(自分に)やる気を起こさせるには、とにもかくにも「やり始める」のがいちばんだ。
小泉十三[こいずみ・じゅうぞう]
(ビジネス書作家、1956〜) 『頭がいい人の習慣術』 【 小泉十三の名言 】
《類似》
大事なのは、とにかくやり始めることだ。 やる気スイッチは、本当は自分の中にあって、やっているうちに自動的にスイッチが入るものなのだ。 (ながれおとや) 《類似》 大きな仕事や難しい仕事に取り組むのが億劫(おっくう)なときは、「とにかく4分間だけやってみよう」と考えます。 不思議なことに、ほとんどの場合4分間続けてみると、調子が出てくるものなのです。 (箱田忠昭) 《関連》 やり始めないとやる気は出ない。 (糸井重里) やる気を生み出すのは、脳のほぼ真ん中に左右二つずつある側座核という器官なのだそうです。
しかし、側座核はなかなか「やる気」を起こしてくれない。 側座核に「やる気」を起こさせるには、ある程度の刺激を与えるしかありません。 それには、とにもかくにも「やり始める」のが一番効果的なのだそうです。 これは「作業興奮」といわれる現象で、人間は何かを始めると、側座核が海馬と前頭葉に信号を送り、アセチルコリンという神経伝達物質が分泌されます。 このアセチルコリンが、人間に「やる気」を起こさせる。 うーむ、科学的というか、奥が深い。 ここまで科学的な説明をしなくては、私たちは感覚的にこのことを理解しています。 最初は、億劫で気が進まないようなことでも、やり始めると意外と簡単だったり面白かったりして、「やる気」が出てきます。 「やる気」を出して取り組むとどんどん上達するので、それが面白くて、ますます「やる気」が出てきます。
(ながれおとや)
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