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[ 名言 ]
不言の言を聞く。

[ 出典 ]
荘子[そうし]
(中国戦国時代の思想家・道教の始祖、前369〜286)
『荘子』(そうじ)

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[ 意味 ]
言わない言葉を聞く。
つまり、声なき声を聞くこと。

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[ 解説 ]
人は心の中に不満を抱えていても、なかなか口には出さないものです。
その理由は、言いたい事を言いにくい相手だったり、自由にものを話せない周囲の雰囲気だったり、言っても無駄だと最初からあきらめていたり、本人が遠慮しがちな性格だったり、いろいろです。


■いずれにしても、人が口に出さないことの中に、「とても重要な問題」が含まれている場合が多いのです。
だからこそ、その「問題」を知ろうとする姿勢が大事なのです。
そもそも「隠れている問題」なのですから、知ろうと努力しない限り、ずっと知ることはできません。
そして「問題」は誰にも知られらない限り、解決されないまま残り続け、様々なストレスや摩擦や不幸を生むでしょう。
それはお互いにとって、とても不幸なことです。


■相手が思っていても口に出していないことはないか?
本当は言いたいけど言えないことはないか?
相手の立場になって、相手の「問題」を考えようと普段から心がける。
そうすれば、意外と分かるようになるものです。
相手の普段の表情やしぐさに、ヒントがたくさん含まれているからです。
後は、その解決法を考え、実行するだけです。


■中には、相手に直接聞いたほうが手っ取り早いという人もいるでしょう。
しかし、口に出すと何か支障があるから口にしないのです。
それを無理に聞きだそうとすると、相手が恐れていたことが現実になる恐れもあります。
だから、相手に聞くよりも、こちらが「察してあげる」のがベストなのです。


■また、人は、自分の不言の言を誰かに聞いてもらえると、嬉しく感じるものです。
相手が自分の気持ちを深く考え、理解してくれたと感激するからです。
そして、このような「相手の心を思いやること」が信頼関係を生むのです。
(ながれおとや)


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