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過去に遡りトラウマと言い出せば
自分の責任が曖昧になります。 ある意味都合が良い。 岸見一郎［きしみ・いちろう］
（哲学者、1956〜） ダイヤモンドオンライン（2014年5月16日）宮台真司・神保哲生との鼎談記事：『トラウマを否定するアドラー心理学が今なぜ多くの人に求められているのか 』より ※トラウマやPTSDのような決定論を否定するのがアドラー心理学の考え方。
《関連》
「自分は変われない」という人に「それはなぜですか？」と問うと、「私は過去にこういうトラウマを負っているんです。 あなたと違って私が変われるわけがないじゃないですか」と自己を免責するんですね。 （宮台真司） 《関連》 過去に大きな出来事に遭遇した場合、その影響がまったくないとは言い切れません。 もちろんあるでしょう。 ただ、同じ出来事を経験したかたらといって、皆が同じようになるわけではない。 （岸見一郎）
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