名言ナビ



[ 名言 ]
学ぶとは感受性をきたえるということだ。

[ 出典 ]
長田弘[おさだ・ひろし]
(詩人、1939〜2015)
詩集『黙されたことば』
詩「ボヘミアの空の下」

ページ内メニュー

[ 関連キーワード ]

[ テーマ別名言 ]

[ テーマ別今日の名言 ]

[ 全文・続き ]
〈全文〉
学校で学ばなかった。自分で学んだ。
試みて学んだ。耳を澄まして学んだ。
__ Link __
学ぶとは感受性をきたえるということだ。
__ Link __

貧しかったから、貧しさに学んだ。
__ Link __
足を棒にして歩いて、徒労に学んだ。
__ Link __
言葉が語らないものを語るすべを学んだ。

言葉であれば、どんな音楽にも学んだ。
音楽は呼吸だ。身体が宿すものだ。
ひとは音楽の民として生きているのだ。
__ Link __

ドヴォルジャークは気候に、和声を学んだ。
嵐に、湖の光に、森の静けさに学んだ。
自然を神のつくった音楽だと信じた。
__ Link __

私はボヘミアの田舎者なのだと言った。
朝早くから農作業をするように作曲をした。
毎日、午前に三時間。
午後に三時間。

空を見て、音楽がそこにあると信じた。
__ Link __
ドヴォルジャークは新しい真実を語らない。
新しい真実というものはないと知っていた。
__ Link __


[ ランダム名言 ]
1.

2.

3.

4.


5.

6.

7.

8.
( アシュリー )

9.
( 野村芳兵衛 )

10.