|
異境に在(あ)って、
故郷の訛を聞いたときは、 未知の人にさえも、 なにか声をかけたくなる。 故郷のもっている強きインスピレーションは、 それほどわれらの心を抱擁している。 九条武子［くじょう・たけこ］
（教育者、京都女子学園・京都女子大学設立者、歌人、社会運動活動家、仏教婦人会創設者、1887〜1928） 自著『無憂華』 「ふるさと」 【 九条武子の名言 】
※異境（いきょう）＝母国や故郷を遠く離れた、よその土地。
〈全文〉
異境に在(あ)って、 故郷の訛を聞いたときは、 未知の人にさえも、 なにか声をかけたくなる。 故郷のもっている強きインスピレーションは、 それほどわれらの心を抱擁している。 ＿＿ Link ＿＿ 何の奇もない山にも水にも、 われらの祖先がこの土に育ち、 この土に働いてきたことを思えば、 何かしらず生命のこもった、 なつかしさ、安らかさが感じられる。 候鳥(こうちょう)のさすらいに似た生活を送っている人々でさえも、 おのが還るべき故郷の土を忘れ得ない。 何人も慕わしき心地をもって 故郷の土に還ってゆく。 安らかに土に還ってゆく感激は、 なつかしき母のふところに眠ろうとする願いそのものである。 ＿＿ Link ＿＿
1.
（ 永野重雄 ）
2.
（ 重松清 ）
3.
（ 大林豁史 ）
4.
（ 宮本武蔵 ）
5.
（ バーナード・バルーク ）
6.
（ マイケル・エドワーズ ）
7.
（ 樫尾忠雄 ）
8.
（ レバノンの格言 ）
9.
（ オグ・マンディーノ ）
10.
（ クラウゼヴィッツ ）
11.
（ 作者不詳 ）
12.
（ ポール・ゴーギャン ）
13.
（ 長田弘 ）
14.
（ 松下幸之助 ）
15.
（ ラ・ロシュフコー ）
16.
（ 日本のことわざ ）
17.
（ 茂木健一郎 ）
18.
（ デヴィッド・シーベリー ）
19.
（ クロード・ドビュッシー ）
20.
せっかく この世に出していただきながら
聞くために 耳もいただきながら 聞こうともせずに 求めようともせずに 目をあけたまま いねむりしてきたのです （中略） わたしは 六十年も 目をあけたまま いねむりを続けてきたのです
（ 東井義雄 ）
|