よろこびを書こうとして、かなしみを発見する。
かなしみを書こうとして、よろこびを発見する。 詩とよばれるのは、書くということの、そのような反作用に、本質的にささえられていることばなのだと思う。 長田弘[おさだ・ひろし]
(詩人、1939〜2015) 詩集『一日の終わりの詩集』 あとがき 【 長田弘の名言 】
〈抜粋文全文〉
ことばのちからは、どれだけ沈黙をつつめるかで、どれだけ言い表せるかとはちがうだろう。 __ Link __ よろこびを書こうとして、かなしみを発見する。 かなしみを書こうとして、よろこびを発見する。 詩とよばれるのは、書くということの、そのような反作用に、本質的にささえられていることばなのだと思う。 __ Link __ 人生ということばが、切実なことばとして感受されるようになって思い知ったことは、瞬間でもない、永劫でもない、過去でもない、一日がひとの人生をきざむもっとも大切な時の単位だ、ということだった。 __ Link __
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