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優れたリーダーとは、優秀な才能によって人々を率いていくだけの人間ではない。
率いられていく人々に、自分たちがいなくては、と思わせることに成功した人でもある。 塩野七生［しおの・ななみ］
（女性作家・小説家、1937〜） 『ローマ人の物語〈2〉─ハンニバル戦記』 【 塩野七生の名言 】
「この人について行きたい」という受け身的な人が集まっただけでは、指示待ち族ばかりでは、たいした力にはならない。
「この人を支えたい」「この人に協力してあげたい」と自分から積極的に行動する意思のある人が集まってこそ、初めて大きな力となる。 そう思わせるには、リーダーの才能と人間的魅力と同時に弱点の存在が不可欠である。 何でもできる完璧な人間よりも、優秀な所とダメダメな所が混在しているアンバランスな人物だと、「この人は、自分たちがいないと（支えないと）駄目だ」という強い気持ちが生まれるからである。 《関連》
どんなに偉い人でも、短所があるからこそ人間味があるのではないか。 （サミュエル・スマイルズ） 《関連》 偉くなったら、バカになる修行をせよ。 （藤原銀次郎） 《関連》 人間臭さの大切さがわからない者は管理者としても経営者としても失格です。 そうした意味で企業人にはある程度スキがあったほうがいい。 一分のスキもない人間は企業の中では大成しません。 仕事にいくら厳し（以下略）（小林大祐）
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