奴隷はその鎖を愛する。
ローマのことわざ
奴隷であることに慣れきった者は、自分を束縛する鎖の存在を愛おしく感じる。
もしその鎖がなくなれば、自分が何をすれば分からず、かえって途方に暮れてしまうのである。 長年奴隷の身で過ごしてきた者は、解放され自由を手に入れたら入れたで、今度は自分の生き方を自分で決められず、かえって途方に暮れてしまう。
そして結局、元の鎖につながれる生活を選んでしまう。 奴隷でいれば考えたり悩まずに済み、一応最低限の生活は保障されるからだ。 つまり、「奴隷根性」が身体に染みついてしまっている。
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