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[ 名言 ]
仮りに我々〔人間〕が造り出されなかったとしても、それが我々にとって一体何の禍(わざわい)であろうか?
即ち、一旦生(うま)れ出て来たものは、甘い快楽が引き止めている限り、生命に止(とどま)りたがるに違いないからである。
ところが、生命への愛着を味(あじわ)ったことのない者、即ち生命を有する者の仲間に加ったことのない者は、生れ出なかったと云(い)うことは何の痛痒(つうよう)も感じないわけではないか。

[ 出典 ]
ルクレティウス
[ルクレチウス、ティトゥス・ルクレティウス・カルス]
(古代ローマの詩人・哲学者、前99頃〜前55)
『物の本質について』(樋口勝彦訳)

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