出世の名声は譬(たと)えば血を以(もっ)て血を洗うが如(ごと)し。
『瑜伽師地論』(ゆがしじろん)、略称『瑜伽論』(ゆがろん)
(仏書の一つで、四世紀頃弥勒(みろく)または無着(むじやく)著とされる) 瑜伽行者(ヨーガの実践者)の修行や悟りの境地などを説いたもの。 出世して名声を得たいという心(出世欲・名声欲)というものは、血で血を洗うのと同じで、人の心からなかなか取り去ることができない。
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( 作者不詳 )
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