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限界ではありません。
「壁」です。

[ 出典 ]
いしぜきひでゆき
(漫画原作者)
漫画『コンシェルジュ』

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[ 解説 ]
人はよく、「これが自分の限界だ」と言ったり、思ったりして、何かをあきらめるものです。
限界なら、それ以上努力しても意味が無いと、合理的に考えようとするからです。


■ところが、それが「自分の限界」であるかどうかなんて、本当のことは神様にしか分かりません。
しかも、神様は口をきいてくれないので、結局「真実」など誰にもわからないのです。
だから、もしかしたら「限界」のように見えるだけで、実はただの「巨大な壁」にすぎない場合も、結構あるのではないでしょうか?

■確かに「巨大な壁」は、簡単に乗り越えたり、少し遠回りして避けて通れるような「生やさしいもの」ではありません。
高くそびえる切り立った絶壁に見えるかもしれません。
その意味では、「限界」と同じようなものだと思われるかもしれません。


■しかし、「限界」と「巨大な壁」は似て非なるものです。
「限界」は「不可能なもの」であるのに対して、「巨大な壁」は「とても難しいもの」という大きな違いがあるからです。
つまり、「巨大な壁」は決して「不可能なもの」ではなく、頑張れば乗り越えられるものなのです。
この差は大きいでしょう。


■一般に、「自分の限界だ」と言ってあきらめるのは、「努力の出し惜しみ」や「怠け心」から来る場合が多いようです。
余程のことがなければ、誰だって「巨大な壁」なんて登りたくないからです。
結局、登りきることができず、努力が無駄になることを恐れる気持ちもあります。


■また、「自分の限界」という理由で断念するのなら、それは合理的判断だと、まわりにも自分にも言い訳がつけます。
合理的判断による断念なら、プライドが傷つかない、なぜかそういう風潮があります。
しかし、「合理性」の裏にあるのは、単なる「怠け心」かもしれないのです。


■忘れてならないのは、「本当の限界」に行き着ける人は滅多にいないことです。
たいていの人は、「本当の限界」にたどり着く前にいくつもある「巨大な壁」を見て、それを「自分の限界」だと思ってあきらめてしまうからです。


■「本当の限界」でなくても、その人がそこであきらめてしまえば、結局それがその人の「限界」なのだという人もいるでしょう。
しかし、それは本当は「限界」ではなく、ただ「壁」にぶつかったのに過ぎないのです。


■「限界」と言う言葉は、極限まで努力をした人だけが使える神聖な言葉です。
ただ、怠けているだけで、あきらめやすい人が、軽々しく口にしていいものではないのです。
「限界」という言葉を使う前に、本当に極限まで努力をしているのか?
単に怠けたいだけなのではないか?
胸に手を当てて、よく考えてみることが大切です。
(ながれおとや)


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