私たちは、何人(なんぴと)も同じ型にはまった、平凡な日常をくり返しているものの、みな異なった個性の表現によって、独自の生命を発揮している。
九条武子[くじょう・たけこ]
(教育者、京都女子学園・京都女子大学設立者、歌人、社会運動活動家、仏教婦人会創設者、1887〜1928) 自著『無憂華』 「劇」 【 九条武子の名言 】
〈全文〉
舞台で演ぜられる一つの劇は、人生のある縮図である。 それだけ、その劇に対して、同感と共鳴とを抱(いだ)かしめる。 しかし劇の価値は、もちろん事件の推移に在(あ)るのではない。 同じ場面を一定の型によって、何人(なんぴと)に試みられても、同一の表現はなし得ぬであろう。 演出者の個性のひらめきによって、異なった表現を創造してゆくところに、はかり知れない芸術の真価が見出される。 __ Link __ 私たちもまた、一齣(ひとこま)の舞台面(めん)に似た生活を営んでいる。 しかし何人も同じ型にはまった、平凡な日常をくり返しているものの、みな異なった個性の表現によって、独自の生命を発揮していることが考えられる。 __ Link __
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