。

48330.人間の個体の生命擁護のために、全神経系統の興奮を鎮める一手段として「笑い」を生体に仕組んである。

48331.万物は言葉によって成り、言葉によらず成ったものはひとつもなかった。

48332.劇のコミュニケーションの中で〈わかる〉なんてことは、ほんの部分的なコミュニケーションにすぎない。言語を過信した演劇は、次第に複製化してゆき、結局は台本を肉体に翻案して見せるだけの、虚構で終わってし……

48333.正しいことができない苦しさ、だらけきったどんよりとした空気、立て直す時のもどかしさ。もうあんな日々は送りたくない。誰かを傷つけたり、仲間を追い込んでしまう後味の悪さ。もうあんな気持ちは味わい……

48334.仕事に手を抜くことは、自分の誇りを失うことでもある。

48335.しなかった約束は守るべきである。

48336.もし、少女の反対語をさがすならば、それは「少年」ではなくて、「母親」だということになるだろう。

48337.強い情熱とは寝ても覚めても、二十四時間そのことを考えている状態です。実際に二十四時間考えつづけるのは不可能でしょう。しかし、そういう意志を持ちつづけることが大切なのです。そうすれば願望はいつしか潜……

48338.ただあたえる それが布施 母親が子供におっぱいをやるときのように

48339.私はよく教員に、「どうでもよいことと、どうでもよくないことを、分けて叱りませんか」と話しています。どうでもよいことなら軽く注意を促せばよい。逆に、命や人権に関わること、差別や暴力といった行為には厳……

48340.知恵あれば則(すなわ)ち貪(どん)著(ちょ)なし。

48341.秋ハ夏ト同時ニヤッテ来ル。夏の中に、秋がこっそり隠れて、もはや来ているのであるが、人は、炎熱にだまされて、それを見破ることが出来ぬ。

48342.「値段が(高くても)気にならない」というのは、お客の期待値よりも体験が超えるということ。

48343.「指揮棒」の中には、「希望」がある。

48344.死はなつかしい人との別れである。けれども別れは終わりではない。遺された人は故人の光芒に包まれている。私たちは光芒の中で人間はどう生きるべきかを教えられ、人生の深さを学んでゆこうとしている。

48345.早起きは三文の得

48346.(社会)運動は事務の堆積である。

48347.自由とは、あらゆる虚像の中で最も虚偽的なものだ! なぜならほんのわずかな理性の光を当てるだけでも、自由の獲得だけでなく、そもそも自由の存在さえ不可能であることが、確実に示されるであろう。

48348.どんなに強い相手でも一分(いちぶ)の隙がある。(ver.0)

48349.私は、日々の仕事に打ち込むことによって、人格を向上させていくことができると考えています。つまり、一生懸命働くことは、単に生活の糧をもたらすのみならず、人格をも高めてくれるのです。

48350.苦しみは何人(なんぴと)も共にし易い。そこには嫉視と羨望の、浅ましい人間意識を用うる必要なき、同情のみの世界を見出すからであろう。ゆえに苦境に沈淪(ちんりん)した場合は、他人と雖(いえど)も互いに……


48351.子供は一冊の本である その本から われわれは何かを読みとり その本に われわれは何かを書き込んで いかねばならぬ

48352.八幡(はちまん)大菩薩(だいぼさつ)は忝(かたじけな)くも正直のものの首(こうべ)に宿らむ。

48353.マネジメントとは地位や身分ではない。かけひきでもない。仕事、生活、人生に関わることである。

48354.ぼく じが よめるんだけど、おかあさんに よんでもらうの だあーいすき。

48355.あなたはどこに行こうが、そこにいる。

48356.私には夢がある。いつの日か、私の幼い四人の子供たちが、肌の色ではなく、人柄で判断される国に住めるであろうという夢だ。(ver.0)

48357.すべての者たちの言い分を聴取すること、伺候(しこう)した者たちの言辞(げんじ)そのままを信じないこと。(この姿勢は)賢明なことだ。聞き届けてはいけないのは、ある人物に敵対する者たちの言(げん)……

48358.泥棒は自らの性癖のゆえに逮捕されたことを認めない。逮捕の原因となった性癖を直さず、言いわけを探す。自らの性癖によって市場を失った企業も、それを認めない。ほかの原因を言いわけにする。

48359.自分で考える事をやめた人間は、調教されたブタと同じですよ。私はブタと働くのはごめんですね。

48360.寝顔がいとおしいと思える人と一緒になるといい。

48361.人におごってもらってばかりいたら、自分を馬鹿にするか、相手を馬鹿にするかしかなくなるのよ。

48362.死は敢(あ)えて厭(いと)うところのものに非ず。生き残った妻子は、ふびんなれども致し方なし。

48363.幾何学は世界の美しさの見本である。

48364.わたしは長い歳月 上にのびることばかり考えてきて 土の中深く根を張ることを 忘れていたようです  ヒョロヒョロと 幹ばかり高くのびて 雑然と枝葉がひろがるようになった時 幹や枝葉の重みに耐えられな……

48365.言い合いをしている内に、小さな問題がどんどん大きな問題になっていきます。

48366.最大のピンチは、最大のチャンス。

48367.無から有を生じさせることはできません。

48368.我々は身近にあるものには関心を払わずに、遠くにあるものを追いかけたり、あるいはまた、すぐ与えられる場合には、どんな物に対する欲求も消えるのが天性である。

48369.本然的に、自分は自分の時間をよく生きようとする存在なんだということを思いさだめることができなくては。

48370.素足で土を踏んでごらん 素足と土との じかのふれ合いが できるから 長いこと忘れていた 人間と土との じかのふれ合いが できるから

48371.金があっても最高の理想を持たない社会は、やがて没落の道をたどる。

48372.私たちのひとりひとリが、自分の周りに垣根を築き上げるためでなく、垣根を取りはずすためにエネルギーを費やせば、世界はもっと平和な場所になるでしょう。

48373.光の中を一人で歩むよりも、闇の中を友人と共に歩むほうがいい。

48374.光陰は矢のごとく、取り返すすべもなく、風にさらわれるように去ってしまう。

48375.正直者は ばかをみる だからといって うそばかりも 通らない 世の中 単純じゃねんだよなあ

48376.リスクばかり考えるとつまらない仕事しかできなくなります。ではなぜリスクを考えるか。暇だからですよ。もっと自分がやりたいこと、楽しいと思うことを全力でやっていれば、リスクを考える余裕もない。

48377.人間はだれだってさ みんなカッコよく 陽の当たる所へ 出たいんだよ  だけどさ 世の中てえのはさ カッコよく陽の当たる場所へ出られる人間よりは 落ちこぼれて陽陰へ廻る人間のほうが はるかに多いんだなあ

48378.医は仁術──医術は単なる技術ではなく、人を救う道である。(ver.0)

48379.人よりも一尺高くから物事を見れば、道はつねに幾通りもある。

48380.この世の在り方の問題をみずから率直なものにするのが孤独。

48381.最も優れた人々は、苦悩を通じて歓喜を勝ち得るのだ。(ver.0)

48382.その日をちゃんと生きること。人生にこの日は一度しか訪れない。

48383.私の帆は既に挙げられて、港の外に出てしまったのだもの、立ちつくしているわけにゆかない、行くところまで行かなければならない。

48384.紳士は、これだから、いやさ。自分がひとに深切を施すのは、たいへんの美徳で、そうして内心いささか報恩などを期待しているくせに、ひとの深切には、いやもうひどい警戒で、あいつと対等の附合(つきあ)いにな……

48385.何かを手に入れたとしても、その喜びや充足感は一時的なもので、成功を手にしたというわけではないのだ。

48386.独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である。

48387.なぜ芸術を、人は理解したがるのか 夜を、花を、すべてのものを 理解する代わりに、人は愛するのに

48388.人類最強のおもちゃは数学。

48389.説教したり、いいことを言ってもダメなんですよ。いいことをいいこととして言っても、ダメなんです。

48390.現在は過去が産んだ卵であった。その殻の中に未来を有していたのだ。

48391.マネージャーは管理し、リーダーは改革する。

48392.あきらめたら、底で終わりだよ!

48393.自分の給料に満足しているという方は、たぶん仕事をしていない方だと思う。仕事をしていたら、いくらもらっても、俺はもっと働いていると思うはずだ。

48394.一旦出来た関係を変えるのは、ものすごく大変なことです。

48395.与えることだよ! ただひとつのほんとの喜びは与えることだ!

48396.支配欲は恐怖に根ざすもの。

48397.(従業員)教育はどこまでいっても一対一で行う。これを意識することが、部下の力を伸ばすリーダーになるための最も重要な点だ。

48398.たった一つの道でいい、極めてみろ。それがどんな道だろうと、何かを極めた人間というのは、他の何をやるにしても、自分の得意分野に置き換えて、物事の要領を得る。そういう奴は、何をやらせてもそつがない。何……

48399.金銭のために結婚するものではない。もっと有利に借金することができる。

48400.逃げた馬は捕まえられるが、口から出た言葉は捕まえられない。