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引き出しの違いが勝負ポイントになる

[ 出典 ]
高橋良輔(アニメ監督)
日経ビジネスオンライン「まわりが“天才だらけ”の中で、どう生き延びる?」より

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[ 解説 ]
周りに優秀な人がいると、自分は人に比べて「才能がない」という一言で片づけてしまうものです。
しかし、それで自分を否定したり、いじけたりしてはいけません。
人の能力は、「ある」と「ない」を結んだ直線で表せるほど単純なものではありません。
人の能力は、いろいろな方向を向いていて、一つの方向のみで比較することはできないからです。
大事なのは、自分にしかない「引き出し」を武器にすることです。
「引き出し」とは、知識や興味のある分野、育った環境、過去の体験のデータバンクのようなものです。
「引き出し」の数や内容は人によって全く異なり、それが人の「内面的な個性(味)」を作り出すのです。
「引き出し」によって作られる「内面的な個性(味)」は、外見や性格など外からすぐわかる「外見的な個性」に比べて、はるかに多様で奥深いものです。
「内面的な個性(味)」で勝負するなら、「どちらが優れている」という直線的な比較自体、意味がなくなります。
例えば、美味しいと言われるラーメン店は数多くありますが、どれも味が違います。
たとえ外見が似ていても「味」という「内面的な個性」では全く別ものになるのです。
美味しいラーメン店のランキングはあっても本によって順位や店は全く違います。
また、それを参考にして食べに行ってみても、人によっておいしいと感じる順位は違います。
「味」の違いという、直線的でない基準で勝負することで、数多くの個性的で美味しいラーメン店が生き残っていくのです。
そして、味に特徴のないラーメン店・美味しくないラーメン店は潰れていきます。
結局、他の人と異なる「自分独特の引き出し」が何であるかをまず理解し、それで勝負することが大切なのです。
(ながれおとや)


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