(空間が)快適すぎると、アイデアとか発想というものは、浮かびにくい。
僕自身、いいホテルにゆったりと滞在していても、あんまりいいアイデアは浮かびません。 むしろ、ちょっと居心地の悪い、狭いビジネスホテルみたいなところのほうが、仕事がしやすい。 小山薫堂[こやま・くんどう]
(放送作家、脚本家、1964〜) 『考えないヒント』 【 小山薫堂の名言 】
《関連》
書斎は狭いほうがいい。 自分の周囲に広い空間があると、目の前のことに意識を集中させるのは、すごく難しい。 せっかくの集中が外に放出されてしまう。 天井が高すぎるような空間では、思いついたことが全部(以下略)(小山薫堂) 《関連》 体のまわりを壁に囲まれているようなところなら、たとえ四方八方に気が散っても、全部壁に跳ね返って戻ってくるようなイメージがあります。 ですから僕の憧れは三畳の書斎。 (小山薫堂) 《関連》 発想の質や量と、環境の広さや豊かさは比例しない。 くつろぎや癒しが目的のときは、やっぱり広いほうがいいかもしれないし、ゆったりできるかもしれない。 でも発想を生み出すという点では、あまりよくない(以下略)(小山薫堂) 《関連》 (空間の)不便さが何かを生む。 逆に完成されすぎた空間にいると、発想が受身になる。 不便な中ではみんな工夫をして、能動的にその空間と向かい合うけれど、快適すぎたり便利すぎたりしたら、全部乗っかっ(以下略)(小山薫堂)
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