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内心の感動が大きければ大きいほど、拍手なんかするのは、その演説者に対する白々しい虚礼のように思われ、かえって失礼なことではないかしら、黙っているのが本当の敬意だというような気がして、拍手の喧噪(けんそう)を憎みたくなって来るのです。

[ 出典 ]
太宰治[だざい・おさむ]
(明治〜昭和の作家、1909〜1948)
『惜別』
周(魯迅)のセリフ

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[ 補足 ]
※面映ゆい(おもはゆい)=てれくさい。
きまりがわるい。

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〈全文〉
僕は小さい時から、他の人がみんな熱狂して拍手なんかしている場合、それと一緒に拍手するのが、おもはゆいような気持になるのです。
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堂々たる演説を聞き、内心はとても感激しているのですが、しかし、他の人が大拍手して浮かれているのを見ると、どうしてもその演説に拍手が出来なくなってしまうのです。

内心の感動が大きければ大きいほど、拍手なんかするのは、その演説者に対する白々しい虚礼のように思われ、かえって失礼なことではないかしら、黙っているのが本当の敬意だというような気がして、拍手の喧噪(けんそう)を憎みたくなって来るのです。


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