名言ナビ



[ 名言 ]
人に対する知識の不足が最もはっきり現れているのは幼児の育て方や義務教育の面ではなかろうか。

[ 出典 ]
岡潔[おか・きよし]
(数学者、1901〜1978)
『春宵十話』(しゅんしょうじゅうわ)

ページ内メニュー

[ 関連キーワード ]

[ テーマ別名言 ]

[ テーマ別今日の名言 ]

[ 全文・続き ]
〈全文〉
人に対する知識の不足が最もはっきり現れているのは幼児の育て方や義務教育の面ではなかろうか。
__ Link __

人は動物だが、単なる動物ではなく、渋柿の台木に甘柿の芽をついだようなもの、つまり動物性の台木に人間性の芽をつぎ木したものといえる。
それを、芽なら何でもよい、早く育ちさえすればよいと思って育てているのがいまの教育ではあるまいか。
__ Link __

ただ育てるだけなら渋柿の芽になってしまって甘柿の芽の発育はおさえられてしまう。
渋柿の芽は甘柿の芽よりずっと早く成長するから、成熟が早くなるということに対してもっと警戒せねばいけない。
__ Link __

すべて成熟は早すぎるよりも遅すぎる方がよい。
これが教育というものの根本原則だと思う。
__ Link __


[ ランダム名言 ]