よしあしの 中を流れて 清水哉(かな)
(ver.0) 仙腰a尚[せんがい・おしょう]
[仙豪`梵:せんがいぎぼん] (江戸時代後期の臨済宗禅僧・画家、1750〜1837) 禅画「葦画賛」より 【 仙腰a尚[仙豪`梵]の名言 】
(ver.1)
よしあしの中を流れる清水かな (ver.2) よしあしの中を流るる清水かな ※よし(葦)・あし(葦)と良し悪し(善し悪し)をかけている
この言葉にはいくつかの意味が考えられます。
■(1)人の心の「善」と「悪」の両方を体験して知っている者こそが、清い心(悟りの境地)に達することができるということ。 良い心だけの人、悪い心だけの人はいません。 人はみな、「良し」と「悪し」の間を揺れ動きながら人間的に成長していくものです。 ■(2)「幸」と「不幸」の両方を体験して知っている者こそが、清い心(悟りの境地)に達することができるということ。 身の上に起こった不幸も、静かに受け入れることが大切です。 ■(3)善悪(清濁)共に合わせて飲み込めるような広い心を持つ者こそが、清い心(悟りの境地)に達することができるということ。 この世の物事はは全て白黒(善悪、良悪)をつけられるとは、限りません。 それどころか、白黒をつけられる場合の方がむしろ珍しいのです。 人は白黒をつけようとすると、心をかき乱され、悩み苦しみます。 そして、悲しみや怒りの感情にとらわれてしまいます。 生きていく上で大切なのは、物事を無理に白黒つけないようにすることです。 ■物事を灰色(グレー)のままでも受け入れられるようになることです。 そうすれば、心穏やかな境地に近づくことができるでしょう。
(ながれおとや)
1.
( 貝原益軒 )
2.
( タキトゥス )
3.
( 千利休 )
4.
( ひろはまかずとし )
5.
( ラ・ブリュイエール )
6.
( 岡本太郎 )
7.
( マイルス・デイヴィス )
8.
( ブレーズ・パスカル )
9.
( 香山リカ )
10.
( 植西聰 )
|