自国が決していっそう強大にも弱小にも、富裕にも貧乏にもならないことを欲する人こそ、世界の市民であるといえよう。
ヴォルテール
(ボルテール) (18世紀フランスの小説家・劇作家・哲学者、1694〜1778) 『哲学辞典』 【 ヴォルテールの名言 】
〈全文〉
立派な愛国者であるとは、自国が商業によって繁栄し、武力によって強大になるように願うことである。 __ Link __ 一国は他国の滅亡なしには勝ちえないし、不幸な人々を生ぜしめないでは征服しえない。 それゆえ、自国の強大を願うことは、隣国の不幸を願うことである。 __ Link __ これが人間的条件である。 自国が決していっそう強大にも弱小にも、富裕にも貧乏にもならないことを欲する人こそ、世界の市民であるといえよう。 __ Link __
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